里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

菩提寺で世話人会

2023年07月03日 | 暮らし

我が家の菩提寺は浄土真宗本願寺派のお寺さんです。
世話人会があり、出席しました。
小生が準総代と言う亡父の肩書きをそのまま引き継ぎ、すでに28年の歳月が流れました。
当時、世話人の中では小生が一番の若輩でした。今は中ほどくらいでしょうか。
世話人会は年1回開催される檀徒代表の総会のようなものです。
同様の会は各お寺さんにありますが、会の呼び名は様々あるようです。
ここ3年ほどコロナ禍によって会の設営も以前とは大分違ったものになっていました。
コロナ禍前は、本堂で全員揃いお経を唱和し、その後会堂に移動して協議でした。
今年も、本堂と会堂に分かれマイクを通しての世話人会となりました。
正面が本堂。


こちらが会堂。


こちらは聖徳太子殿。


本堂内。


今年も全員でのお経の唱和はなく、ご住職の読経だけでした。
協議の内容は昨年度と今年度の行事や決算、予算などです。
昨年は地震の被害による改修工事の相談がありましたが、今年は比較的平穏。
今年度から新たに就任したご住職の披露を兼ねた法要の案件がありました。
これが世話人にとってはなかなか大変。
昨年すでに報告があったことで、前住職が85歳と高齢になられたことを機にご長男が継承し、同寺16世住職位となられました。
披露の法要は来春ですが、少々大がかりで、一言で言うと檀家さんに説明しお金集めをしないといけません。
また、協議終了後には檀家さん宛ての年会費徴収用のカップが配布されます。
当寺では維持費と言う名目です。この維持費徴収が世話人の一番の役目。
この世知辛い世の中、喜んでお金を出すような人間はそういません。
且つ世話人は一般檀徒より維持費が高く、準総代、総代とさらに高くなります。
本音は有り難くない役回りですが、これもささやかな地域奉仕と思い続けています。
これは境内にあるザクロの木。


我が家のザクロよりは大分若い。しかし、花は我が家のザクロよりはるかに多く、実も留まっていました。



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