東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

10月31日は、Let's ハロパ!

2017-10-26 20:00:00 | 17期生のブログリレー

本日10月26日(木)は、17期山田隆司が担当いたします。
今回も、よろしくお願いいたします。

22日の衆議院選挙や、中小企業診断士の2次試験試験も終わり、
10月も残りわずかになりました。

10月も終わりと言えば、最近盛り上がっている「ハロウィン」ですね。

ハロウィン、あるいはハロウィーン(Halloween)とは、カトリックの諸聖人の日(万聖節)
の前晩(10月31日)に行われる、英語圏の伝統行事で、諸聖人の日の旧称
"All Hallows"のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになったそうです。

2015年の「ハロウィン」の推計市場規模は1220億円と10%以上増加傾向にあり、
バレンタイン市場を抜いたそうです。すごいですね。

ハロウィングッズを売るお店も多くなり、100円ショップなんかでも簡単に揃えられます。
凝った演出をしようとすれば、専門のメイクをやってくれる場所もあって、
最近はビジネスとしてしっかり定着していますね。
クリスマス商戦に向けて、さらに景気に押し上げる効果が期待できます。
グロテスクなゾンビは苦手ですが、かわいいオバケなら見ていて楽しいので大歓迎です。


さて、私の妻が勤めている会社では、ここ数年10月31日のハロウィンの日に、
思い思いのコスチュームで仮装したまま、普通に事務仕事をやっているそうです。
想像するだけでちょっとシュールで、楽しい気分になります。
ユニークな取り組みを行っている会社がありますね。皆さんの会社では、いかがでしょうか?

ちなみに、昨年の妻の仮装は、悪魔の帽子に大きな羽をつけて、悪魔のやりを持って出勤していました。
いつもの仕事が、少し楽しくなりそうですね。

仕事が終わってからは、職場でそのまま軽く懇親会をやるようです。
ハロウィンは職場のコミュニケーションツールにもなっているんですね。

皆さんのお宅では、ハロパ!の準備はされていますか?

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2017-10-25 06:15:58 | 17期生のブログリレー
皆さんこんにちは。

稼プロ!17期 永井裕介(介さん)です。

寒さが身にしみる季節になりました。

くれぐれもお体にご留意くださいませ。

 

「生きているということ

 今生きているということ

 それはのどがかわくということ

 木もれ陽がまぶしいということ・・・

 

谷川俊太郎の『生きる』という詩です。

NHKドラマ『この声を君に』で主人公が初めて朗読教室に行ったとき、

数名が群読(数名で朗読することを群読というそうです)している場面でした。

一人ひとりの声が重なり合い増幅されて胸に迫ってきます。

 

このドラマは偏屈な数学者が朗読を学ぶことで人とのつながりを再認識する物語です。

毎回、いろいろな詩や童話を朗読または群読する場面があります。

 

単純な私は、早速ボイストレーニング体験教室に行きました。

 

お腹から声を出す(腹式発声)。

両足を開いて踏ん張りつつ肩の力を抜き、正しい姿勢で立つこと。

喉を大きく開く。

口を縦に大きく開き、顎を上げすぎないこと。

そして生まれてはじめての「アエイオウ・・・」。

はたと困ってしまいます。

丁度いい声の高低がわかりません。

先生曰く、お腹から声を出せるようになるとおのずと決まってくるものだとのこと。

 

私は稼プロ!で自身の映像を見てなんだか声が上滑りしているように感じていました。

しかしそれを修正し、自分の本来の声で朗読できるようになるには、付け焼刃ではとうてい無理だと思い知らされました。

 

さてドラマの方は、妻子に逃げられた主人公が仲間たちと励まし励まされ、どんな声を誰に届けたいかを見つけていく展開のようです。

今まであまり意識しなかった「声」について改めて考えさせられる、今日この頃です。

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診断士の営業力

2017-10-24 11:18:35 | 17期生のブログリレー

みなさんこんにちは!事務局の姫田です。

 台風で大荒れの選挙も無事終わりましたね。でも、今日は選挙の話ではなく、中小企業診断士の「営業力」について考えてみたいと思います。

 自分でも全く意識していなかったのですが、私はよく「営業力がある」と言われます。企業内ではB2B、B2C共に営業を長く経験してきました。今も営業支援、販売促進支援をしている事業者様が数社あります。でも自分では営業力がある、営業が得意、とは全く考えていません。そもそもスタートアップで自分のブラディングが確立できているわけでもありません。

 確かに独立後は順調に仕事をいただいている方だとは思います。今回のブログを機会に、自分の営業活動について振り返ってみたいと思います。今後独立する気持ちのある企業内診断士の皆様、独立直後の診断士の皆様の参考になれば幸いです。

1、事業者様に興味を持つ(寄り添う)

 私は旅行会社に長年勤め、製造業コンサルや、金融機関に勤めていた資金調達コンサル、飲食コンサル等、専門業種はありません。中小旅行会社の支援はかなりニッチな分野ですよね。だから毎回新しい業種にチャレンジすることになります。

