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漫才形式のプレゼンテーション

2019-02-05 12:00:00 | 18期生のブログリレー

こんにちは。18期生の森です。

 

先日、所属している千葉県中小企業診断士協会の新春懇親会というイベントに出席しました。

新春懇親会のメインイベントは協会の新入会員による研究発表で、新入会員が数人でチームを組み、半年間何か診断士らしいテーマを研究し、その成果を発表するものです。全10チーム40人超の新人による発表でした。

 

私のチームは4人で「診断活動に活かせる心理学」を研究し、発表しました。

私たちのチームで特徴的だったのがその発表形式で、「漫才形式」による発表を行いました。「どーもー、まあ我々も頑張っていかなあかんなーっていうてるんですけどね!」から始まり、「なんでやねん、もうええわ!どうも、ありがとうございましたー!」で終わるあのスタイルです。

この漫才のシナリオの中に研究テーマである心理学要素の説明とその実例の紹介を盛り込むとともに、ボケとツッコミを多数散りばめることで、研究成果を発表するという本来の課題を実行しつつ、観客である協会所属の診断士の皆様に楽しんでもらうこと(笑いを取ること)を狙ってやりました。

 

結果、大変好評をいただくことができました。私たちのチームの後で発表したチームも「この後にやるのはすごくやりにくい・・・」と言ってくれたり、「先ほど心理学チームが紹介していた心理学要素にも当てはまりますが…」などと引用してくれたりしました。

他の9チームがほぼパワーポイントの資料をメインに一人ずつ順番に話していくオーソドックスなスタイルだったこともあり、私たちの発表は極めて目立ったものになりました。

イベント後に行われた懇親会でも、私は誰からも「漫才の人」と認識されていて、やはり強いインパクトを残せていたようです。

 

準備も楽しくやりましたが大変でした。漫才ではあらかじめ作成したボケ・ツッコミを含めた掛け合いでストーリーを展開するため、片方が言うべきキーワードを言い忘れたら相手は話を進められず話が止まってしまいます。一人で行うプレゼンテーションなら多少キーワードを忘れてもその場でストーリー展開を変えられるのですが、漫才の場合はそれができません。そのため、普通のプレゼンテーションより多くの練習を要しました。テンポや間も気にする必要がり、やはり難しかったなと思うと同時に、プロの漫才師はすごいものだと感心しました。

 

今回の漫才形式によるプレゼンテーションは、聴衆を楽しませ、高い評価をいただけたことだけではなく、練習も本番もチームの仲間と楽しく取り組めました。また、このようなプレゼンテーションスタイルはいろいろな場面でアイスブレイク的にも使えるかと思います。ネタによっては羞恥心を捨ててやり切る勇気がいりますが、一度皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

コメント (3)
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