里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

九重栗カボチャの2番果を纏めて穫る

2022年09月05日 | 畑:果菜類

完熟したカボチャの2番果を纏めて収穫しました。
品種は九重栗EX。
播く時は株間45㎝の1カ所1粒蒔き。4月28日に我流の省力直播きしたもの。
今年は、株を間引いて親蔓と子蔓1本の2本仕立てにしています。
伸ばした主枝のわき芽は全て掻くのが基本で、最終盤は半放任。
出だしは遅れていましたが、8月は気温が高くすっかり挽回したようです。
主枝は長さは10メートルくらいに達したところで摘芯しました。


雑草も伸び、うどん粉も出てきましたが、ここまでくれば影響はないでしょう。
人工授粉は1番果を若干した程度。蜂が飛んでおり、2番果はほとんど自然着果です。


1番果は8月中旬までに全て穫り終えました。8月末から2番果も穫り始めています。
株元から4mくらいの辺りに2番果が着果しています。


今年の2番果は良く留まりました。
2番果は味が落ちると言われることもありますが、そんなことはありません。
まずいのはうら成りの未熟果を穫るからで、葉が十分あり完熟果なら美味しいカボチャになります。、
開花してから45日以上経過を目安にしています。


軸には多数のひび割れが出て褐色に変色しています。完熟に達している印です。


ここでまとめて収穫しました。大半2~3㎏です。


この辺りが3番果で、株元から6、7mの位置です。


今年は3番果の着果も良い。


すでに軸がかなりひび割れ変色してきました。あと半月で収穫期に達します。


今回収穫したカボチャの一つ。2㎏強の中程度のカボチャです。


試しに切ってみました。九重栗カボチャの典型的なハート型。
濃い黄色でオレンジに近く、完熟です。


九重栗カボチャは強粉質の栗カボチャです。当地方では粘質のカボチャは好まれません。
カボチャは追熟することで甘味が増しますが、完熟果では短くて十分。
1ヵ月以上ともなるとホクホク感は次第に低下していきます。
こちらは、7月1日に直播きした遅穫り用のカボチャ。


品種は「雪化粧」、他に1株だけ古種の「白爵」。


まずまずの生育で、今年はそれなりの収穫が望めそうです。