里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬囲いしたニンジンを全て掘り出す

2023年03月25日 | 畑:根菜類

畑に冬囲いしたニンジンを全て掘り出しました。
冬囲いしているニンジンは8月9日に播いたもので、2/3くらいを12月下旬に囲いました。
品種は黒田5寸陽彩。これがその時のもの。


残りは畑に置いたままにしましたが、冬季とはいえ畑にあれば自然に生長します。
放置すれば裂根するため1月下旬に全て収穫し取り込みました。
これがその時のもので葉付き、泥付きのままビニール袋に入れ作業場の中で保管。


必要な都度取り出し、1ヵ月以上何の問題もなく食しました。
これが畑に冬囲いしている今のニンジン。


これまで取り出したのは3回ほど。
さすがに冬囲いした当時の茎葉は枯れ、一見何が埋まっているのか判別は出来ないでしょう。


大寒後、酷寒の状況が続いたのとは打って変わり3月に入ってからは総じて気温が高い。
寒冷地では春が遅い分冬囲いを長くできるのが利点ですが、これでは根が動き出してしまいます。
そこで助っ人の応援を得て、全て掘り出しました。
藁を除くと容易に取り出せます。これで半分くらい。


但し、葉は大部分枯れているので葉を掴んで引き出すことは出来ませんでした。
これでほぼ掘り出しました。


ざっと100本以上はあるでしょう。
やはりひげ根が動き出しています。
茎葉は全て根元で切り、泥付きのまま袋に詰め取り込みました。


詰め込みすぎるのもよくないので、3つの袋に入れ作業場の一番気温の上がりにくい所で保管します。


揃いはイマイチながら使えなくなっているニンジンは全くありませんでした。


秋ニンジン、冬ニンジンとも豊作で、この時期としては例年になく多く残っています。
葉を落とし埋め込み冬囲いしたダイコンもまだ手つかずです。