トウモロコシは2回に播いています。これが1回目に播いたトウモロコシ。

4月24日に我流の省力直播きをしました。伸びてきたので間引きし、土入れを行います。
品種は「ゴールドラッシュ」。
畝間は1mと広くし、株間は30㎝。
畝間は1mと広くし、株間は30㎝。

当地の直播きの適期は地温が上がってくる5月半ば以降です。
老朽化したパイプハウスを解体する前は、早穫り用に苗を仕立てて5月半ば過ぎに植付けていました。
老朽化したパイプハウスを解体する前は、早穫り用に苗を仕立てて5月半ば過ぎに植付けていました。
パイプハウスを解体後に早播きするためやり始めたのが我流の直播き法です。
1カ所3粒播き。発芽した後にマルチ穴を広げ、葉を外に出してやります。
2本以上発芽すればベスト、少なくとも1本は発芽して欲しいところです。
結果、種播き後数日気温が高い傾向にあり発芽は極めて良好。欠株はありません。
しかも1本だけの発芽は1株のみ。100%近くが2本以上発芽しました。
70%程度を見込んでいるので想定を遙かに超える発芽率でした。
気温が高めで雨も適度に降るため生育も順調。現在本葉5、6枚といったところ。

3本とも発芽しているのが7、8割と非常に高く、例年の倍くらいに達しています。
3本発芽しているものは2本に間引きます。

傷めないよう引き抜かずに鋏で根元からちょん切ります。

通常は大きなトウモロコシを穫るため1本立てにするのが普通です。
小生はほどほどの中型のトウモロコシを本数多く穫るのが目標です。
茹でやすく、高齢者や子供にはあまり大きくない方が扱いやすい。
そのため、畝間を広くして2本立てにしています。この後は土入れを行います。
細身の移植ベラで根元に周りの土を寄せてやることを土入れと言っています。
細身の移植ベラで根元に周りの土を寄せてやることを土入れと言っています。

最後までマルチを取らず土寄せをしないので不定根を増やすようにとやっていますが、効果のほどは分かりません。


収穫は7月下旬。7月25日くらいを目安にしていますが、気温次第で変わってきます。昨年は早まりました。
続いて2回目の種播きをしました。これがメインでお盆用です。
一昨年、昨年と気温が異常に高く生育が進み、お盆の時にはあらかた終わってしまいました。
品種は同じく「ゴールドラッシュ」。
しかし、気候の予測は困難なので標準通り播くしかないようです。
ほぼ適期になっているのでマルチに丸形の播き穴を開け播くのが普通ですが、やはり小生流で播きます。
我流の直播き法は指で直接マルチに穴を開け、種をそのまま土に押し込みます。

穴は小さく、種は少し離し適度に覆土。マルチポリは出来るだけ元の形に戻すと言うもの。温度と水分保持が目的です。

発芽したら播き穴を大きくし、外に出してやります。
これでメインのトウモロコシの種播きは終了です。

この品種は種播き後83、4日が収穫の標準です。しかし、当地の気象条件を考え従来は若干早めに播いていました。
近年気温は高めに経過しているため標準日数どおり逆算して播いていますが、今年はどうでしょう。