 一言で言うと「わからないことだらけ」です。自分で調べるのはもちろん、社長の話をひたすら聞くところからスタートします。結果として、自分の意見を押し付けるのではなく、事業者様の悩みに寄り添った支援ができる(寄り添わざるを得ない)のだと思います。これは稼プロ!で言う「誠意」と通じるものがあるかもしれません。

2、販路を広く持つ

 中小企業診断士は専門性を極める事が重要で、稼げるコンサルを目指し分野や業種に特化して勉強する方が多いようです。そのことは正しいと思います。しかし勉強嫌いなくせに、何事にも興味を示す、浮気性な私には合いません。専門性を高めることは重要ですが、逆に言うと中小企業診断士の無限の可能性を狭める(販路を狭める)ことにもつながる場合があります。

 そもそも、スタートアップで専門性を極めてトップランナーになる診断士は多くありません(そうなりたいですが…)。私は自分のことをチャレンジ精神が旺盛だと考えていて行動力はある方だと思っています。これを「診断士の突破力」と勝手に名付けています。だから販路も常に広く持つ、新たな販路を見つけるためにチャレンジしながら、間口を広くするよう心がけています。

 今も診断士の諸先輩方からの紹介はもちろん、息子の空手道場のママ友、千葉県や東京都の税理士事務所、飲み友達、HP経由、ネットワークアプリからの友達、会社員時代の取引先、など幅広く販路を持っている方だと思います。

3、謙虚さと素直さ

 この2つは私がいつも心がけていること(でも出来ていないこと?)です。40代になると指導してくれる人、叱ってくれる人はどんどんいなくなります。独立すると尚更いなくなります。

 私には何人かメンターとなる方がいます。中にはストレートに「こんな仕事じゃ食っていけないぞ」と言う方もいるし、遠回しに指導してくれる先輩もいます。自分が優れた人間ではない、と謙虚に、また素直に聞き入れる気持ちが大切だと思います。特に実績を重ねて来れば、素直さを維持するのは意外と難しい。謙虚さと素直さは、歳を重ねても大切にしたい資質ですね。 

カメレオン診断士として生きる?

 お陰様で真っ白だった11月の予定もほぼ毎日埋まりそうです。中心となっている経営改善支援や顧問先支援、補助金申請支援の依頼、県の専門家派遣に加え、事業承継計画の策定まで話をいただきました。また年末から来年2月にかけて、創業関連のセミナーを立て続けに依頼して頂きました。専門性のないカメレオンのような生活をしています。効率よく稼ぐには専門性が大事だと実感していますが、こんな生き方も楽しくていいなあ、と思う今日この頃です。 

 

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商取引の電子化による中小企業のメリットとは

2017-10-23 23:13:37 | 17期生のブログリレー
17期生の井上です。

このたび皆様とともに取り組んでいる論文ですが、
私は、数ある電子決済の中で、「モバイル決済」に焦点を当て、
中小企業における活用のメリットなどを記載しようと考えております。

理由は、フィンテックなどの技術の進展や、
インバウンドで増加する外国人観光客向けの決済などで注目を集めている
モバイル決済こそ、中小企業が活用してメリットを享受すべきと思ったためです。

一方、官民一体で決済の電子化への取組みが活性化する中、
今後、中小企業が多くの恩恵を得られであろう領域は、B2Cだけではなく、
B2Bの領域、さらには「融資」や「資金化」の領域にあるとも感じております。


そこでこの度は、フィンテック関連の某書籍などを参考に、
商取引の電子化による、中小企業の「融資」や「資金化」の
今後の可能性についてを記載致します。


まずは「融資」について、
日本にける中小企業への融資の状況を調べますと、
日銀の「国内銀行の中小企業向けへ融資残高」情報では、
ピークの1995年の266兆円と比べ、2016年は185兆円と、
81兆円ほど減少しております。

この現状は、中小企業が儲かっており、借入を減らしているからでしょうか?

日銀の「短観」情報を見ますと、中小企業は好景気のときであっても
資金繰りについての判断がプラスになることは少なく、
大企業と比べて厳しいことが分かります。

つまり、銀行の融資残高の減少は中小企業が借り入れを減らしているからではなく、
金融機関からの借入が難しいと感じている、
思うように融資をうけられていない中小企業が多いととれます。


そのような環境の中、「Amazon Lending」のような金融機関ではない企業が
融資を行う新たなサービスが出てきております。

ECの大手であるアマゾン社は、
書籍をはじめ様々な商品を自社のマーケットプレイスにて販売しておりますが、
その場を通じて自社商品を売る中小企業の販売店も多く存在しております。

その販売店が持つ課題の一つに、
これまでの伝統的な融資では迅速に資金を調達できない、
といったものがありました。

その課題に対しアマゾン社は、
販売店のマーケットプレイスでの販売実績や決済データなどを審査の材料とし、
蓄積されたデータに基づいて融資の可否を判断することで
審査にかかる時間を大幅に短縮化し、申し込みから入金までを最短5日で行っています。


