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東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

今年も味噌作りにチャレンジ

2022-02-17 12:00:14 | 事務局からのメッセージ

稼プロ!事務局スタッフの武井です。
節分がすぎ暦の上では春となりましたね。
実は、ここ数年毎年2月下旬に味噌を仕込んでいます。(今年は稼プロ!講義翌日の予定)

現在、コロナ禍で活動をお休みしていますが、
「食育ボランティア」の活動がきっかけとなります。
かれこれ作り始めて7年くらいになるでしょうか?

コロナ禍前は、みんなで集まり、参加者全員分の味噌を仕込んでいました。(午前中3時間かけて)
作業事態は実は簡単で、大豆を柔らかく煮て、潰す。それを塩と麹を混ぜあわせて、保存容器につめて熟成させます。
ベテランママの指導のもと役割分担されていることもあり、
仕込む量は多いものの、スムーズに作業は進んでいきます。
そして、何よりも和気あいあいとやるので楽しいのです。

発酵食品でもある味噌は、自己免疫力アップに一役かってくれる調味料です。
ぜひ積極的にとりたい食材のひとつですね。
塩分が多いので、ぜひ野菜などをいれた具沢山味噌汁をおすすめします。
豆乳やあわせて洋風スープもおすすめですね。

コロナ禍になり、家族の食と健康を預かる身としては、
手洗い・うがいに加え、質の良い睡眠とバランスの良い食事、
「自己免疫力」を落とさないようと、いつも以上に心がけるようになりました。
今年もおいしい味噌ができますようにと願いを込めつつ、仕込んでいきたいと思います。

ーーーーーーー稼プロ!よりお知らせーーーーーーーーーーーー

1.下記日程でオンライン説明会を開催します!
 【稼プロ!オンライン説明会】
 ・3月30日(水) 3月25日(金)19時~(3/2修正:日付が変更となりました)
 ・4月8日(金)19時~

 説明会では、「稼プロ!カリキュラム案」「2022年度の年間スケジュール案」
 「稼プロ!で学んだ塾生の生の声」などを、ご説明いたします。

2.講義見学のご案内
 今月開催の稼プロ!第8回講義の一部を見学することができます。
 実際の講義の様子をみることができる貴重なチャンス!
 ・2月26日(土)10時~12時

どちらも 稼プロ!事務局 info★kasepuro.com  へメールにてお申込みください。
また、詳細はWebでも順次ご案内していきます。

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「世界観」の権利化

2022-02-15 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

事務局の大井秀人です。

私事で恐縮ですが、今の勤務先(化粧品業界)に転職してちょうど3年になりました。転職すると、その会社や業界では普通に使われているけれども、新参者にはちょっと新鮮な言葉に巡り合うことがあります。化粧品業界に転じて出会ったそれは「世界観」です。化粧品ブランドが訴求する提供価値全体のことを指す言葉です。もう1つ面白いと感じたのは「商品開発」のことを、よく「価値創造」と言います。化粧品はただのモノづくりにあらず、化粧品の持つ美の力でお客様の体験・気持ちまで変える、という強い意思を感じました。

さて、最近仕事で知的財産の話を聞く機会がありました。2020年に意匠権で保護対象の範囲が広まり、店舗の内装の意匠が保護されるようになったという話です。2年前の改正であり、恥ずかしながらキャッチアップできてなかったのですが、興味深かったのでご紹介します。

ここで少しおさらいです。意匠権とは、主に「物品の形状」の保護に関する権利です。化粧品であれば、容器やボトルの形状、美容機器の形状などを保護対象として申請します。ちなみに、ブランドロゴやロゴマークは、意匠ではなく商標(図形商標)として保護されます。

意匠法の保護対象は、従来は物品に限定されていました。それが2020年4月1日に抜本的に改正され、建築物、内装、画像の意匠が新たに保護対象となっています。経済産業省のその登録事例が掲載されていますが、みなさんが見たことあるようなユニクロやくら寿司の建物が既に登録されていて興味深いです。
https://www.meti.go.jp/press/2020/11/20201102003/20201102003.html

化粧品業界では、コーセーが雪肌精が店舗内装を意匠権登録したとプレスリリースを出しています。
https://www.syogyo.jp/news/2021/07/post_031391
この雪肌精の事例を見ると、化粧品事業者が、自社ブランドの「世界観」を、重要なアセットと捉えて積極投資をし、さらに知的財産として保護しようとしているのがよくわかります。

実は勤務先もある新ブランドの内装を意匠権登録しています。製造業の知的財産は、特許が主戦場のようなイメージがありますが、化粧品業界は意匠権も重視している印象があります。それは、化粧品は、化粧品そのもの効能に加え、選ぶ体験、買う体験、使う体験など、ブランドの世界観を訴求することで、お客様にお選びいただくものであるからだと感じます。そして、その満足度の主要因の1つは、体験を通してお客さまが巡り合う様々なデザインにあることは間違いありません。

体験(エクスペリエンス)で勝負するビジネスは、体験そのものを権利で守る必要がある世の中になっています。デジタル化が進み、エクスペリエンスビジネスが進化する中、デザインは大きな要素を占めます。この改正で、意匠権がブランドを守る権利としてより重要な要素になると感じました。

 


稼プロ!では、下記日程でオンライン説明会を開催します!

