風の宝石箱

日々想うことを感じたまま 大切にしまっておきたい

『若きクライスラーの・・・』

2007年01月31日 | Weblog
画像の人は、15歳の頃から自分の読んだ本で気に入った文章をノートに抜書きしていました。そのノートを『若きクライスラーの宝物の小箱』と名付けていたそうです。
そのスケッチは、二十歳の頃のヨハネス・ブラームスさんです。
ブラームスさんといえば、髭を生やした恰幅のいい気難しそうなお顔をした晩年のブラームスさんが一般的に良く知られていますが、こんな愛らしい頃があったんですね。

私のブログのタイトルは、その『ノート』を真似て名付けました。

数年前からオルゴールを探していますが、中々欲しい曲のオルゴールが予算の範囲では無くて、手に入れることが出来ません。
どこだったかなぁ?旅行先のお土産売り場で数々のオルゴールの中から、壁掛けタイプオルゴールを見つけました。
振り子時計のように垂れ下がっている振り子を引っ張ると曲が流れるもので、それが「ブラームスの子守唄」でした。
単音の簡単なメロディーですが、子守唄らしくゆったりとした優しい響きが気に入って買いました。。
今でも、その木製の箱型の小さなオルゴールは窓辺に飾ってあり、時折振り子を引っ張っては、夢心地に浸っています。

ブラームスのピアノ曲の中では、「二つのラプソディー」のト短調が好きです。
青年の力強さと内面の闇の部分に感銘し深く引き込まれます。
かと思えば、ピアノ連弾のワルツ集にも、うっとり聞き惚れてしまいます。

音楽とは良いものですね。