クロスプラットフォームで結構便利なツールと言う野が存在していま すが、作曲ソフトにも便利なツールが存在しています。 先日紹介した 【 海洋バーバリアン 】 ではなく、 ■ TuxGuitter http://tuxguitar12.softonic.jp/ はギターやベースのパートが作りやすいソフトだったのですが、 ■ MuseScore http://musescore.org/ja はパーカッションなどのパートが譜面で作れるソフトだったりします。 つまり、MuseScoreはドラム譜が書けるソフトで、他の五線譜のパ ートも大丈夫なモノだったりします。 TuxGuitterですが、書面とMIDIだけなんですが、MuseScoreのほ うは、それ以外にも、画像(SVGやPNGでも出力可能です。)やオーディオ での出力が可能だったりします。 この二つのソフトですが、mid形式でのdataのやりとりができるので ■ Tuxguitterで譜面を作成し独自形式で保存後、midiで エクスポート ■ MuseScoreでそのmidiを取り込み ■ sfを当ててウェット成分などを調整してオーディオ化 とやると、波形編集ソフトやDAWで扱っても軽いオーディオ形式になる ので、処理が軽い状態でミックスダウンが可能になります。 MIDIと言うのはMicrosoft GSのように軽いモノだといいのですが このMuseScoreはそれよりも音質のいい【 SoundFont 】が使われ ています。なので、流石にデフォルトで入っているMIDIの音色と比較す ると、重たくなる訳です。 とりあえず、作曲ソフトを使う条件として、 ■ Core2Duo E8400が最下限 と言う感じがあり、作り込む人はCore 2 Quadとかを使ってる感じが あった訳ですが、今の条件で言うと、Core i5とかでも意外と動く感じ で(と言うか、IvyBridgeのは相当速いですが...。)、Core i7は明ら かにCore 2 Quadよりも速くなったと感じるモノになっています。 機能的に余力があった方が何事もいいのですが、そうでない条件で 考えると、エントリーCPUと言う状況も存在してくるかと思います。 ただ、Core MAの時代のCeleronやPentiumではやはり厳しいもの がありましたから、妥協してもCore i3のクロックが高いモノがいいか なと言う気はします。 ちなみに、E8400程度だと、既に最新版のCeleronやPentiumが速 度的に追い抜いていますから、対比用効率で考えると恐ろしく高いの ですが、余力があるに越したことはありません。 MuseScoreやTuxGuitterですが、一つ前のCore i3 2120よりも パフォーマンスが低いCore i5 650でも大丈夫だったので、実は、こ のクラスでもこのソフトを使うのは問題はなかったりします。 流石に、オーケストラのような譜面で小節数物凄いのを打ち込んだ 事はありませんから、そういうのはどうか?と言うのは解り兼ねますが フツーにサンプラー通して取り込んだ音当てたのをノートに当てて鳴ら す感じのは大丈夫だったので(とりあえず、リバーブとかのウェット成分 とかをそれぞれのトラックにかけてオートメーションとか入れて意図的 に重たくした奴で試してみました。ただ、小節数が50程度なのでこれで ベンチになってるかどうかは謎です。)IvyBridgeのCore i3の構成で もそこそこ動いてくれるんじゃないかなと思います。 あと、オーディオインターフェースがあった場合、オンボードサウンド の時よりもパフォーマンスが向上するので明らかにチップセットの機能 に依存しない使い方をしたほうがこうした作業の場合は良かったりし ます。 あと、音の位置が解るモニタ用のヘッドフォンかスピーカーがあると いいかなと思います。 ちなみに、このSoundfontの音が今ひとつ好きでない場合、 ■ LMMS http://lmms.sourceforge.net/ を使って、サンプリング音源を使うと言う方法があります。MACの場合だ とGarage BandがiLifeに入っていますからソレを使うと言う方法もあ ります。 フィジカルコントローラーやオーディオインターフェースを購入すると 大抵の場合、DAWが付属しているのですが、このバンドル品も結構いい 音源が付いているので ■ MuseScoreとTaxGuitterでそれぞれのパートをMIDIで トラック単位でエクスポート ■ DAWに取り込み ■ それぞれのトラックに音源を刺す ■ 音の調整&定位 ■ オートメーション ■ 微調整 ■ オーディオで適した形式で出力 と言う流れになるかなと思います。ちなみに、ボカロと言うのは、アカペ ラは出来ても楽器のパートは存在していませんから、基本的にボカロの 楽曲を作る場合には、 ■ DAW ■ ボカロ が必要になります。この時に、ボカロの音質が16bit/96KHzとかまでし か上がらないので、基本的にCD音質よりもちょっと上の16bit/48KHz とかで作るか、96KHz対応だと16bit/96Khzとサンプリングレートと量 子化ビット数を合わせるようにしましょう。 フリーウェアだと、上記の ■ TuxGuitter http://tuxguitar12.softonic.jp/ ■ MuseScore http://musescore.org/ja ■ LMMS http://lmms.sourceforge.net/ で大丈夫な感じなんですが、ボカロと似たような音質で言うと、 ■ Hydrogen(リズムマシン) http://www.hydrogen-music.org/hcms/ を用意するといいかなと思います。オーディオインターフェースが追加さ れている環境だと、バンドルされたDAWにはディストーションやアンプや エフェクターで歪ました音を鳴らせる環境があると思うのですが、こうし たエフェクトがない場合、VSTを探してくる感じになります。 通常コレは、ギターやベースが怪しいときに使うのですが、ボーカルに かけても面白かったりします。何時も天使でかわいらしいミクたんがシャ ウトできるようになったりと、結構便利です。(キリッ! ボーカルパートは作ったが、楽曲どうするの?コストかかるの?と考え てしまう場合だと、WINDOWS環境では上記の4つのソフトが使えますから これを使うと、打ち込みが効率的にできるかな?と思います。 フィジカルコントローラーにはウインドコントロラーと言う吹くモノと、ギ ターコントローラーと言う弾くモノがあるのですが、MIDIキーボードとウイ ンドコントローラーは単一のトラックに収まる感じなんですが、ギターは弦 ごとに分かれて記録されるようです。(驚!) と言うか、これはトラックを一つにまとめることが可能なので問題はな いのですが、そうした特性があります。 ちなみに、MuseScoreだけでもギターとベースパートも打ち込みが可能 なので、アレとLMMSだけでも大丈夫な感じはするのですが、コードの打ち 込みなどは、TuxGuitterが秀逸なので連携させるとやりやすいかなと思 います。 ある程度処理能力があるPCがある場合、とりあえず、上記のソフトを追 加して触ってみるといいかなと思います。 |
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