上記のような例を見て思うのが、
もし今後、日本の中小企業が行う商取引の債権・債務などの多くが
電子化および蓄積され、さらに見える化されれば、
中小企業は、金融機関のみならず、非金融機関からを含め、
迅速かつ低コストで多くの融資をうけられるのでないか、ということです。

しかし、それを実現するには、
中小企業が行う商取引の電子化と見える化が課題となります。

他方、日本では、「電子記録債権」といった、
世界に先駆けて法制化した電子化した金融債権があります。

商取引の内容は一般に当事者間でしか確認できないものですが、
もしも、現状のサプライチェーンの間だけでなく、
全ての商取引を「電子記録債権」で行い、見える化できれば、
当事者以外の金融機関や投資家なども、企業の一時点の財務諸表データだけではなく、
リアルタイムな取引データをもとに資金提供の判断が行いやすくなることでしょう。


また、「資金化」についてですが、
上記により、目に見えなかった商取引が見える化され、
売買の対象として電子記録債権を証券のように取り扱えるようになると、
既存の金融機関が提供していた手形や一括ファクタリング(※)といった
サービスをより少ないコストで代替するだけでなく、資金化を迅速に行えるなど、
中小企業の資金繰りを革新する可能があると思います。


尚、これまでに述べた中小企業の「融資」や「資金化」の革新を図るためには、
法の整備のみならず、IoT(もののインターネット化)の進展や、
「電子記録債権」の特性を生かした様々なスキームの誕生、
中小企業の勘定系システムや電子発注システムへのさらなる投資など、
今後の検討や対応が必要となる様々な課題が浮かびあがります。

そしてなによりも、中小企業診断士など専門家の支援が一層必要になるとも思いました。


以上となります。長文を最後までお読みいただき有難うございました。


※一括ファクタリング
 保有している売掛債権を譲渡(売却)して資金調達する
 一般的なファクタリングサービスを、
 支払企業(債務者)、納入企業(債権者)ともに一括で行う決済システムのこと

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なぜ日本には老舗が多のか

2017-10-22 12:00:00 | 17期生のブログリレー

 17期生の荒井です。

 先日「くず餅」の製造、販売を手掛ける亀戸船橋屋の社長、渡辺雅司さんの講演を聞く機会がありました。

 船橋屋は1805年創業、現社長の渡辺さんで八代目。ちなみに、日本で200年以上の歴史がある企業は2,000社と世界でもダントツで、欧米ではドイツが800社、アジアの韓国に至っては0社です。

 くず餅とは、湯で練った小麦澱粉をせいろうで蒸し、黒蜜ときな粉をかけた餅で、賞味期限はわずか2日間。初代が亀戸の天神様が梅や藤の季節に、参拝客でにぎわうのを見て作り上げたのが起源、との説明を受けました。

 さて、講演は現社長が銀行員を経て、船橋屋に転職された後にどのような社内改革を行い、老舗企業を先進的な企業に変革させたかがメインでした。内容をまとめると、

・転職当時は、緩みきった社風。

・当時社長であった父親に掛け合い、社内改革を進める。苦労したが、現在の船橋屋は以前と別の組織になっている。平均年齢30歳。まるでベンチャー企業並の若い社風。

・強い企業は、強烈なビジョンとビジョンを実現する組織を持っている。現在の船橋屋はそれを実現できていると考える。

・目指すのは、「文化性」(自然のモノを自然に供給する⇒無添加食品)「社会性」(食を通して健康や安全性の提案)「経済性」(売上は毎年10%以上伸ばさないが、利益は厳しく追及する)のバランスがとれた会社。

・社長は「この会社は何のため、誰のため、何故存在するか」「お客様は、何故、今当社からこの商品を買わなければならないのか」の2点を明確に答えられなければならない。

・社内に「語り部」(同士)を多く持たなくてはならない。

・目指すのは「オーケストラ型組織」。全員が一つの方向(ベクトル)に向け、楽曲を作り上げるイメージ。

・リーダー(社長に次ぐNO.2)は35歳の女性。会社はNO.2が大切。

等々、社内改革の内容を語っていただきました。

 老舗のネームバリューに頼ることなく、先進の企業改革を行った社長の勇気・行動力には十分敬意を払いました。このような事業存続のための変革を惜しまない企業が多いことが、日本に老舗が多い理由の一つなのでしょう。

 しかし、以下の2つのことをどのように考えられているか、気になりました。

 1つは、今後ダイバーシティ化が進展すると、多様化はさらに進むと考えられます。社内のベクトルを合わせると同時に、多様性をどのように経営に取り入れようとされているかについて、であり、次に、働きアリの原理(パレート原理)が本当に摘要除外された会社なのか、についてです。しかし、この点については私の杞憂なのでしょう。なぜなら、現在、学生の応募数は1万人を超えるそうで、このとてつもない就職希望者の数は、若い人たちに船橋屋の魅力的は十分に伝わっている証明になるからです。

 また、私は船橋屋のくず餅を食べたことがないので、その魅力を語れないことが残念です。

 皆さんは「船橋屋のくず餅」食べたことがありますか?

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