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東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

「日本のプレゼンス!」あなたはどう考えますか?

2018-06-17 23:52:58 | 17期生のブログリレー

「稼プロ!」事務の小林 隆です。

ワールド カップが始まりました。
ブログをご覧になっている方の中にも夜更かしをしてテレビ観戦をしている、
サッカー ファンがいるのではないでしょうか?オリンピックを始め、スポーツの世界大会が開催されると、いつも取り上げられるのが、日本人の観戦マナーのよさですね。

勝っても負けても、スタンドから退場する時には、周りのごみを片付けて帰る。
日本人のよいところなのだと思います。
先の震災でも、被災者が暴動をおこさず耐えしのぐ姿や、ゆずりあいの姿勢がが世界の共感を呼びました。

日本は、世界に誇れるすばらしい国民性を有しています。
私が時々たずねる東南アジアの国々も、親日国が多く、尋ねる先々で、日本人を歓迎する雰囲気を感じます。

しかし その一方で、日本はいつまでそうした地位を維持できるのか、疑問も感じています。

中国は、成長著しい経済を背景に資金力を背景に東南アジアを始め世界中の国々と親密な関係を築き、韓国は、サムスン、LGといった家電製品やKポップや韓流ドラマなどの娯楽で日時用生活に浸透をしてきています。

対する、日本はどうかというと、途上国の開発資金を援助する ODA(Official Development Assistance:政府開発援助)の予算は削減傾向にあり、資金援助での相対的な存在感は低下しているように感じます。庶民の暮らしの中では、家電製品やスマホなどはそのシェアを韓国製品や中国製品に奪われています。何より恐ろしいのは、以前は日本製品は、質が高いが値段も高いと言われていたのが、最近は、韓国製品や中国製品の品質向上により、日本製品との品質の差がなくなってきている点です。
また、日本のソフトコンテンツ特にドラマやテレビ番組などの娯楽は、版権が高く、途上国ではほとんど放映されないとう現実があります。

ビジネスの世界でも、英語でコミュニケーションがとれない日本の企業人は、本音がわかりにくいと言われます。加えて日本企業の意思決定の遅さは、海外 特に途上国のビジネスにでは敬遠されがちです。

そうした、現実を見るにつけ、日本はこれからどのように世界の中でそのプレゼンスを発揮してゆくのか、将来の日本の国のポジショニングはどのようになっているのか、心配になることがあります。

本来ならば、今こそ日本は、国家の将来ビジョンたる100年の計を図る時です。
政治家も学者もちょっとそのあたりの心得のあるかたは、その現実をご存知のはずですが、表にでてこないのが、日本の残念なところです。

ただ、こと経済活動に関しては、日本とか世界とか、言っているような時代ではなくなってきているのかもしれません。
個々の企業が、また個人が、世界の中でどのような価値を提供できるのか、考える範囲やマーケットの枠が広がっただけと考えるのが自然なのかもしれません。

私たちに今 課せられているのは、受け継いできた精神性や文化に誇りを持ち、大切に受け継ぐとともに、世界標準や現実を受ける勇気と備えが必要である、と感じる今日この頃です。

<後記>
国家の仕組みをどのようなものにするかは、国民の「幸せ」をどのように考えるかが、根本ですね。
国家の仕組みも経済の仕組みも福祉も、何を「幸せ」何を「公平」と考えるかによって、変わってきます。
なかなか、難しい問題ですが、そんなことも気になる年齢になってきました。

 

 

 

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稼プロ!卒塾と空き缶の蓋とこれからについて

2018-06-16 20:43:06 | 17期生のブログリレー

17期生 設楽です。
いよいよブログ投稿も今回が最後となりました。

ところで、私は最後の決意表明でワケのわからないことを言い続けたので、どうなっちゃってんの?と思っていらっしゃる方のために、現在お話し出来る段階のところまでを書き記し、最後のブログとさせていただきたいと思います。

まず、最終講義での決意表明ですが、まとめると以下のようになります。
(1)合宿のときに作成したキャリアビジョンを見直し、状況が変わった部分と変わっていない部分があることに気が付いた。そして変わっていない部分(家庭環境)のため、当面独立は選択肢として考えず、企業内診断士として研鑽を積むことを改めて決意した。
(2)しかし、稼プロ!卒塾にあたり、1点だけわからないことがあった。それは診断実習の際、事前に配布された資料から当日のヒアリングに至るまで与えられた条件(Input)は全く同じだったにもかかわらず、成果物(診断書,Output)が17期生15名がバラバラだったこと。
(3)なぜバラバラになるのか? 終わってからずっと考えあぐねていたが、卒塾間際の5月末にあることに気付き、ようやくカギを見出した。それが「空き缶の蓋」であり、このカギを手掛かりに診断士活動を続けながら診断士の外にも出ていくことを決意した。それが自分の「決意表明」であった。

