里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

田んぼの仕事は水路の掃除から

2023年03月27日 | 田んぼ

先週から水路の掃除を始めました。
当地も日々気温が上がり、春めいた日差しになっています。
田んぼの仕事も動き出す時期になってきました、
そもそも幹線道路の側溝、法面などは自治体の管理下にあるものですが、田舎では集落ぐるみで時折一斉に刈り払いや清掃を行うのが普通です。
しかし、日常の管理は近くの田んぼの持ち主が行うのが暗黙の了解事項なのです。
早めにやっておかないと、忙しくなってからでは余裕がなくなります。
コンクリートの側溝も風雨で次第に土砂やゴミが溜まってきます。


これを払わないと浅くなり、大雨が降れば水が溢れ出します。


昨年は大雨が少なく、例年よりは土砂の流れ込みは少ないようです。
それでも、2019年の台風19号で法面が崩れたところは未だ土砂が溜まりやすい。
里山では落ち葉が溜まるのは避けられません。


落ち葉は風が吹くと溝に集まって堆積するので掃除は必須。綺麗になりました。


所々に設置されているマスも掃除します。


ここにはゴミや土砂が溜まりやすい。


ポイ捨てのゴミもあります。ただ、常に綺麗にしておくことがポイ捨ての抑制にも繋がります。
道路側はコンクリート側溝が主ですが、山側は土側溝です。
土側溝は大雨がなくても自然に土が崩れ浅くなってきます。泥上げが欠かせません。


山側は落ち葉もより多く集まって堆積し、流れが悪くなります。


これで流れが良くなるでしょう。


作業をしていて土手の崩落しそうな所を見つけました。


以前に、補修はすでに行っていましたが見逃したようです。
忘れないうちにと直ちに補修しました。


これらの作業はならば避けて通りたいところながら放置すれば必ず後にしっぺ返しが来ます。
大事になる前に手当てすることが肝要です。里山の田んぼは手が掛かりますが、やむを得ません。