■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ IGP

2016年12月28日 | ☆グラフィックス

 PCの構成では、PCI Express x16接続のGPUを実装した

構成だとVRAMの容量が多い製品のほうがいいのですが、IG

Pの場合そうした製品構成よりもパフォーマンスは低くなります。

 

 こうしたIGPの構成と言うとAMDのAPUやLGA 1151の構

成でそうしたモノがあるのですが、現在のようにタブレット端末

や低価格ノートだとそうした構成になっています。

 

 とりあえず、こういう構成は古い製品だと、VRAMの割り当て

が小さい物だったのですが、現在は少し様子が変わっており、

メモリー実装量も考えないといけない状態になっています。

 

 Intel® Core™ i7-6870HQでは、Iris pro 580が実装

されているのですが、最大実装メモリー容量が64GBとなってい

ます。VRAMの割り当てについても最大で64GBですから、IGP

の性能を生かそうと思うと、メモリーの実装量は目いっぱい積ん

だほうがいいと言えます。

 

 ■ Intel® Core™ i7-6870HQ

   http://ark.intel.com/ja/products/93340/Intel-

   Core-i7-6870HQ-Processor-8M-Cache-up-to-

   3_60-GHz

 

 こうした事から、IGPの構成のノート製品でGPUノン実装され

ていない製品だとメモリーを実装してももVRAMの消費が増え

ると厳しくなる場合もあるわけです。逆に言うとVRAMの少なさ

で問題が出るような状態は、Iris Pro 580でメモリーを64GB

程実装している場合には出会いにくいものだと言えそうです。

 

 ただし、処理能力自体はGeforce GTXやRADEON R9な

どのハイクラスの製品でPCI Express x16接続の製品のほ

うが上ですからメモリーをウ実装しても所処理能力そのものは

やはり差があります。

 

 低価格ノートやタブレット製品でもVRAMの消費がメモリーを

フルで使ってしまうとえっこうなメモリー消費に至りますから厳し

くなるのですが、その内容が、低価格タブレット製品の

 

 Atom X5などでもそうした状態になっています。

 

 こうした製品だと4GBの製品がありますが、この構成は、古

いPCの4GB構成のようにIGPでシェアする物理メモリー領域の

小さな製品とは異なり、現在は2GBのVRAMは当たり前に消費

していますから4GBと言うのも決して大容量なメモリーとは言え

ませんし、最小構成として考えても厳しいものがあります。

 

 ■ Intel® Atom™ x5-Z8350

   http://ark.intel.com/ja/products/93361/Intel-

   Atom-x5-Z8350-Processor-2M-Cache-up-to-1

   _92-GHz

 

を見てもらうと、VRAMの最大消費が2GBですから、重たい処

理をすると2GBはこっちに持っていかれるので、多分に、軽くし

てもメモリー消費な3.5GBを超える状態になるような気がします。

その為、4GBでは足りない状態になっています。

 

 8GBでメモリーが多いというのは5年くらい前の時代の話な

ので、現在のプロセッサとIGPの構成だとソエでは厳しい状態

になる場合もあるわけです。

 

 IGP構成でも、3DCGツールも動くことは動くので、そうした

モノを使う場合にはメモリーを実装したほうがいいのですが、

8GBではやはり足りない状態になっています。

 

 その為、PCの構成を考える場合において、VRAMの消費が

発生する格子柄の場合、メモリーの容量が多く見えても実際に

は、そこまで潤沢に実装している状態でもなかったりします。

 

 


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