今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

夏の紫陽花

2011年07月27日 22時38分47秒 | きもの

今日は蒸し蒸しの夏。
モイスチャーな夏。
日本人女性がお肌の乾燥事態にまっったく
恐れをなさなくていい日だった。

でも水分って重いのよね。
ぎゅっと絞ったら、手品みたいに
水が滴り落ちてくるんじゃないかと
思うくらいの時間帯もあった。
あの空はこの水っけを一回ぜんぶ
出し切ってしまいたいのにちがいない。
でも降らない。
今日も降らないのだった。


そして観音あじさい。

ワタシは紫陽花という花が、
陰気な花だと云われようが、湿っぽいと云われようが、
とてもすきなのだけど、7月になれば
もうドライフラワーみたいになった紫陽花しか
東京では見られないというのに、
ここ秋櫻舎ではいまだに生のままの紫陽花が
咲いているのだった・・・。

信じ難い現実。
目前のハプニング。
リアリティって何だろう。




ふしぎな力をもつKちゃんによると、
この白い紫陽花は観音さまだということなのだけど、
とにかくあれからもう1か月は経っている。
ほんとうに1か月経ったというのに、
まだ白いまま咲いているのだ。





世の中ってほんと、色んなことがある。
ね。

紫陽花を生けたことがある人なら
分かると思うけれど、紫陽花は水揚げが
とても難しい花で、花瓶にいけても
もって1日~2日がせいぜいで、
すぐに茶褐色に花弁が変色してきたり、
しなしなとしなびてきたりするのだ。

それがこの観音あじさいときたら。



これだけでもう驚愕。
がくがく。

でもきれいな花をずっと愛でていられるのは
うれしい。


ねえ、君はここで一体何を見せているの。
どうしてここで咲きつづけているの。

ねえ、どうして真っ白なままずっといられるの。


そんなこんなで7月も下旬。
花火が上がる音も毎週きこえてくるんだろうな。
ビールに枝豆に、夜の散歩。
涼しい風が吹いてきて、夏の夜を特別なものにする。
紫陽花だって夏の花になる。

体調を崩さずに、
みなさま、どうぞすてきな夏を。

そ、何事もお互いサマー。


あ、浴衣の着付けレッスンもよろしくどうぞ。
ワタクシ、担当しておりますので。
要所要所をお教えしますよ。
ハート付きで!


それでは例の如く、支離滅裂なままに。