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ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

ジブラルタル海峡とアンダルシア地方

2007年05月17日 | 旅行
ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸と地中海!

小学生の頃、地図が好きだった。子どもの頃の自分が、そこがどんなところかは全く考えもしなかったが、大陸同士が非常に接近しているジブラルタル海峡には地理学的に興味があった。今回はスペインのアンダルシア地方を旅行することになったので、ここを見逃すわけにはいかない。

セリビア空港からレンタカーを借りて3日間でアンダルシア地方を回る計画だ。空港に着くと、数件のレンタカーショップが軒を連ねている。価格を聞いて回るとかなり差があることに驚く。大手より地元の会社が格安だった。なんと3日間で100ユーロだ。もちろんマニュアル車だが。


一泊目はAlgecias。



ここはチオぺぺ(ワイン)で有名な街だ。ワイン工場を見学し、ホテルで聞いた地元で現地の人に人気のレストランへ。いわゆる都市ではないが、なかなか素敵な街だ。


2日目はジブラルタル海峡へ。

多少道に迷ったが、スペインの街は本当に運転しやすい。ほとんど信号がないし、標識が分かりやすいからだ。さて、自分は知らなかったがジブラルタルはスペインでは無い。実はイギリス領なのだ。そのため国境では検問やパスポートチェックなどで、かなりの渋滞となっている。目前には美しく気高い丘陵というか、絶壁の山がありその上が目的地だ。


{ジブラルタル(イギリス領)をスペイン側から見る}

ロープウエーでも行けるが家内に屈し、車で直行。これが大変。普段マニュアル車を運転しているならば問題ないだろうが、教習所以来の自分にとってはかなりの挑戦だった。道路は対向車が来たらどちらかが下がるしかない狭さだし、非常に急な坂道とカーブの連続だ。途中でエンストをしながら何とか到着した。

好天にも恵まれ、そこは言葉では言えないような絶景だった。真っ青な空、空よりさらに濃い青色の地中海、その先に緑と岩肌で覆われたアフリカ大陸が広がる。日差しが眩しい。自然の青色が濃くかつ澄んでいる。海も空も。こんな色は何処で見えようか。写真でも綺麗だが、フレームには到底収まらない圧倒的なスケールが体験できる。


(海と空の「青」が美しい!、角度を変えるとアフリカ大陸が見える)

息子は猿と遊んで満足していた。山頂には猿がエサを求めて車に乗ってくる。




2泊目はMalagaで宿泊。

ここのビーチも非常に綺麗。今回、全く地図も用意しなかったので、毎日ホテル探しは大変だ。右も左も分からないし、英語もなかなか通じない(人は親切だが)街でネットで予約したホテルを探すのだから。ナビ付きの車を借りればこの問題は簡単に解決するのだが。着いてみると、大きなプールやプライベートビーチを有した大型リゾートホテルで、なかなか個人的には好みだった。




3日目は白い村を見学後、Sevillaへ戻る。

行きの高速道路は快適であったが、今回はルートが違うため渋滞にあう。5時間ほど要して到着。他の海岸沿いの街と比べて、Sevillaは大都市であるが、個人的にはそれほど興味がわかなかった。行くなら海岸沿いの街をオススメしたい。
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