AHSの 【 MUSIC MAKERシリーズ 】 が便利と書きましたが、
オーディオ部分はかなり融通が利きます。
このソフトでは、
□ ピッチシフト
□ ストレッチ
□ エラスティックピッチチューン
が利用できるのですがこのコトについて書こうかなと思います。
ます、トラック上での操作ですが、テンキーでピッチ調整が可能
となっています。
[+] : ピッチ上昇
[-] : ピッチ下降
と言う操作になっていて上下にそれぞれ1オクターブづつ変化を
与えることが可能です。
□ ピッチシフト
トラック上に配置したフレーズを選択して、テンキーを押す
とトラック下部の【 PS 】の部分が変化します。コレは、
【 PlayStation 】
の略で...。
チガウジャナイカ!(>▽<)~~~>)'P・).:’グハァ...
ではなく、ピッチシフトの略で音階を一つづつ上げることがで
きます。このソフトでは12音階(通常はそうなっています。)
なので12段階に変化します。
音階と言うと
【 (ー▽ー) ♪~ サ~デ~エ~フォ~ゴ~ア~ボ~ 】
ドコノオンカイダ!(>▽<)==●)'P・),;' フタタビ、グハァ...
ではなく、ドレミファソラシ の8つで9つ目にオクターブが上
がるような気がするかもしれませんが(五線譜でコードがCだ
とそんな感じですよね。)ピアノには黒い鍵盤もあります。
流石に黒鍵全部排除した
【 驚きの白さのピアノ 】('▽')アレガ、レンポウノ...
なんて使いにくいものはこの世にありませんからそんな感じ
です。実際には、
□ 12音階
と言う風に12音で成り立っています。
つまり、上下にこれだけ分いどうできる訳です。ちなみに、
このピッチシフトですが、
【 読み込んだオーディオファイル全体が上下に
1音階づつ変化する 】
ので、キーが変わる感じかと思います。カラオケのキーの変
更に近いかなと...。
そして、このソフトでは読み込んだオーディオのストレッ
チが可能です。この幅ですが、
【 50%~200%まで変化可能 】
となっています。単純に言うと、四分音符を二分音符や八分
音符に出来る感じです。
トラック上ではドラッグでコントロールできるので非常に
簡単です。
□ ストレッチ
つまり、ここまでの状態で
■ 読み込んだオーディオファイルの音階を上下1オク
ターブづつ変化させることが可能
■ 読み込んだオーディオの長さをピッチの変化なし
で50%~200%まで伸縮可能と言うことになります。
つまり、音符の長さと音階変化させることが上下1オクタ
ーブ以内で可能と言うことになります。
この範囲ですが、楽器とかの音域とかに近いんじゃな
いかなと思います。楽器と言っても、ギターとかピアノ
は別格(ベースもですね。)で、アレはデタラメに音域
が広いですから(フルの鍵盤のピアノってオーケストラ
の音域を全部包含しています。)アレと比較すると別物
なんですが、2オクターブもあると結構音の変化を入れる
ことも可能です。
また、このソフトの最大のウリである、
■ エラスティックピッチチューン
ですが、コレが物凄い機能を持っています。まず、音域
ですが、
【 C1~C12まで 】
とありえないほど広いんです。そして、画像では何の音
か和歌習いですが、これはサウンドファイルで
【 こんにちは! 】
と言うのを 【 ゆっくりさん 】 に喋ってもらった
のをエラスティックピッチチューンで解析して表示した
モノです。そう、見てもらうと解りますが、音の下がる
部分で二分されています。
このブロックですが、実はコレがボカロとかMIDIシー
ケンサソフトで使うノートに相当します。
■ VOCALOID Editor
■ Utau
と言うか、この二つは、歌詞のコントロールまで可能
なので、単純なピッチシフター別物なんですが、この
手の機能と連携させるとより、綺麗に歌ってもらえる
ようになります。(連携で、ただでさえ天使のミクた
んがより天使過ぎることになります。w)
と言うか、このブロックをMIDIのノートみたいに使
える上にC1-C12までの任意のところに配置できると言
うことは、かなり声が変化するともいえます。と言う
よりも
音の種類も変わるのでいろんな使い方があると言えま
す。
ピッチですが、塊を上下に動かすことで全体的変化
を与えることも可能なんですが、オレンジのラインが
入ってるのが見えると思います。アレがボカロで言う
トコロの
【 PIT : ピッチベンド 】
の項目に相当します。ボカロの場合、ピッチベンドセ
ンスで振れ幅を変更する(便利ですよね。つまり揺ら
ぎを入れる場合に、ノートだと塊で動いちゃうので、
ノートの範囲内でビブラートとか以外の音の揺らぎを
作れます。ボカロ恐るべしです...。w)ことが可能
なんですが、アレと同じような機能です。ただ、こっ
ちはピアノロールに表示されてるので、音域がわかる
感じですね。(この手の表示ができたら便利っぽいな
ぁと本気で思います。)
なので、時系列による音階の変化が視覚的に理解で
き、ノート上で表示されているのでそれのコントロー
ルもしやすいと言う訳です。MAGIXさんのこのGUIは秀
逸だなぁと思います。
そして、編集機能として、この塊ですが、
【 分割が可能 】
です。なので、部分的に特定の音階からかけ離れた
音階に配置するとかも可能です。
そして、この画面内で
■ キーの変更
■ ハーモナイザーの利用
が可能です。キーの場合、音階にばらつきがないと
変化は得られないのですが、マイナーコードとかに
もまとめて一気に変更可能なので、物凄く便利です。
そしてハーモナイザーです。
■ ハーモナイザー
ハーモナイザーと言うのは、和音を作るモノだった
りします。なので、
135とかの選択があります。これは、10進数の
【 百三十五 】
ではなく、キーを1とした時に、3度と5度の音と一
緒に鳴らしますよと言うことです。キーがCだとす
ると
【 C,E,G 】
となり、
【 ( 'Д') ♪~ デムス~ 】
デムスッテ、ナンヤ~!(>▽<)つ=●)'p・),;'グハァ
ではなく、ドミソになります。ちなみに、このモー
ドでは、7度の音まで入るコードも作れます。
つまり、コーラスとかで和音になってるのを作り
たい場合にキーさえあればどうにかなると言う恐る
べしシロモノだったりします。そう、脅威の効率化
です。w
これはオーディオ機能なんですが、DAWと言うの
はMIDIも使えるので、フツーにWINDOWSでは実装さ
れている 【 Microsoft GS 】 とかも使えます
しVSTiの音源も使えます。(そう言えば、スタイン
バーグの古いプラグインが無償提供されていますね。)
オーディオの部分だけですが、結構いろいろ出来
る感じですね。
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