■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ MusicMakerのオーディオトラックの機能とエラスティックピッチチューン

2012年03月29日 | ○ Software




 AHSの 【 MUSIC MAKERシリーズ 】 が便利と書きましたが、
オーディオ部分はかなり融通が利きます。

 このソフトでは、


 □ ピッチシフト
 □ ストレッチ
 □ エラスティックピッチチューン


が利用できるのですがこのコトについて書こうかなと思います。

ます、トラック上での操作ですが、テンキーでピッチ調整が可能
となっています。


 [+] : ピッチ上昇
 [-] : ピッチ下降


と言う操作になっていて上下にそれぞれ1オクターブづつ変化を
与えることが可能です。


□ ピッチシフト



 トラック上に配置したフレーズを選択して、テンキーを押す
とトラック下部の【 PS 】の部分が変化します。コレは、


 【 PlayStation 】

の略で...。


 チガウジャナイカ!(>▽<)~~~>)'P・).:’グハァ...


ではなく、ピッチシフトの略で音階を一つづつ上げることがで
きます。このソフトでは12音階(通常はそうなっています。)
なので12段階に変化します。

 音階と言うと


【 (ー▽ー) ♪~ サ~デ~エ~フォ~ゴ~ア~ボ~ 】 
 

 ドコノオンカイダ!(>▽<)==●)'P・),;' フタタビ、グハァ...



ではなく、ドレミファソラシ の8つで9つ目にオクターブが上
がるような気がするかもしれませんが(五線譜でコードがCだ
とそんな感じですよね。)ピアノには黒い鍵盤もあります。

 流石に黒鍵全部排除した


 【 驚きの白さのピアノ 】('▽')アレガ、レンポウノ...


なんて使いにくいものはこの世にありませんからそんな感じ
です。実際には、


□ 12音階



と言う風に12音で成り立っています。

 つまり、上下にこれだけ分いどうできる訳です。ちなみに、
このピッチシフトですが、


 【 読み込んだオーディオファイル全体が上下に
   1音階づつ変化する 】
 

ので、キーが変わる感じかと思います。カラオケのキーの変
更に近いかなと...。

 そして、このソフトでは読み込んだオーディオのストレッ
チが可能です。この幅ですが、


 【 50%~200%まで変化可能 】


となっています。単純に言うと、四分音符を二分音符や八分
音符に出来る感じです。

 トラック上ではドラッグでコントロールできるので非常に
簡単です。

 
□ ストレッチ



 つまり、ここまでの状態で


 ■ 読み込んだオーディオファイルの音階を上下1オク
   ターブづつ変化させることが可能

 ■ 読み込んだオーディオの長さをピッチの変化なし
   で50%~200%まで伸縮可能と言うことになります。


つまり、音符の長さと音階変化させることが上下1オクタ
ーブ以内で可能と言うことになります。

 この範囲ですが、楽器とかの音域とかに近いんじゃな
いかなと思います。楽器と言っても、ギターとかピアノ
は別格(ベースもですね。)で、アレはデタラメに音域
が広いですから(フルの鍵盤のピアノってオーケストラ
の音域を全部包含しています。)アレと比較すると別物
なんですが、2オクターブもあると結構音の変化を入れる
ことも可能です。

 また、このソフトの最大のウリである、


 ■ エラスティックピッチチューン



ですが、コレが物凄い機能を持っています。まず、音域
ですが、


 【 C1~C12まで 】


とありえないほど広いんです。そして、画像では何の音
か和歌習いですが、これはサウンドファイルで


 【 こんにちは! 】


と言うのを 【 ゆっくりさん 】 に喋ってもらった
のをエラスティックピッチチューンで解析して表示した
モノです。そう、見てもらうと解りますが、音の下がる
部分で二分されています。

 このブロックですが、実はコレがボカロとかMIDIシー
ケンサソフトで使うノートに相当します。


 ■ VOCALOID Editor



 ■ Utau 



と言うか、この二つは、歌詞のコントロールまで可能
なので、単純なピッチシフター別物なんですが、この
手の機能と連携させるとより、綺麗に歌ってもらえる
ようになります。(連携で、ただでさえ天使のミクた
んがより天使過ぎることになります。w)

 と言うか、このブロックをMIDIのノートみたいに使
える上にC1-C12までの任意のところに配置できると言
うことは、かなり声が変化するともいえます。と言う
よりも

音の種類も変わるのでいろんな使い方があると言えま
す。  

 ピッチですが、塊を上下に動かすことで全体的変化
を与えることも可能なんですが、オレンジのラインが
入ってるのが見えると思います。アレがボカロで言う
トコロの


 【 PIT : ピッチベンド 】


の項目に相当します。ボカロの場合、ピッチベンドセ
ンスで振れ幅を変更する(便利ですよね。つまり揺ら
ぎを入れる場合に、ノートだと塊で動いちゃうので、
ノートの範囲内でビブラートとか以外の音の揺らぎを
作れます。ボカロ恐るべしです...。w)ことが可能
なんですが、アレと同じような機能です。ただ、こっ
ちはピアノロールに表示されてるので、音域がわかる
感じですね。(この手の表示ができたら便利っぽいな
ぁと本気で思います。)

 なので、時系列による音階の変化が視覚的に理解で
き、ノート上で表示されているのでそれのコントロー
ルもしやすいと言う訳です。MAGIXさんのこのGUIは秀
逸だなぁと思います。

 そして、編集機能として、この塊ですが、


 【 分割が可能 】


です。なので、部分的に特定の音階からかけ離れた
音階に配置するとかも可能です。

 そして、この画面内で


 ■ キーの変更
 ■ ハーモナイザーの利用


が可能です。キーの場合、音階にばらつきがないと
変化は得られないのですが、マイナーコードとかに
もまとめて一気に変更可能なので、物凄く便利です。

 そしてハーモナイザーです。

 ■ ハーモナイザー



ハーモナイザーと言うのは、和音を作るモノだった
りします。なので、

 135とかの選択があります。これは、10進数の

 【 百三十五 】


ではなく、キーを1とした時に、3度と5度の音と一
緒に鳴らしますよと言うことです。キーがCだとす
ると


 【 C,E,G 】 


となり、


 【 ( 'Д') ♪~ デムス~ 】



デムスッテ、ナンヤ~!(>▽<)つ=●)'p・),;'グハァ


ではなく、ドミソになります。ちなみに、このモー
ドでは、7度の音まで入るコードも作れます。

 つまり、コーラスとかで和音になってるのを作り
たい場合にキーさえあればどうにかなると言う恐る
べしシロモノだったりします。そう、脅威の効率化
です。w

 
 これはオーディオ機能なんですが、DAWと言うの
はMIDIも使えるので、フツーにWINDOWSでは実装さ
れている 【 Microsoft GS 】 とかも使えます
しVSTiの音源も使えます。(そう言えば、スタイン
バーグの古いプラグインが無償提供されていますね。)

 オーディオの部分だけですが、結構いろいろ出来
る感じですね。





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