里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「そら豆」

2022年06月10日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙 

そら豆は初夏を呼ぶ食物と言えるでしょうか。
少なくとも、昔は東京ではそう呼ばれていたとうろ覚えの記憶があります。
5月の大相撲夏場所を観ながら、そら豆を摘まむのが初夏の風物詩と確か聞いたような。
もっとも、大産地の鹿児島は真冬から出荷されるので、今は通用しないのかもしれません。
今年しばらくぶりでそら豆を作りました。当地方も昔からそら豆の産地になっています。
小生はそら豆は蚕豆と教わりましたが、今は空豆の方が一般的なのでしょうか。
蚕豆は莢の形が蚕の繭に似るところから付けられた当て字ですから、知らなければ分るはずもありません。
空豆はそのまま読めるので誰でも分りやすいことは間違いない。
しかし、莢が空を向いて着くので空豆というのは、後付けにすぎないと感じますが如何でしょう。



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