10日ほど前から春播きした縮み雪菜を穫っています。
そもそもは縮み雪菜は晩秋から冬場に収穫するため作っています。
さらに今春は取り残したものを茎立ち菜として沢山収穫しました。
従来の春播きの菜類は主に小松菜などを作っていました。縮み雪菜を作るようになったのは近年です。
縮み雪菜の方が食感が良く旨味があり美味しい。ターサイも作っていましたが今は縮み雪菜に一本化。
4月5日にバラ播きしました。
種播き後に不織布をべた掛け。幅広の不織布なので大きくなっても問題ありません。

ごろ土の悪条件だったため50%くらいの発芽率のつもりで播いたものが殆ど発芽しました。
その後の生育も順調。但し、発芽直後にかなりの低温に遭遇したことから花芽の出来る心配がありました。

50%の発芽くらいなら間引きしなくとも良かったのですが、一度数㎝間隔に間引きしています。

その後早めに間引きを兼ねて穫り始め、株間10~15㎝間隔になったところで一方向から収穫するつもりでした。
ところが、スタートが遅れた上、穫る方のスピードが追いつかなくなってしまいました。

縮み雪菜はターサイの変異株から育成されたと言われていますが、ターサイと比べても生育が早いようです。

縮み雪菜は厳寒期には細かい縮みが沢山出るのが特徴です。
さすがに今時はそれほどにはならないものの多くの細かい皺が見られます。

今の時期の縮み雪菜は葉色が明るく艶があります。
こんなに混んでいなければもっとしっかりした姿になっていたはずです。

茎が伸び始まったので、何れ花芽が見えてきそうです。
数株穫ってみました。

2株だけにしてみるとすっかり徒長してしまったのがありあり。

残念ながら失敗作でしたが、栄養価は高いのでできるだけ沢山穫るよう助っ人にも促します。