里山悠々録

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ピーマンは収穫最盛続き支柱を最大限まで上げる

2023年09月23日 | 畑:果菜類

ピーマンは6月20日過ぎから穫り始めたのでほぼ3ヵ月。
品種は「京みどり」。
毎年心配になるエソ系ウイルスの発生はなく、収穫最盛が続いています。


株による強弱は見られるものの気にするほどでもありません。
枝が伸び通路に被さってきました。


誘引は中央の1本の支柱と廃材を利用した横パイプを上げていくだけの簡易な方法です。
横パイプは縦のパイプ支柱にフックバンドで止めています。


横パイプに枝が密着すると、誘引止めしなくとも枝は動きません。
ナスほどではありませんが、今年は枝の伸びが早い。
今回支柱を一挙に最大限まで上げることにしました。
フックバンドを完全には止めていないので、下から上に軽く叩くだけです。
これで最大限まで上がりました。


フックバンドは最後まで完全には止めなくとも問題なく持っています。
反対側の横パイプも上げました。

枝が立ち通路は楽に歩けるようになりました。

次は整枝。簡単な「ふところ枝」の整理です。
「ふところ枝」とは株の内側に向かって伸びている枝のこと。
ピーマンは花芽が着くごとに分枝するので放置すれば著しく混んできます。
そこで中心が透けて見える程度に枝を間引きます。
まだ辛うじて株を上からのぞき込むことができます。かなり茂っています。

株元が見えるように「ふところ枝」を整理しました。


一株でこの程度の間引き量になりました。


全て終了。これで光線が中まで入るようになり、果実も見やすくなります。

着果数が非常に多くなってきたため一つ一つの果実の肥大が鈍くなってきました。
「ふところ枝」を整理したので肥大にはかなりプラスになるでしょう。
9月になって雨の量が多くなり干ばつは解消。一時目立っていた尻腐れ果も殆どなくなりました。
追肥も効いてきたようです。
しばらく安定した収穫が続くでしょう。


ピーマンは分枝が多いので多少の枝折れなどは気にしないようにしています。
しかし、このあと枝が伸びて困るようなら対応策を考えます。



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