東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

ひととなりの正体。だから、私は稼プロ!を選んでよかったと思っています。(長文)

2018-04-15 06:00:00 | 17期生のブログリレー

おはようございます。事務局広報部(←部活があるんです)の藤田です。
昨日4/14(土)は東京協会のスプリングフォーラム2018でした。多くの方が稼プロ!ブースにいらしてくださり、お名刺交換をさせていただきました。
別の会場でチラシを受け取っていただいた方もおられたようです。ありがとうございました!

昨日「稼プロ!」のブースを訪れ、チラシを初めて受け取り、調べておられる方がおられるかなと思い、今日お当番なのも何かのご縁とそのテーマで書かせていただきます。

ただ、私見でかつ、長文ですので、ご了承ください。
もしご関心があったら・・・「ひととなり」や「稼プロ!の素敵さ」は以下に書いてあります。

●毎年、先着15名で、今年は3月の講義見学も多くの方に来ていただき、既にお申し込みをされている方もおられるので(申込状況はウェブで公開中!)、
ご興味のある方はご検討はすすめてくてさいませ。
フォームからもご質問を受け付けています。

今後のイベントはこちら(稼プロ!ウェブページ)のとおり、4/26(木)の合同オリエンテーションと4/28(土)の講義見学があります。

●ゆるっと最新情報を知りたいなあという方にはFacebookグループ「稼プロ!コミュニティ」もあります。
https://www.facebook.com/kasepuro/

 

―――

さて。
私は大学卒業後から4年後、(仮に15年以上前としておきます)国内のビジネススクール(MBA)を卒業しました。診断士の方にわかりやすい表現でいうと「診断士が取れない養成課程のような学校」です。いいところもあります!仲もいいですし!。
私は若手でしたが、その頃少し上の年代の方々から「中小企業診断士という資格があって、MBAと科目が似てるらしくて、受験した」と聞いたのが診断士との初めての接点です。サイトで調べ「科目が似てるなあ」と思ったけれど、当時の学校の勉強も忙しかったし、「経営にこたえが1つっておかしいのにマークシートで合否を決めるのはなしでしょ!」とよくわからないまま判断し、そのままにしていました。

その後の社会人人生の中で、診断士を目指し、なんとか合格しました。

私は枠を知りたいとおもったんです。枠を知ればそれに対応することができる、相手を理解できると。
そう思った理由は、アメリカ生まれのMBAのアプローチ、日本生まれの中小企業診断士のアプローチの違いです。以下は私見です。

アメリカは多様性が前提。問題があったとき、いろいろ選択肢を決め、クリテリア(判断基準)はなにがふさわしいかで判断する考えでした。
クラスの人は年齢や経験が違っても平等に討議をして決め(個人レポートなら自分なりにベストを考え)決めていくイメージでした。

例示をすると(無理がありますが)、大きな物音を建てても「失礼だ!」という善悪の判断をするのではなく、「物音が立てるんだよね」という事実の共有、その大きさはどれくらいかの調査から始まり、「自分たちは静かに勉強したいけど、進捗に支障が出ている」という問題があり、それを解決するにはどうしようかと考えるイメージです。
解決策は、ご本人にお伝えして別の場所に行っていただく選択肢もありますが、予算によってヘッドフォンをつける、防音設備をつけるが解決策になることもあります。私は今も問題はこのアプローチで考えるし、ロジカルで平等で、自分には合っています。


ある時、目標を達成し、成果を上げたはずのプロジェクトで、状況を考えれると今でも人生で一番がんばったプロジェクトで、思いっきりマイナス評価をつけられたことで、「成果を上げるのは大切っていうけど、それだけじゃないな」と気づいたんです。


実際の日本の会社で、そこまでロジカルにすすめることができるでしょうか。
経験者や年長者がいてもフラットな立場で合意をえてすすむでしょうか。
「このやり方は効果があるから」と理路整然と話す人のことをすぐ信じてみんなが行動するでしょうか。
問題が起きると、怒ったり不快になったり苦しんでいる(感情や体調面を含め)人はいないでしょうか。
成果があったとしても、その成果を誰かが独り占めしようと思ったら、不愉快になるのではないでしょうか。
相手の発しない言葉や状況を配慮したり、真摯に耳を傾け、相手の生きてきたフレームを尊重し、信頼を積み重ねて「この人が言うことなら」と思って誠実な態度で接する態度が様々なことを解決していくことがあるのではないでしょうか。

※もちろん私と同じ学校を出て成功されている方もたくさんいて、その人たちはもともと人間力や配慮があり、自分で身に着けていていると付け加えておきます。


いまだにここの領域は私も得意ではないのですが、私は稼プロ!でそれらの課題について解決する部分があり、生きやすくなりました。
決して完全ではありませんが、自分比ではだいぶ改善しました。
それが私は人格の骨格矯正(良さを最も生かす)というべき「ひととなり」だと感じています。


「ひととなり」という言葉に響き、関心を持ち、稼プロ!に興味を持つ方は多いとききます。
そういうかたはきっと、ウォームマインドで思いやりがある方のはずです。私も自分では思いやりはあるつもりです(自分では!)

自分と人とは違う。自分がよいとおもうことは相手はよいとはおもわないこともある。
実際にはいろいろな思いがあり、信頼を作って進めていく…それがすぐに実を結ぶことも、3年後に実を結ぶことになる。

ソーシャルの時代、Facebookの情報は10年前でも出るし、会社が変わっても居場所を変えてもその人に評価や信頼は結びつきます。
失敗はすると思っても、その人の蓄積がよいものであれば、時は少したっても「あの人があの状況なら仕方ないよね」といわれます。
一方、それまでの行いや蓄積がひどいとぼろぼろにいわれてしまう時代です。

稼プロ!でお会いした講師や、特別講師、OBは何かを悟った仙人ではなありませんが、信頼の蓄積をもって、生き方でも体現をされ、ご活躍されています。
姿勢やひととなりを教えてくれるマスターコースも他にもあるかもしれませんが、
私はこの時期、稼プロ!に出会えて学べて良かったと思います。

 

何かのきっかけでこのブログを見てくださったあなたに、どこかで目にかかれるのを楽しみにしています。


【事務局藤田 BACKNUMBER】
2017/07/13  「17期事務局藤田です。質問をするということについて
2017/08/28  「トップダウンとボトムアップについて」 
2017/10/13 「エゴグラムが教えてくれたこと
2017/11/18「ダムカード、灯台カード、公共配布トレーディングカードについて
2018/01/13「今朝、NHK総合テレビにセンターで20秒出演!からみる「お金をかけずにできる広報術
2018/02/28 「私の密かなヤボウと天才と異端児と触媒の関係
2018/4/15  「ひととなりの正体。だから、私は稼プロ!を選んでよかったと思っています。(長文)


16期藤田としての過去の記事一覧はこちら
2017/06/16 「1年の振り返りスペシャルその3 ついに本当のファイナル・・・

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする