FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳 安倍首相辞任の意向表明

2020-08-29 09:57:17 | 日記
おはようございます。8月29日土曜日です。広島は晴れ、陽射しが強いですね。今日も暑くなりそうです。今朝は、5時半ころから愛犬君たちと早朝散歩を行い、これを終えて、今度は菜園の除草を実施。最近は日照り続きですから、土はカラカラに乾いており、意外や除草は楽でした。しかし、畑の草ですから、土の肥料を吸い込んで健康に育っています。中には、このまま、食べても良いのではないか、と思うほどのものもありました。次の畑仕事は、第1回目の耕作を行い、石灰を散布すること。ここで思案。耕作から石灰散布、さらに、土壌改良材や肥料散布まで一気にやってしまおうか、などと言う気持ちもあります。9月下旬ころの種まきや苗の植え付けを考えると、まだ時間がありますから、コツコツやっても良いのですが。日中はまだ暑く、農作業は無理です。

さて、今週の言い訳です。今週も取引は総じて良かったと思います。

日経平均のドル換算値から見ると、220ドルの壁があり、この影響からドル円相場の動きが想定でき、今回も、換算値が220㌦接近状態でしたから、この想定が特に木・金曜は生きていたと思います。

日経平均とドル円相場の相関もよく理解できる今週だったと思います。

しかし、昨日午後に出てきた「安倍首相辞任の意向」速報で、株価も為替も急落。最初はポジションの偏りからと思っていましたが、原因は、この速報でした。政局絡みで何かある場合、直近5営業日の平均値付近までの動きが出てくる、ということくらいは収穫として記憶しておきたいと思います。これも今後の判断材料となると思われます。

日経平均も下げる時期にあったと思われ、今回の下押しで調整は終えたのかもしれません。こうなると、次はドル円相場ですが、こちらも、そろそろ夏相場のレンジ下値付近となり、反発の機会を伺うようになってくるかもしれません。

こう考える材料の一つが、米国NY市場での株価動向です。

こちらは、FRBパウエル議長の講演を確認して、長期の低金利政策は維持され、インフレ率も期間平均で考えて、2%を超えることも容認することから、金利安は株高を呼びこんでいるように思われます。

そして、インフレ率上昇は、将来の金利高を想定させるようになります。これは先々、長短金利差の拡大を招き、イールドカーブのスティープ化が生じてくるだろうとみられています。こうなると、ドル買い傾向が出てくるようになります。これからのドル円相場は、ドル買い円売り傾向がさらに鮮明になってくると思われます。

となれば、昨日の株価やドル円相場の急落は、「安倍首相辞任の意向」という特別の理由によるもので、これは時間経過とともに、影響は薄らぎ、FRBの意図する方向へ相場は動き出すと考えられそうです。

こうなると、日経平均株価やドル円は、昨日下がったところ付近で買い仕込んでおくという戦略も出てきそうです。

今週つけた安値は、これから年末へ向かうスタート地点になる可能性もあります。この押し目は大事にしたいと思います。

来週には、米国雇用統計8月分が出てきます。9月2日水曜日には、ADP雇用統計も出てきます。このデータは良いと想定されています。良好なADP雇用統計を受けて、金曜日の雇用統計が良いとなれば、相場は一気に反発してくると思われます。

本邦では、安倍首相の後任がだれになるかに関心が移ってきています。現下の環境を考えると、個人的には河野太郎氏を小生は期待しますが、組織的には弱い方。他の派閥の支援を受ける必要があり、細田派や麻生派が誰を推挙するかで、決まりそうな雰囲気のようです。いえることは、今は、中国寄りの方は選ばれないという事になりそうです。世界は今、反共に傾いていますから。

米中対立から武力紛争へという危機があるようです。南シナ海での動きからも目が離せません。この衝突があると、相場は一気に冷やされて円高へと向かう可能性がありそうです。

共和民主党ともに、大統領正副候補指名が終わり、米国大統領選挙も佳境に入りました。これから舌戦が展開されます。まだどちらともいえない状況と思われます。

来週月曜日の寄付きは、GDして寄り付くかもしれません。寄付き後も下げていき、その後急速に反発して上昇していく、というパターンもシナリオにありそうです。短い時間でこのような動きをする可能性もありそうですが、寄付き後は、スプレッドは開いたままで、エントリーしづらい環境かもしれません。慌てず、エントリーチャンスを待ちたいと思います。104.9円付近まで突っ込んでくるのではないかとも想定しているところです。

実質的な8月相場は昨日で終えていると思われます。来週からは9月相場になってきます。安倍首相の後任人事が決まるまではうろうろする相場になるのかもしれません。決まるまでは、2週間はかかるのかな?

昨日も、木曜日同様に、短期の投機筋はまたとない好機ととらえて、ドル円を押し込んできたと思われます。その結果、今度は、かなりショートに偏ったポジション構成になってきましたから、投機筋は、買い方として動きやすくなっているのではないかと思われます。

安倍首相、長きにわたりご苦労様でした。個人的にはもう少し頑張ってほしかったけど。これからの作戦を少し練り直す必要がありそうです。

明日日曜日、先週同様に、「桜」などに関する相場の見方などについて、ブログに書いてみたいと思っています。

今週も暑い中、多くの訪問をいただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌




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