かわてつ日記 

三線弾いてハッピーライフ
クイチャーパラダイス三線教室(富山・高岡・金沢・野々市・京都・大阪)

迷い道

2005年12月16日 01時06分15秒 | Weblog
先日、とてもさむくて寝られなかったのでコタツに入りました。
足を暖めるだけのつもりが、なんとなくテレビをつけてしまい、見入ってしまいました。

NHKの番組で、若者向けの「あこがれの職業に就くために~」みたいな内容でした。今回は「漫画家」。田舎から周囲の反対を押し切って東京に出てきて漫画家を目指す23歳の女性が出ていました。

その女性がインタビュアの「東京に出てきて漫画家を目指すって大変な決意がいると思うんですが、やはり迷いましたか?」という問いに対してその女性は「いいえ、迷った時点でその人は終わりだと思います。もし、今漫画家になろうかどうしようか迷っている人がいるならやらないほうがいいと思います」ときっぱりいいやがった!
23歳の小娘(茶髪で派手派手むすめ)にしては中味はしっかりした奴だと思いました。

実は仲本師匠も同じ考えです。
そこでチャンスをものにした人、逃した人、わたくしは仲本師匠と仕事をするなかでいくつかそういう場面に遭遇しました。

かく言うわたくしもそうでした。

「かわはら青年、一緒に三線つくろう!」
「はいっ!」

「かわはら青年、コンサートに出してやるから2週間で島太鼓覚えろ」
「はいっ!」

「かわはら青年、明日から日曜の朝の授業をしろ」
「はいっ!」

「かわはら青年、これから埼玉に行ってひとりで三線弾いて来い」
「はいっ!」

「かわはら青年、その棹切れっ!」
「はっ、はい!」・・・(これにはちょっと驚いた)

俺ってすごい?(笑)

そしてこのかわてつの師匠は仲本光正です。

「なぜ私はこの仕事を選んだのか」 岩波ジュニア新書・・・是非読んでください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400500380X/ref%3Dase%5Fnewcreative-22/503-5484596-8836702

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9 コメント

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もう、怖いもの無し (サンタ)
2005-12-16 09:30:05
最初の頃は、次はどんな事を、言われるのかと、緊張していたよね。「はいっ!」と、乗り切ってきて、今の川原さんがいる。富山教室で温かい人達と一緒に、好きな事が出来る。羨ましいよ。

と言うと、娘に怒られる。「何も努力もしないで、簡単には言わないで。どれだけ、がんばったか、分かりもしないで、簡単にそんな事言う人、嫌いだ。」何度、注意されたことか!

羨ましいなんて言ってないで、私も努力しよう。毎日自分と闘って、負けてばかりだからね。、
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 (22)
2005-12-16 17:54:59
川原師匠。本当に棹、切ったんですか?
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切りました (かわてつ)
2005-12-16 19:01:50
20万円の黒檀の棹でした。

今も切っています。

5/14のかわてつ日記に写真があります。



クイパラHPの分解三線ビデオご覧下さい。
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サンタさん (かわてつ)
2005-12-16 19:42:05
コメントありがとうございます。

あの緊張感はいいものです。

どきどきわくわくしていました。



最初は失敗を恐れていました。それに後悔したくないから躊躇したり。



でも師匠は絶対できないことを人にやらせたりしない人だし、かわはら青年ならできると確信して言ってくださってるので、自分ができないと思っても「師匠ができるといってるんだからきっと俺はできる」と思うようになりました。



でも、僕は努力するのが嫌いな人間なんです。練習も嫌い。どうすればラクにできるかばっかり考えてしまいます。

でもそれが逆に、生徒にとってはいいのかも・・・といい風に考えてます。

「どうすれば格好よく見えるか」「どうすれば簡単に唄えるようになるか」とか(笑)



毎日自分と闘っているサンタさんはエライと思います。サンタさんの言葉で気づきました、自分との戦いは勝ち負けじゃなくて闘うことが大事なんだと。



こんど、ひさしぶりにクイパラの公演に出させてもらうことにしました。宮里さん、上地さんと対等に踊れるように、今から鍛えます。闘います。
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生徒の姿勢 (ぶんちゃん(川越))
2005-12-16 21:22:18
かわてつ先生、BPでは一緒に写真を撮ってくださってありがとうございます。

それを見て初めて、あ、おひげもたくわえたんだって気づきました。

髪が伸びたのはすぐ分かりましたが、おひげはあまりに似合っていたので気づかなかったんです。



ところで、私はクイパラと三線と出会って2年と1ヶ月。BPは3回目です。

お稽古を始めるには年齢でかなりのハンデがありました。

11月に川越読売に入って1ヶ月、ゆり先生から、

「BPに出ませんか?」「はいっ!」

年明けて、あっこ先生から、

「宮古に行きましょう」「はいっ!」

同じ教室の人から

「敬老会の慰問で弾きませんか?」「はい」

...(ここで赤っ恥)

ただ、かわてつ先生のように先生になれる人と、長い曲がどうしても暗譜できない私と、

最終的には二つに分かれますが.....

でもこれが生徒の姿勢かなって私は思って、実行しています。

どんなご縁かクイパラと出会ってしまって、楽しい毎日を送っています。

感謝感謝です。合掌。<(_ _)>





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チャンス (草野俊哉)
2005-12-16 23:58:22
チャンスは誰にでも平等にあると思う。

ただ、

チャンスをチャンスとしてきちんと「鷲掴み」するか、

それとも目の前にあるチャンスに気が付かないでチャンスを逃してしまうか、

これが幸運・不運や成功・失敗の分かれ目だと思う。
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Re.チャンス (ぶんちゃん)
2005-12-17 19:58:39
草野さん、おっしゃる通りです。

いつも全力で支えてくださってありがとうございます。

草野さんなくしてクイパラは成り立ちません、と言ってもいいくらい、草野さんの存在は大きいです。

これからもよろしくお願いします。

ブログ毎日見てますよ。

時々、アッハッハって笑っています。

特に、何故坊主にしたかって、あ~苦労されてるんだなあって.....

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感謝 (かわてつ)
2005-12-17 21:37:30
ぶんちゃんさん、初書き込みありがとうございます。文化祭ではお世話になりました。とても楽しかったです。こちらこそ感謝感謝です。これからも富山本部をよろしくです。



草野さん

いつもコメントありがとうございます。

草野さんの一言(草野節)にはいつもハッとさせられます。「鷲掴み」っすか。

みんな、さんしん弾いて幸せを鷲掴みしようぜ~!
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初名乗り (ぶんちゃん)
2005-12-17 22:08:56
かわてつ先生!

初書き込みじゃないですよ!(怒り!)

かわてつ先生に憧れて、できることなら

川越の先生時代に会いたかったなあって

いつも思っていますよ。

富山に引っ越してご指導願いたいなって.....

寒波到来で来年まで雪の中で冬眠しないように気をつけてくださいね。
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