【稼プロ!オンライン説明会】
・3月30日(水)19時~
・4月8日(金)19時~

説明会では、「稼プロ!カリキュラム案」「2022年度の年間スケジュール案」「稼プロ!で学んだ塾生の生の声」などを、ご説明いたします。奮ってのご参加を心よりお待ちいたしております。
今後、稼プロ!Webサイトでも最新情報を掲載していく予定です。

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~9割の社会問題はビジネスで解決できる~

2022-01-30 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さん、こんにちは。事務局の高橋です。寒さが続きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私の家の周りでピンクの梅花が綺麗に咲いています。春はまだまだですが、これから桃の花や桜の花が続いて咲いていくことを楽しみにしています。香りは梅の花が甘酸っぱくて一番好みなのですが、商品として人気なのは桜が多いようです。今日も桜の香りのぬり香水やパックなどが、新しく販売されていました。

さて、今日は「9割の社会問題はビジネスで解決できる」PHP研究所の本をご紹介したいと思います。著者は「ボーダレス・ジャパン」社長の田口一成氏です。

 

まず、この本を読んで衝撃を受けたのは、私はソーシャルビジネスやSDGsに興味があり、携わりたいと思っているのですが、そもそもやりたいビジネスは、ソーシャルビジネスもどきだったのでは?と思いました。

 

著者は、社会問題を解決するためにビジネスを行う事業を数多く立ち上げました。今や世界15か国で40のソーシャルビジネスを展開。グループ年収は55億円を超えました。

著者は、学生時代に貧困問題に出会い解決をしたいと思いました。そこで事業を立ち上げて、寄付金を作ろうとしましたが年間で7万円だけしか作れなかったといいます。事業をしていく中で、社会課題を解決するのはビジネスで解決できる!と気づき、事業をいくつも立ち上げていきました。ですがいくら頑張っても事業を立ち上げるは年間1事業では、社会が良くなるスピードが遅すぎると気づき、社会問題を解決したい起業家のサポートをすることになりました。

それぞれの起業家が解決したい社会問題は違うので、社会が良くなることが共通の目的のグループ会社で、それぞれの起業家が社長ですが、独自のサポート体制があります。社会問題には、家族が出稼ぎに行かないと生活できない貧困農家や、フードロス、先生への必要なサポートなどさまざまです。

サポートする仕組みは、大きく次の二つあります。

・恩送りー社会を良くしたい人達が集まって、事業資金をサポートし合う仕組み

・MM(マンスリー・マネジメント)会議―起業家同士が集まって、お互いの経営課題を相談し合う場

恩送りは、黒字化した企業が余剰資産を提供して、次に立ち上げる起業家の事業資金をサポートする仕組みです。起業家は自立したいが孤立したいわけではないので、社会を良くしたい起業家同士が経営課題を相談する仕組みがありました。

 

ソーシャルビジネスプランは、まずどんな社会問題を解決したいかを、顔の見えるまで掘り下げていきます。どんなことが課題で、どんな暮らしがあるべき姿なのかを描いていきます。そのうえでどのような制約があるのかも抑えます。それを解決するビジネスプランを次に描きます。課題を解決するためのビジネスなので、売上が達成しても課題が解決されない場合は、ビジネスを方向転換していきます。

 

ビジネス面でもヒントとなることが書かれていました。

事業計画は当初の仮説ですので、仮説があっていることは少なく、仮説と検証を日々繰り返すことで、勝ちシナリオを見つけていくこと。やってはいけないのが、「正解探しモード」で考える意味はなく、仮説と検証のみでスピードが必要ということでした。

また、違和感も大事にしているそうです。あれ?と思ったら一旦立ち止まり確認してみると、落とし穴に気づくことがあるので、直観も大事にしているとありました。

 

私はフェアトレードビジネスをしているのですが、この本を読み、自分のためにビジネスがしたいのだとわかりました。社会を良くしたいと基本的には思っている人が多いと思います。行動するには、まずは知ることから始めていこうと思います。

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稼プロ!からのお知らせ

2022-01-17 12:00:13 | 事務局からのメッセージ

稼プロ!スタッフの武井です。

先日の日本経済新聞の企画「40代から学び直しに役立つランキング」で、
「中小企業診断士」が1位になっていました~!