となりますが、(2)と(3)の間のところを少し補足させてください。
まず、個人ではなくグループで診断書をまとめたら質が上がるのか?と考えましたが、これは違うと思いました。私の推測ですが、そうしたらかえって妥協の産物のようなつまらない診断書になっていたことでしょう。では、17期生が診断士として経験を積めむことによってこの差異は収れんするのか?とも思いましたが、これも違うと思いました。15人揃って同じ答えになったら、経営に答えがあることになってしまうからです。もっとも、対象企業によってはほぼ同じになることもあるでしょうが、そのような企業の場合は今やっても同じになるでしょう。
そんなわけで、答えが出ないままでいましたが、ある日、「空き缶の蓋」のことについて学んだことにより、私の見方が大きく変わりました。

では、空き缶の蓋の秘密ですが、まず写真をよく見てください。左側と右側が微妙に違うことに気が付きませんでしょうか? 実はこのことにより、缶を開けようとする際にかかる力が一方向に偏るため、誰がやっても同じように、しかも簡単に開くようになっています。(仮に左右対称だったら、力が分散し開けにくいものになるはずです。) このことは言われれば簡単に理解できることですが、何も考えずにただ見ているだけでは気づかないものだな、と思いました。そして秘密はもう1つあります。これは懇親会のときにも言わずに黙ってましたが、、、実は缶というものは壮大な矛盾に満ちたものです。なぜか。それは「開けるときは少ない力で簡単に開けたいのに、そう思わないときは絶対に開いてはならない」という矛盾があるからです。それはそうですよね。力を入れずに簡単に開けばいいだけのものを作ってしまうと、知らない間にカバンの中で開いてしまったというような事態が起こってしまいますので。「開けたいときは開いてほしいのに開けたくないときは絶対に開かない」 それが(自動販売機で売っているような)缶の蓋です。見事なまでに矛盾をクリアしています。逆に缶切りを使うような缶は「開けたくないときは開かないが、そうであるがゆえに簡単に開けることもできない」ものになります。

なるほど。これは奥が深いと思いました。とはいえ、この缶の話は先の診断実習と直感的には結びついたものの、どう有機的に結び付けていくかが課題として残りました。ただ、この缶のことを更に突き詰めようとしたとき、その答えは診断士という枠の外にあるため、外に打って出ることが私の稼プロ!卒塾後にやるべきことと考えました。そのことを「旅に出る」という表現で決意表明をした、という次第です。

ここまでの話は3分では到底出来ないということもあり、最終講義では皆さまには消化不良な形で伝わってしまったかと思います。相変わらずの舌足らずですみませんでした。

最後になりますが、この1年間、鴨志田塾長をはじめ、講師の先生方、事務局の皆様、同期の仲間には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ただ、自分は(稼プロ!に限らず)どこに行っても問題児(?)なので、皆さまにはご迷惑をおかけしたことが多々あったかと思います。残念ながら3意が果たして習得できたのかどうか。自分ではよくわかっておりません。申し訳ありませんでした。
もうすぐ卒塾式ですが、皆様と直接お会いするのは基本的にはその場が最後で、その後はOB会などがあったとしても、会う頻度は極端に減ることになるかと思います。ですが、今はもうSNSなどで簡単に交流が保てる時代になっています。直接顔を合わせることはなくとも、自分がどんなことをやっているかについては継続して発信していきたいと思います。だから、私はさよならとはいいません。稼プロ!という名前の缶の蓋を開けたということはそういうことです。一度開けたら缶はずっと開いたまま、です。ありがとうございました。

設楽英彦

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逝くを思いて生く

2018-06-16 00:44:04 | 17期生のブログリレー
17期の金岩由美子です。こんにちは。

今回は「体験旅行」のお話です。

6月6日 水曜日。
神谷町「光明寺」集合。
出発 19:30。
ガイドは、住職の浦上氏。

さて、行き先はどこでしょうか?


「死」です。

「死の体験旅行」と言うWSに参加しました。どう言うイメージを持たれましたでしょうか?

