春まき長ネギの種播きをしました。
老朽化したハウスを解体してからは露地で育苗しています。
長ネギを早くから穫ろうと思えば早く播く必要がありますが、当地では通常の露地は4月半ば頃です。
トンネルで半月ほど早めの種播きをするというわけです。3月半ばに播いたこともありますが、今は無理はしません。
苗床を作る場所には1ヵ月ほど前に苦土石灰、有機肥料、化成肥料を施し十分に耕耘しています。
種播き前に管理機の逆転ローターで耕耘を兼ね畝を盛ります。
種播き前に管理機の逆転ローターで耕耘を兼ね畝を盛ります。

鍬でならしかまぼこ形のベットに仕上げます。

ベットに数㎝間隔の浅い播き溝を付けます。

品種はタキイ種苗のホワイトスター。揃いが良く美味しいので、近年は専らこの品種です。

小生多くはばら播きですが、さすがにネギ苗はすじ播きです。
黒いゴマのような種です。

これでは分りにくいでしょう。確かに播いています。

基本間引きはしないのでごく薄播きにします。
指で播き溝を埋めるようにして覆土するのが小生流。

鍬で軽く鎮圧。

籾殻くん炭を土が見えなくなる程度に掛け、乾燥と土が固まるのを抑えます。

少し早い種播きなのでくん炭で地温を上げ酸性の改良も多少期待。
やや乾燥気味なのでたっぷりと灌水。
やや乾燥気味なのでたっぷりと灌水。

トンネル支柱をし、0.03㎜のポリを掛けます。

トンネルのポリは、昨年の水稲のプール育苗に使ったものの再利用。
今はポットやトレーの利用が多くなっていると思いますが、小生は未だ昔ながらの育苗です。
ハウスと違って発芽までが不安定になりがち。上手くいくでしょうか。