みなさん、こんにちは。
稼プロ20期生の大野徹司です。
3回目の緊急事態宣言発出により、より多くの事業者さんが苦境に陥る可能性が高くなっております。事業者さんを助ける施策として、公的な補助金が多数用意されております。さて、どのような補助金がよく利用されているか気になりましたので、少し調べてみました。
上の図は、ChatPlus社が1084人の経営者にアンケートした結果です。経営者が、実際に使った補助金・給付金・助成金の比率となります。中小企業診断士の場合、「補助金」が得意分野ですので、赤枠の補助金の支援が主に該当するでしょうか。診断士初心者の私でも、この3つの補助金名はよく耳にします。
ところで、第2位に「雇用調整助成金」24.8%とあります。これは、雇い主である事業者さんが、労働者の休業手当などを支払う際に、その一部を負担して助成してくれる制度です。社会保険労務士の1号業務(有償独占)として、申請代行業務があります。この「雇用調整助成金」では、多くの社会保険労務士さんが、申請代行業務で活躍したと思われます。法的に独占業務とされていることもあり、「社労士さんうらやましいな」と思うことがあります。
そう考えると、中小企業診断士にも1つくらい独占業務があってもよいのではないか、という考えも湧きます。独占業務がなく収入が安定しないために、独立を躊躇する人も多いと聞きます。結果として、診断士のレベルがあがらない、という意見もありました。
本来は、中小企業診断士が、レベルの高い結果をだして社会的認知度があがり、今まで以上に事業者さんに求められるようになれば、独占業務の有無など関係ない話なのでしょう。ない物ねだりをしてしまいました。そんなことに振り回されず、日々精進したいものです!
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原点は、中小企業診断協会のHPに掲載されている診断士の業務と役割だと思っています。
https://www.j-smeca.jp/contents/002_c_shindanshiseido/001_what_shindanshi.html
申請代行だけでは、この役割を担っているとは言い難いのでは? という投げかけではないでしょうか?
申請代行だけではなく、たとえば、顧問先の経営戦略の一環として補助金申請支援は問題ないと、T会長も言われていますね。私もこの考え方に共感します。そもそも、申請代行は、協会のポリシィに反するということですね。経営支援・助言の一部としての申請「支援」は、問題ないですね。
コメント大変ありがとうございました。
実は、難しい話題を簡単にブログにしてしまい、よくなかったと思い直しました。賛否両論がある話題で、私の文章力では誤解を与えかねない内容になる可能性を心配しました。よって、後からになりますが文面を変更しました。
頂いたコメント内容は、私の文章を補完する内容で大変有益です。経営支援・助言の一部としての申請「支援」、この意味をよく理解して活動すべきだと思いました。