2013年1月に始めたこのワークショップ、これまでに2600名以上の方が体験された様ですが
名前のイメージで、死にそうになるほどハードな運動をするんだと勘違いして
トレーニングウェアで来た人がいたとか。

元々は欧米のホスピスで始まったもので、終末医療に従事する医師や看護師が、
死と向き合う患者の気持ちを深く理解するため、自分たちも死を想像してみるために
作られたWSです。

具体的には20枚のカードに、大切な人やもの、行為・夢などを一つずつ書きます。
住職の語りで、自分が病にかかり体が衰弱し、徐々に死が近づいてくる過程を
想像しながら、先ほど書いた大切な人やもの、行為(のカード)を手放して行きます。

元気だった時には大切だったモノやコト、夢や価値観も変化して行きます。
死を迎える過程で、段階的に手放したり、諦めたり、お別れしたりしながら
本当に大切なものは何かというコトに気づくことが、このWSの狙いです。

私の場合は「南の島に移住して明るいうちからシャンパンを飲んで笑って過ごす」的な事を
書いたカードは真っ先に抹消されました。
最後に残したカードに何を書いていたかは内緒ですが、自分でも以外なものでした。
このWSに参加した3割の方は、自分の想定外のものが残るそうです。

性別や年代の差もありました。男性は「妻」が圧倒的に多く、女性は「母」や「ペット」など
「夫」以外が多かったのが印象的です。若いイケメン男性が「妻はここにいてはいけない。
とお別れした」と言うコメントも素敵でした。

最後に残したものが一番大切と言うわけではありません。大切だからこそ、良いタイミングで
お別れをする事も重要だと思います。お別れを意識する事で、本当に大切なものが今手元にある
事に感謝する事ができました。

稼プロ!は、20期までは現状運営が確定していますが、それ以降は未定ですね。
どのような最終章にするのか、また、それはいつかを意識する事で、「いま」をより大切に
できるのではと考えています。

18期からは事務局として運営側になるので、「稼プロ!」を大切に運営していきたと思います。
アドバイスやご意見、どうぞよろしくお願いします。
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お陰様で、稼プロ!1年修了。ご縁に感謝!!

2018-06-13 10:00:00 | 17期生のブログリレー
皆さん、おはようございます。6月13日(水)担当の17期生山田隆司です。
今回で私の担当が最終回ということになりました。
最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

早いもので、稼げる!プロコン育成塾でお世話になって1年になりました。
毎月、始発で名古屋から東京に通ってました。我ながらよくやりました。

ただでさえ苦手なことをやるのに、慣れない環境に身を置いて
挑戦の連続でした。最後まで慣れませんでしたが、鍛えられたと思います。
お陰様で何とか乗り切りました。精神的にも肉体的にもちょっとお疲れぎみです。

キャリアアンカー、セルフブランディング、ブログ執筆、出版企画、話し方、
診断実習と、数々のロールモデルなど様々な経験をさせて頂きました。

中でも、最も印象的なものは話し方・ボイストレーニングでした。
声1つで、そこまで周りに伝わるのかと、驚きとともに怖さを感じました。

「声は人格。」声は人となりを示します。
姿勢や考え方が、知らず知らずのうちに現れてしまいます。
自分の声の個性を知り、自分の状態を知るバロメーターになります。
まずは、からだづくりの基礎トレーニングを続けるところから。

プロにはプロにしかわからない世界がある。
それを体感できた、有意義な1年でした。
これだけのネットワークは他にはありません。

さて次は、どう自分に活かして自分のものにしていくのか
今後は試行錯誤の連続となります。

東京へ行ったことは、私にとっては小さな1歩ですが、将来につながる1歩です。
皆さんそれぞれ個性的で、たくさんの刺激を頂きました。
17期同期の皆さんとはご一緒させて頂いたこと、感謝いたします。
皆様のご活躍を応援しております。本当にありがとうございました。
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稼プロ!17期に愛をこめて

2018-06-12 21:00:00 | 17期生のブログリレー
皆さんこんにちは、
稼プロ!17期 永井裕介(介さん)です。
最後の投稿を、同期14名に捧げます。

独立の先輩として、いろいろと教えていただいたA井さん。慶応大学の地下壕の話が忘れられません。今年、私は沖縄平和祈念資料館に行きました。暗い展示室のドアを重い気持ちで開けたら、そこはパット明るい海! それを見た瞬間、ラストの言葉「平和っていいなー」を実感しました。

若い奥さんをこよなく愛するI上さん。途中、塾生リタイアの危機を乗り越え最後に「5年後の独立宣言」をした姿はご立派! それにしても「将来の食料は昆虫?」で、昆虫や蜘蛛、サソリなど大盛りあがりのコメントに、遠慮申し上げようと思ったのは私だけ・・・?

