里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

中晩生ハクサイの種播き

2023年08月29日 | 畑:葉菜類

中晩生ハクサイの種播きをしました。ほぼ予定通り。
直播きです。
2週間ほど前に苦土石灰を全面に、畝になる位置に緩効性肥料を幅40㎝くらいに施用し耕耘しています。
種播き前に再度ロータリー耕耘しました。
帯状全層施肥した中央位置に目印線を付けます。


畝立てにはいつも管理機を用いるのですが、今回は鍬のみで。
気温が高く乾燥しているため畝は少しだけ盛ります。平畝に近い状態です。


例年は粘土質でごろ土になりやすいのですが、今年は乾いているためその点はやりやすい。
ドリンク瓶を使って播き穴を付けます。


品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」。


85日タイプのつもりでしたが、馴染みの店になく今年も80日タイプになりました。
黄芯系の品種であまり大きな違いはないだろうとは思います。
畝間80㎝、株間は中晩生品種としては少々狭い30㎝。


毎年大きくなりすぎる傾向にあるので株間は敢えて狭くしています。
1カ所に指で一つまみ、7、8粒播きます。多めに播いて数本確実に発芽させるようにします。


鍬で覆土し、軽く鎮圧。
播き壺の脇の土を、鍬を使って覆土するのが小生流のやり方です。


今年は土の状態が良く作業はやりやすい。


さらに、おがくずを掛けます。


これで、乾燥や雨に叩かれて土が固まるのを和らげます。
今年は高温乾燥甚だしく、しっかり灌水しないといけません。
ただ、灌水で湿った後に高温になるため、それで土が固まりやすい。


品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。
発芽はまずまず。1回目の間引きを行い3本立てくらいになっています。
灌水と少々の降雨の後、干ばつ状態になり土が割れています。