2022年最初のブログは、診断士活動をスムーズにスタートするための情報を2つほどご紹介します。

1.診断士のはじめの一歩セミナー   
診断士2次試験合格された方や春に養成課程を卒業される方が対象となるセミナーです。  
内容は、これから診断士としての活動をする方のため、
 ・これから診断士登録するまでのプロセス
 ・診断報告書の書き方のエッセンス
 ・診断士として成功するためにやるべきこと などです。
 日時:1月26日(水) 19時~   
 場所:東京都中小企業診断士協会 中央支部事務所(都内中央区)
    (オンラインでの参加も可)   
 費用:無料  

なお、10名限定のセミナーですので、お早目にお申込みくださいませ。  
申込みはコチラフォームから
2.稼プロ!講義見学のご案内   
こちらは、22年6月開講の稼プロ!22期入塾のご検討されているが対象となります。
実際の講義の一部を見学することができる貴重な機会です。
「百聞は一見に如かず」この貴重な機会をお見逃しなく。

 日付:2月26日(土)、3月26日(土)を予定
 場所:都内区民館または中央支部事務所(どちらも中央区) 
 参加ご希望の方は、稼プロ!事務局:info@kasepuro.com までご連絡くださいませ。

カリキュラムはコチラをご覧ください。   
時間などの詳細は、随時こちらブログや稼プロ!のホームページでご案内していきます。
また、今後も22期入塾検討者対象のオリエンテーション(説明会)などを開催予定です。

オミクロン株による感染者が増えていますが、
まずは個人での予防策となるマスク着用、手洗い・うがい、換気対策などをしっかり行い、
引き続き、正しく恐れていきたいですね。

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採る側をやってわかったこと

2022-01-15 11:59:00 | 事務局からのメッセージ

事務局の大井秀人です。これまで採用という仕事にはほとんど関わったことが無かったのですが、ここ数カ月ほどスクランブルで多くの案件に関わることになりました。私は4回の転職経験があり応募する側としては百戦錬磨ではありますが、採用する側に立ち、正直、反省させられる思いでした

総じて感じたのは、採用される人に共通する要素は、何のかんの言っても「いっしょに働きたい」と思わせる人、ということです。シンプルですが重い現実と感じます。求人票のJob descreptionには必要なスキル・経験が詳細に書かれています。その要求レベルも年々上がっています。最近はTOEICスコア800以上必要とかもざらです、、、、もちろんこれらを満たすことは重要です。ただ、これらは必要条件で、十分条件ではありません。

たしかに基本的なスキル・経験はある程度クリアいただく必要はあります。しかし、実際内定が出る人を見ると、スキル不足などネガティブ要素を吹き飛ばす力がありました。とにかく「前向き」で「コミュニ―ション能力」「共感力」が高く、「アイディア」や「探求心」が豊富で、「やりきった経験」を生き生きと話すのです。今、目の前の課題を何とかして解決したい、というポジティブな思考が溢れています。スキル不足はどうにか補うだろうというものを感じさせていました。面接して、むしろこちらが元気をもらいます。

どこかで聞いたような話、そう「三意(熱意・創意・誠意)」です。

もう1点、相手のことを良く調べ、良く考えていることも重要です。志望した企業に対して何のValueが出せるのかを、その人なりに話せています。表現が多少稚拙でも、考え抜いた思いがあれば伝わるものです。逆に、いくら思いを伝えても、相手のことを思わない独りよがりの内容では全く伝わりません。自分の話が長いのはかなりまずいです。伝え方は相手を思いシンプルにすることが重要と思いました。

診断士としても気付きがあります。診断士の仕事は、ご紹介のお仕事が多いと聞きます。ご縁が大事です。基本的にご縁をつなぐロジックは、応募者が採用されるロジックと同じではないでしょうか。やはり「何とかする」と思わせる人、いっしょにやりたいと思わせる人が、仕事を呼び込みます。スキルを磨いた上での、診断士としての人となり=三意が必要十分条件です。

私はパッションを表現することに苦手意識があります。気恥ずかしさや達成できなかったときの責任を事前に感じすぎて、やる気の表現に躊躇があったように思います。しかし、今までそのことで相当損をしていたのではと感じました。50年来の性格的なものなので、折り合いのつけ方に課題はありますが、三意を意識し有言実行でいくスタイルにしていかねば、と思い直しました。

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