人生の先輩として、いろいろと教えていただいたOさん。プレゼンでどうしたらあんなに自然に話せるんだろう? どうしたらあんなに動きまわれるんだろう? 私はいつも元気と課題をいただきました。宇都宮のLRTは2022年でしたね。私も注目しています。

魅力的な低音と優しい笑顔のM原さん。初回講義で、何度ものつらい経験を淡々と話されていた姿を思いだします。乗り越えてこられたのは、高校球児として鍛えられたためですね。諦めの悪いおじさんとして、遅咲きの甲子園に出場できることを祈っています。

何事にもとても思慮深く、沖縄通で、国際派でもあるS楽さん。プレゼンでの黄色い沖縄Tシャツが私の頭から離れません。それと、いつか愛すべきお嬢さんが、飛行機を乗り継いで、かつてお父さんも訪れたフィンランドへ、サンタクロースに会いに行ったら素敵だなーと思っています。

大学教授のように博識で、教えるのが上手なYa田さん。計画申認定機関研修でも、大変お世話になりました。塾のある朝、私は教わった小伝馬町十恩公園を毎回訪れました。私が大好きな吉田松陰の辞世の句は、両親にあてた「親思う心に勝る親心・・」です。

いつもクレバーで国際派のO口さん。最後のロープレで相談者の話を適宜整理しながら進める姿に、さすが!と感心しました。かと思えば、「さよならだけが人生だ」で、何かを選択するときに捨てるものに、「結婚した時?」があり苦笑してしまいました。それって、奥様も同じだったのでは・・・? そう私の家庭もきっと同じですね。

17期IT部長のN織さん。十八番のインターネットだけでなく、パン・アキモトの、パンの缶詰の話に思わずうなずいてしまいました。東日本大震災の時、私は勤務先で一泊しましたが、ひどくお腹がすいていても乾パンには手をつけずじまいだったものですから・・・。

この1年間でプレゼンする姿・声に最も輝きを増したYo田さん。システムセキュリティの話は、私がクレジットカード情報の管理に携わっていただけに、毎回興味を持って読ませていただきました。今度お会いしたときは、サッカー日本代表談義を是非!

ガタイとフットワークの良さ、いかにも体育会系のW邉さん。五島宏明著『三代目が会社をつぶす!?』には、私も大変感銘を受けました。いつか地元に帰られたときは、会社経営に加え、サッカーへの情熱も是非忘れないでください。奥様と末永くお幸せに!

私はこの塾で、生まれてはじめて自分と同姓同名の「Nガイ ユウスケ」さんに会いました。最年少ですが、中華料理屋さんへの改善提案書は素晴らしかった! 会社で経営企画に真摯に取り組んでいる成果なんですね。サッカーへの思いと奥様への思い、両方大切にしてください。お幸せに!

伝説のプレゼンテーターK岩さん。「私、ちょっと色気づいたと思うんです!」とか「イナイナイバー!!」とか、もう何でもありのパフォーマンスは、阿波踊りで鍛えた筋金入り。さらに、話す・書く・診る・聴くに、「飲む」「唄う」も加えて、向かうところ敵なしです。

伝説の町おこし職人Y本さん。「皆さんがっかりするかと思うのですが、私こう見えて夫がおりまして」発言に落胆された方も多いでしょう? これからは、旦那と合わせ4足のわらじとのこと。カレーライス以外の料理も得意なのだと思いますが、18期の皆さん、一応確認をお願いいたします。

大トリは、伝説のブログ女王T澤さん。「元々持っているものをアップデートする、それはとても大事なことのように思います。服に限らず」「懲りない女。この話、ホント好きなのに」など、独特のテンポに、私は勝手に「T澤節」と名をつけ毎回楽しみにしていました。どこかでまた読めたらいいなー!

以上、独断と偏見の文章、どうかご容赦ください。

そして最後に、
「ありがとう」の反対語は「当たり前」。
「有難う」は有ることが難しい=奇跡ということです。
だから、その反対語は「当たり前」なのです。
前述の五島宏明著『三代目が会社をつぶす!?』に書いてあった言葉です。

皆さんと会えたこと自体が奇跡でした。
本当にありがとうございました。
それでは、お元気で。また!!
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