22期の杵渕です。
先日、稼プロ!講師としてご指導いただいている、宮崎先生のボイストレーニング特別講義を受けてきました。今日はそのことについて書きたいと思います。2月に参加予定で楽しみはとっておきたいという方は講義後にお読みください。
まずは、合宿2日目の朝や講義で行ったおなじみ「ののゆる体操」です。
体操とはいいますが、呼吸や気を意識しながら全身を動かす運動は、ゆるやかな動きとは言えけっこうハードです。気の流れは最終的に手を通して丹田(へそから指4本分下辺り)に着地させるのですが、体操を終えてみると手が温かく真っ赤になっていました。人によっては手に軽い痺れが出てくるそうですが、私はまだその域ではないようです。体操により心地よい疲労感を味わいます。
体が温まったところで次は発声練習です。
アエイオウ、イエアウオ、オウアエイ、カ゜ケ゜キ゜コ゜ク゜(鼻濁音)
の4種類を一人一人順番に発声していきます。
口の形や腹式呼吸で行うことを意識するのは基本として、その他いろいろご指導いただきます。
「へそでなく下っ腹に力を入れて」
「あごをひいて声を正面に向かって押し出すように」
「最後には腰から押し出すように」
「自身が一番だしやすい声の高さを意識して」
ひとつを意識すると他がおろそかに・・・
ご指導いただくことに理解はできてもやはり実際に再現するには鍛錬を繰り返して体で覚えることが必要です。一朝一夕には体得できません。
午後は朗読
トップバッターで読むことになった私。
予備知識なし、言わばまるごしで挑みましたがあえなく撃沈でした。
・字を追っているだけ(正確に読むことだけに意識がいっている)
・感情がこもっていない
・何にも伝わらない
・情景をイメージできてない
・伝える人をイメージできてない
様々な指摘は、第三者からしたら散弾銃で撃たれているように見えるかもしれませんが真剣にひとつひとつ指摘してくださったのを非常にありがたく受け止めました。
世の中の、声で伝える仕事をされている方は本当にすごいなと思いました。
私の番でかなりの時間を割いていただきました。他の参加者の方、申し訳ありませんでした。
特に印象に残った指摘がありました。「助詞を強調しすぎ」です。
最初の指摘を受けた後もう一度読む際には、伝える相手を想像して話すことに意識をしてみました。無意識ではあるのですが、「〇〇が」とか「××に」と太字部分を強調して話していたようです。今まで自分は相手に伝えようとすると、助詞を強調していたことに気づかされました。助詞を強調すると、聴者は耳障りさやわざとらしさを感じます。また、前後の文が分断され、後に続く動詞や形容詞の印象が薄くなってしまいます。強調するとしたら助詞ではなく前か後にくる言葉です。
湖が現れました ×
湖が現れました 〇
スピーチなどで私が指摘うけることナンバーワンは「抑揚がない」です。
抑揚をつけるための具体的なヒントをいただいた気がします。
非常に有意義な一日でした。
余談ですが、午後の講義が始まる直前に眼鏡を探したところ見当たりません。
かばんの中にもポケットにもありません。
そういえば、昼飯の蕎麦屋の時は確かにしていたな。
あの店に置きっぱなしにしたんだ。
後で電話して取りにいかないと。
と考えている間に昼の講義がはじまり、厳しいご指摘を聞きながら気づくと眼鏡をしていました。 (笑)というより(怖)
結局ずっと眼鏡をしていたわけなんですが、フェイスシールドをしていて混乱したのか?・・・
本当に余談ですみません。
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私も1~10までご指摘いただきました 笑
ご一緒する際はよろしくお願いします。
ボイトレ企画おつかれさまでした。私も以前に1度、受講いたしました。
午前中の体操だけでも、じっくり時間をかけて行うので、それだけよい運動ですよね。
午前は鼻濁音で苦戦、午後の朗読では、はたからみたら散弾銃での被弾でしたよ。ご安心を。
ボイトレ特別企画、お疲れ様でした。
おっしゃる通り、継続することが大事です。
今回のアドバイスを参考に、ぜひ家でもやってみてください。
また、たまに先生に見てもらう良いと思います。