私の直結釣りの課題はたくさんありますが、その中でも当面の課題が取込みの滑り防止と竿の選択です。
年齢的には直結釣りをバリバリやる年ではありませんが、スルメちゃんを楽しむには直結釣りは不可欠です。
釣果(数)も大事なのですが、多点掛けの重量感を感じながら手繰る爽快感があるからです。
そんな爽快感を味わい、悔いを残さない釣りをするには、滑らない手繰りが文字通り不可欠になります。
基本通りの手繰りの方法(勿論ですが、私の習ったという意味です)は、ゴムの指サックを人差指と中指(or薬指)にはめ、中指を少し上げた状態で仕掛けを挟み入れ、中指を戻し親指の腹と中指の腹で仕掛けを押えるというやり方です。
これは、以前にも書いたように12号程度のラインの太さですと指の根元に滑ってくることがあり、逆に押さえが効かない状態になっていたりしました。(手釣り用の20~24号ですとほとんど問題ないのですが・・・)
そこで去年、我がT丸船内会議でモニターとなったわけですが、大多数が素手もしくはサックでも指の腹と腹で押えるという、いわゆるワイルド派が大多数だったのです。
ところが、人並み以上にスレンダーで美しい(?)私の手には、このワイルドな手繰りは馴染まず、ゴム手袋やシリコン指サックなどを探したり、自然に優しい(ヌルヌル取りの)洗剤を探したりしたのでした。
しかしながら、「これだっ!」は登場せず、結論的に窮屈めのゴム手が一番かな、なんて思っていました。
そんな時に、やっぱり答えを出してくれるのが軍団長のAさんです。
26日の剣崎への途中、私から勝手に緊急ミーティングを召集します。
私、Aさん、そして仲乗りMさんの3人で、ミヨシのトイレ付近でのミーティングです。
私「Aさん、どうしても私の習った手繰りでは二桁乗ると滑ることがあるんだけど・・・」
(私が習った手繰りを説明)
M「ゴム手が一番楽じゃない?」
私「確かに(ゴム手は)ヌルヌルはすぐ取れるけど、ただ押えはビシッとくる感じじゃないんだよね」
A「自分は、釣具のHから教わった方法でやってますが、やってみます?」
私「えっ、Wさん(副軍団長)なんかと一緒じゃないの?」
A「ええ、実は違うんですよ」
私「ええっ、そうなの?やる、やる!何?」
A「こう手を入れていくんですよ」
(左手の甲を上にして、親指と人差指をやや開いた状態で、仕掛けラインを滑らせながら挟む)
A「そうすると、自然に糸が人差指と中指あたりに乗っかるんで、そのまま薬指と中指で挟み、親指でも押さえ込んだまま手前に少し返すようにすると、普通の乗りは大丈夫です」
(「へぇー、こうね」真似をするが、何か心もとない感じもしたりする)
A「実際に重さがないと実感がないから・・・」
(仕掛けのオモリの上1mほどで、再度実演するとその通りに)
私「これで大丈夫なの?」
A「一桁は問題ないですよ。二桁になって厳しかったら、一回指に巻きつけると大丈夫ですよ」
M「Hって、確か漁師あがりだったよね?」
A「そうみたいですよ」
私「確かに、意外とシッカリくるね」」
(オモリを引いてみるが、サック無しでもシッカリ止まっている)
A「これだと、左手一本でも楽に烏賊を飛ばせるんですよ」
-続く-
年齢的には直結釣りをバリバリやる年ではありませんが、スルメちゃんを楽しむには直結釣りは不可欠です。
釣果(数)も大事なのですが、多点掛けの重量感を感じながら手繰る爽快感があるからです。
そんな爽快感を味わい、悔いを残さない釣りをするには、滑らない手繰りが文字通り不可欠になります。
基本通りの手繰りの方法(勿論ですが、私の習ったという意味です)は、ゴムの指サックを人差指と中指(or薬指)にはめ、中指を少し上げた状態で仕掛けを挟み入れ、中指を戻し親指の腹と中指の腹で仕掛けを押えるというやり方です。
これは、以前にも書いたように12号程度のラインの太さですと指の根元に滑ってくることがあり、逆に押さえが効かない状態になっていたりしました。(手釣り用の20~24号ですとほとんど問題ないのですが・・・)
そこで去年、我がT丸船内会議でモニターとなったわけですが、大多数が素手もしくはサックでも指の腹と腹で押えるという、いわゆるワイルド派が大多数だったのです。
ところが、人並み以上にスレンダーで美しい(?)私の手には、このワイルドな手繰りは馴染まず、ゴム手袋やシリコン指サックなどを探したり、自然に優しい(ヌルヌル取りの)洗剤を探したりしたのでした。
しかしながら、「これだっ!」は登場せず、結論的に窮屈めのゴム手が一番かな、なんて思っていました。
そんな時に、やっぱり答えを出してくれるのが軍団長のAさんです。
26日の剣崎への途中、私から勝手に緊急ミーティングを召集します。
私、Aさん、そして仲乗りMさんの3人で、ミヨシのトイレ付近でのミーティングです。
私「Aさん、どうしても私の習った手繰りでは二桁乗ると滑ることがあるんだけど・・・」
(私が習った手繰りを説明)
M「ゴム手が一番楽じゃない?」
私「確かに(ゴム手は)ヌルヌルはすぐ取れるけど、ただ押えはビシッとくる感じじゃないんだよね」
A「自分は、釣具のHから教わった方法でやってますが、やってみます?」
私「えっ、Wさん(副軍団長)なんかと一緒じゃないの?」
A「ええ、実は違うんですよ」
私「ええっ、そうなの?やる、やる!何?」
A「こう手を入れていくんですよ」
(左手の甲を上にして、親指と人差指をやや開いた状態で、仕掛けラインを滑らせながら挟む)
A「そうすると、自然に糸が人差指と中指あたりに乗っかるんで、そのまま薬指と中指で挟み、親指でも押さえ込んだまま手前に少し返すようにすると、普通の乗りは大丈夫です」
(「へぇー、こうね」真似をするが、何か心もとない感じもしたりする)
A「実際に重さがないと実感がないから・・・」
(仕掛けのオモリの上1mほどで、再度実演するとその通りに)
私「これで大丈夫なの?」
A「一桁は問題ないですよ。二桁になって厳しかったら、一回指に巻きつけると大丈夫ですよ」
M「Hって、確か漁師あがりだったよね?」
A「そうみたいですよ」
私「確かに、意外とシッカリくるね」」
(オモリを引いてみるが、サック無しでもシッカリ止まっている)
A「これだと、左手一本でも楽に烏賊を飛ばせるんですよ」
-続く-
ヌルヌルは僕の場合、リョービの「つり人」という洗剤を使っています。
自然分解してくれるので、環境にもやさしく、コンパウンドみたいな物が配合してありますので、とてもすっきりしますよ。
ただ、リョービは釣り部門撤退して、上州屋に譲渡していますので、上州屋でしか取扱がないかもしれません。
今度、買って見ます。
手繰りは長ったらしく書きましたが、ご理解いただけましたか?
本当に気持ち良く手繰れました。
僕も手は女の子に負けるくらい小さく、もちろん指サックは緑。
仕掛けのさばき方を模索していたのでありがたく実践してみます。
つり人は本当に重宝していますよ。
クーラー等を洗っても臭いが消えますし、
大きいボトル(500mlくらい)でも600円くらいで安いですしね。