20期生の皆さま
1年間お疲れさまでした。
緊急事態宣言の影響で急遽オンラインに切り替わったり延期になったり、
後半はいろいろイベントが重なる中、そんな苦難を実りある学びに変える皆さまの情熱に感嘆し、
同時に無事に終えたことにホッと胸をなでおろしております。
さて、今日は、「話す」講義の特別講師である宮崎先生のコンサートを観てきました。
宮崎先生はボイトレの先生の他にも表現者(歌や朗読)としての顔もお持ちです。
しっかりと感染予防対策がなされた中でしたので安心して観ることができました。
そのおかげでアルコールが出なかったのが少々残念ですが仕方ありません。
プログラムはシャンソンを中心としたポピュラーソングと朗読、
朗読は久美子先生と交互に、そして伴奏はピアノとギター、なかなか豪華なライブでした。
コロナ禍で1年ほど延期されてようやく実現したとのこと、その蓄積されたパワーが全開、
素晴らしい歌声、詩声でした。そして今回は「人生」「いのち」というテーマで戦争に関する詩の朗読など、
少々重い内容もありましたが、それを自然にすんなりそこにいる観客の心に届けてしまう、凄いの一言です。歌や詩だけでなく生き様にも感動です。
もちろん、テクニカルな面も聴き逃しません。滑舌がいいというレベルをはるかに超えるマイクを通してもしっかりと広域(水平方向)に届く発声。音程、スピード、リズム、声色を巧みに変えて飽きさせない語り口。先生が持って生まれた凄声ではありますが、そこに組み込まれた技法は、私のようなまだまだ途上の人でも、参考にして自分の表現に取り入れて表現力向上に活かすことができます(と信じてます)。
実は、今年に入ってから、音楽のボイトレもやっておりまして、宮崎先生の歌声に秘められた程よいビブラートや感情のこもった溜め、音を切るタイミングなどもわかるようになってきました。
聴く側がそういった技法を知っているだけで、いろいろな楽しみ方が可能になってくることにも気づき、実に有意義なコンサート鑑賞となりました。
来期も宮崎先生によるボイトレ特別企画を計画しています。そして「話す」講義も宮崎先生と久美子先生にご登壇いただきます。皆さまにご案内いたしますので、自分の声に悩んでいる方、いい声を手に入れたい方、宮崎先生の元気パワーを解き明かしたい方⁉はぜひご参加ください。
オンラインもお手軽で悪くないですが、
やはり、ライブはリアルが良いですね。
高揚感があります。
ぜひ、機会がありましたら!