１２・１１ 後場の市場判断

　前場の予想は、少し下げると見たのだが、外れで、後場に上がった。先物に６００枚もの買いが入ったらしい。

　ダウ銘柄全てに、６００，０００株の注文が入った計算だから、後場寄りから、一気に高くなってしまった。あとは、こう着状態であったが、引けにすいこし売られて、後場では安い所で終わった。

　前場でも言ったが、機関投資家の動きは、個人の動きを予想するようなもので、不可能に近い。ただ、まだ、売りが残っていたことが判る。今日で終わりではなさそうだ。

　ところで、先週末に、ブログ情報の判断基準を書いておいた。これは、まだの人があれば、ぜひ、実施しておくと、今後の相場や、時間の節約に大いに役立つので、ぜひ、行って欲しい。

　予想外の先物買いで、上がったが、その他の事は、結構、当っていると思う。前場で書いたように、明日の動きが問題だ、。

　　　ダウ　　１１０．１７円　高　　　　１６，５２７．９９
　　ＴＯＰＩＸ　　１１．６３Ｐ　高　　　　　　１，６２７．９７

　後場も二つの動きはほとんど、同じである。これは、引けにかけて、個人が安く指していたのが、掛かったために、個人外が増えたようだ。

　途中は、もう少し、差があったのに、引けで埋めているのは、引け前の下げで、指値が掛かったのだ。今日の相場では、個人が積極的に買ったとは思えない。

　円が安い。先物の資金が、米国に流れているらしい。今日の買いも、資金を減少させて、米国に移している可能性がある。

　先物の資金が減ることは、日本市場に取っては、良い事だが、それを補う資金が日本で起こるかといえば、これは難しい。

　サイコロは、上げで、共に変らず。

　明日は、サイコロの外れが、共に、マイナスだ。これで、相場の強弱がわかる。ただし、上昇に転じていることは、確定的だから、大きな下げにはならないだろう。