春日公園前の補聴器屋さん 『かすが補聴器専門店』のブログ

春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町で唯一の補聴器専門店を開業しました。補聴器と聞こえに関する情報を取り上げていきます。

チューブタイプのオープンフィッティング

2013-09-09 16:58:48 | 補聴器

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東京でのオリンピック開催が決まりましたね。

土曜の夜、池上彰さんの特番を見て、そのまま3時から決定の瞬間まで、TVにかじりつき…。

IOCのロゲ会長が「TOKYO!」と発表した瞬間、思わず「やったー!」と声を上げてしまいました。

まだまだ先の7年後ですが、とても楽しみです。

 

 

さて今日は、先日補聴器を買っていただいたお客様のご紹介で購入された方について取り上げます。

Uさんという84歳の女性で、今回が補聴器初めての方です。

ご年齢の割にお若い方で、聴力自体もそれほど悪くはありませんでした。

耳鼻科の先生からも、「補聴器はまだいいんじゃない。」と勧められてはいません。

しかし、ご本人によると趣味のコーラス教室で、練習時の指示が聞こえにくいとのこと。

友人のMさんが当店で補聴器を購入したことを知って、来店されました。

 

 

Uさんの聴力は以下の通りです。

 

 

左右差はあまりないのですが、ご本人は右の方が聞こえにくいということです。

弁別能スコアは、70dBで右⇒75%、左⇒90%。

Uさんの希望を優先し、右側に補聴器を適用することになりました。

 

 

耳閉感があるため、通常であればRICタイプがお薦めとなります。

しかし、Uさんは小柄な女性で、耳穴も小さく、RICタイプのレシーバーが装着しにくい状態。

RICタイプの耳栓で最も小さいものでもご本人が装着することは困難でした。

 

 

こういったときに便利なのが、通常の補聴器にチューブタイプのフックを使うことです。

チューブタイプのものであれば、耳栓のところにレシーバーがあるわけではないので、小さな耳穴でもスムーズに装着することが可能です。

 

 

オープンタイプの補聴器は、RICタイプとチューブタイプの使い分けがポイント。

RICタイプと比べればレシーバーが本体に内蔵されている分、ボディが若干大きくなりますが、それでも小型のものは耳に十分隠れます。

耳栓部分に弾力があるので、柔軟な装着ができました。

 

 

Uさんはおしゃれな方でしたので、髪の色に合わせて、ブラウン系のボディカラーを選ばれましたが、よくお似合いで、ご本人もとても満足されていました。

コーラスの練習以外でも補聴器を使いこなしていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

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