なんとなくお気楽な作品が観たくなってレンタルしてきたのが、
「プリセス トヨトミ」
３５点。
最近観た中で最低点。本来軽いコメディ仕立てにしたほうが面白かったと思うけど、主人公の堤真一や大阪国総理大臣の中井貴一はシリアス演技。つまりストーリーと演技がアンバランス。
シリアスに作るんだったら、徹底的にリアリティにこだわるべきだが、それが破たんしている。
話の辻褄もあっていない。豊臣の末裔が一人というのもどうか。両親がいると思うけれどそちらのほうがプリンスかプリンセスじゃないのか。
大阪国って具体的に何の存在意義があるのか分からない。
大阪中が一カ所に集まるのはおかしい。旅行者や親から大阪国の話を聞いていない子供たちがいなくなるのもおかしい。
設定自体は面白い、役者もいい。ところが話が破たんしていると、こんなにつまらない作品になるとはねえ。
あの女の格好をした中学生もいらない。プリンセスももっと違う感じの子のほうがよかったんじゃないかねえ。
ところがびっくりするのは、この作品がスマッシュヒットしたこと。
予告篇を観ると面白そうだからねえ。
発想だけの作品。
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それまで地上波のＴＶ番組では取り上げられなかった全豪オープンテニス。
それが錦織圭の大活躍を受けて、緊急生中継をＮＨＫは決断した。
「偉い！」
受信料支払っている価値あり。
観たい番組が放映されるんなら気持ちよく支払う。
妻が気を利かして録画してくれた。これは永久保存版。
ベスト４をかけて今日Ａ・マリーとの対戦。
日本全国に生中継されることは本人も知っていたと思う。
だから最高に燃えていたんっじゃないかなあ。
２０１２版のユニクロウエアもかっこいい。燃える感じがよく出ているデザイン。
苦手なプレーヤーＡ・マリーとよく戦った。でも隙がない。
しかもコーチがあのイワン・レンドルだって。今年はメジャーで優勝かもね。
錦織は完敗を「体力不足」と言ったようだが１７８センチに対して、マリーは１９０センチ以上。
ふたまわり身体が大きい。
持久力で勝負するところだがデュースで勝ち切れなかった。結局やっぱり完敗。
本人の敗戦後のブログによると「正直この結果に喜びたいと思います」とのこと。
この上に行くには大変である、ということを自身感じているコメント。
でもあれだね。お役所のイメージのあるＮＨＫが緊急生中継するなんて、よく柔軟に対応した。
今後も臨機応変にしてください。
本当はＮＨＫでメジャーのテニス大会はすべて放映してもらうのがいいんだけどなあ。
そしたら、２ＴＢのＨＤＤ買って繋げるよ。そうなって欲しいねえ。
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大ヒットした「アマルフィ女神の報酬」の第２弾。
前作がまあまあ面白かったのでＴＳＵＴＡＹＡでレンタル。
４５点。
まあ普通。というより暗い、地味。これでかなり損をしている。
戸田恵梨香をパートナーに物語を進めればもっと面白い物になったと思うけれど、主役２人織田裕二と黒木メイサが全く笑わない。終始しかめっ面。
そして話が暗い話。不正融資がテーマ。しかも季節は冬でまわりは雪。肌寒く感じるのも暗さを増長してマイナス。
結局なんで映画を観るかと言えば、気分転換や楽しい時間を過ごしたい、ということだと思うけれど、それがない。福山雅治のキャラクターにアクセントを求めたのかもしれないが無理して痛々しい。
前作は異国情緒たっぷりだったし、戸田恵梨香がちょうどいいアクセントになっていた。
ストーリーにも驚きがあった。
（ここからネタバレありー注意）
本作はストーリーにやってはいけない禁じ手が使われている。
個人的に考えるその“禁じ手”は２つあり、一つは「夢落ち」。最後に今までのことは全て夢でしたというやつである。
そしてもう一つは「防弾チョッキ」。拳銃で撃たれて死んだことになっているが防弾チョッキで生きているというやつである。これが使われている。
途端に興ざめ。
でもまあ最後まで観たというのは作品に力があった証拠。
本当は第３弾を観たい。
出来たら「夜の大捜査線」のような個性的な警官とパートナーを組んで事件を解決するみたいのが観てみたいねえ。本作の不調を挽回して欲しい。できると思うけれどなあ。
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テニスのメジャー大会である全豪オープンで、錦織圭が強豪のＪＷ・ツォンガを破り、ベスト８入りしたという嬉しいニュースが飛び込んできた。
特筆すべきはその試合内容。
２－６、６－２、６－１、３－６で、６－３でフルセットの末、勝ち切った。
地力がないとこのような勝ち方はできない。
実力はついた証拠。第６シードのＪＷ・ツォンガにはこれで３連勝じゃないか。
しかも日本人選手には珍しくコートの変形を訴えて試合が中断したという。
落着いていた。
このまま安定的に活躍できれば、錦織のプレーは派手なので人気が出るのではないか。
地上波で４大メジャー全部放映してくれないかねえ。
次はＡ・マレー。鬼門である。今までも大きな壁となっている。
ツォンガ対戦前のブログでは攻めていくと書いていたが、マレー戦はかなり工夫しないと勝利は難しいと思う。
妻は、ミックスなんて棄権して男子シングルに専念すべきと言っているが、私はいいアクセントになっていると思う。
両方全力で頑張って欲しい。ガンバレ！テニス ブログランキングへ
芥川賞の田中氏の記者会見にはびっくりした。
社会の常識を知らない人の記者会見。
大体記者会見に来て、「早く終わりましょうよ」とか芥川賞を「貰って当然」とか言い放つ。
それも斜め姿勢で首を振りながらしゃべるから、最初この人、身体的な障害をもっているのかな、と思ったほど。
聞けば高校卒業後一度もアルバイト含めて働いたことがないという。母親の寄生虫として暮らしてきた40歳独身男。
わがままで自己中心的な記者会見。なんか子供っぽく感じたねえ。
おそらく普段はもっとぼろくそ芥川賞に対して言っていると思う。
あの記者会見って、もしかしたら今までの復讐かもねえ。「何度も落としやがって」「今に見てろよ」
過去の受賞者を見るとそれこそ何十もの職業を経験して苦労してやっと受賞できたという人はいるが、長年寄生虫をしていて受賞した人はいない。
個人的には、作品よりも本人のほうが興味深い。
テレビのコメンテーターかなんかで出演して欲しい。たけしのＴＶタックルなんかにでたら面白いかも。
今回の受賞で、現在親に寄生している人、その親に希望を与えたんじゃないかなあ。
ぜひ今後活躍して欲しい。
少なくともあの会見を見て田中氏に私は反感を抱かなかった。
おそらく、何回も候補になって記者会見の場面を何回も想像していたはずはずである。
その夢がやっと叶って屈折してしまったんだと思う。
嬉しいからこそ舞い上がって復讐してしまったのではないか。
本人は心の中で「やったぜ」と思っているかもね。
結局あの記者会見の位置づけは田中氏の今後の活躍次第で評価されることになるんだけどね。
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