里山悠々録

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遅穫り用カボチャの誘引と整枝

2022年08月24日 | 畑:果菜類

遅穫り用カボチャの誘引と整枝をしました。
遅穫り用カボチャは抑制栽培とも言われます。貯蔵用カボチャとも。
遅穫り用カボチャは株間が狭いので親蔓1本仕立てにしています。端の1株だけが子蔓1本も残した2本仕立てです。


7月1日の直播き。
品種は「雪化粧」、1株だけ古種の「白爵」。
7月が天候不良だった割にはまずまずの樹勢で、近年では一番良さそうです。
空きスペースに蔓を誘引しました。できるかぎり蔓を伸ばしていきます。


元の方は葉が老化し、枯れが見えてきました。


本来なら1番果が10~15節くらいに着くのが理想ですが、全く着いていません。
そもそもこの位置には雌花が全く咲きませんでした。
気温が高く、雌花が出来なかったと思われます。この時期のカボチャの難しいところです。
それでも20節目くらいからいくつか着いています。


蜂が飛んでおり自然着果です。これが一番大きくなっています。


通常なら2番果に近い位置ですが、最初の果実なので1番果と呼んでおきます。
主枝から出るわき芽は全て搔くのが基本です。今回はこれくらい搔きました。


ただし、健全な葉を確保するため実の着いている節から出ているわき芽は残しました。邪魔にならない程度に伸ばしてから摘芯します。


これはその先に着いている2番果。


うまく留まるかは不確実ですが、わき芽を残しました。
これは1株だけの「白爵」。


「雪化粧」に比べると樹勢は弱いものの、着果しました。
これが20節目くらいに着いた1番果。同様にわき芽を伸ばしました。


これが2番果。やはりわき芽を伸ばし葉を確保。うまく着果するか。


「雪化粧」も「白爵」も貯蔵性の高い白皮系ですが、「白爵」はほぼ純白。
この時期は色合いは殆ど変わりません。
遅穫り用のカボチャは一昨年はゼロ、昨年は僅か3個と不作続き。今年は少なくとも数個は確保できそうな気配。
普通栽培の九重栗カボチャの1番果は数日前までに全て穫り終えました。


間もなく九重栗カボチャの2番果を穫るようになります。



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