今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

よいお年を

2011年12月31日 14時19分34秒 | きもの

今年もあと今日限り。

今日が終わったら、年が明けて新年。
色んなことがありましたが、忘れるものは忘れて
落とすものは落として、さっぱり清々しい心と体で
新年を迎える。新しい年を始める。
持ち越さない。

この切り替えの感覚って
日本のすきな習慣のひとつです。

天災あり、人災あり、
思い残すことなど数えきれない現実、
それだからこそ切り替えよう、
またがんばろうって思うきもちは有効だと思います。


今年はどんな1年でしたか。

ワタシは良くも悪くも充実していましたが、
決していい年だったとは手放しで云えない年でした。
大地震も大きい。外的にも、自分の内側でも
変化がたーくさんあって、超保守派のかに座なワタシは、
変化に対応するだけでへとへとでした!

そして健康。
今年は幾度となくダウンしたので特に。
健康は大事です。
とかいいながら、最後の最後でまたコケたという・・・。
今年は帰省すらも延期に。
大みそかなのに点滴を打って療養してます。
何にもたべられない状態。
暮れと正月なのに!うう。

何事も健康あってのことだね。
ほんとです。

そういうわけで。
皆さま、よいお年をお迎えくださいね。
来年も明るい一年でありますように。


クリスマス・バザールのお知らせ

2011年12月23日 21時47分42秒 | きもの
クリスマス。
寒い!

さて告知です。


「ありすの杜バザール」

2011年
12月24日(土)9時~16時
   25日(日)9時~14時

会場:ありすの杜南麻布1F ティーラウンジ「アスパローゼ」
    港区南麻布4-6-1 電話5739-0585
    ※地下鉄日比谷線「広尾」1・2番出口より徒歩5分。

世界の珍しいもの、掘り出しものをたくさんご用意しました。
皆さま、クリスマスバザールにぜひいらしてください。


出品

◆ボルネオの秘宝・・・ブルネイ王国の高級シンジャン織による小物の数々。きらきらと輝く希少なお品物です。

◆秋櫻舎・・・絹は肌を癒やします。アトピーや床ずれ、乾燥肌にお悩みの方へ。絹製品:ボディタオル、ボディぶらし、石鹸、シーツ、パジャマ、まくら、その他オリジナルの水晶ストラップなど。

◆ハワイアン・キルトのかわいいバッグやポーチをいっぱい展示販売いたします。ワンコイン体験レッスン開催中。

◆デザインキャンドル・・・キャンドルとせっけんをデコパージュしました。キャンドルに火を灯してマイナス・イオンをお楽しみください。

◆スクラップブッキングで作った素敵なメッセージカード

◆ベトナム最後の手刺繍・・・豪華な手刺繍Tシャツ、ベトナムよりお届けします。

◆みどり屋・・・サイズ取り揃え、衣類から装飾品、沖縄ラー油まで買わなきゃ損々!!!


色々なお店が出店しています。
ワタシと関戸姐さんもクリスマスカラーのきもので
売り子をしておりますので、お時間ある方は
遊びにいらしてくださいね。

緑あふれる景観が気もちいいティーラウンジがあるので
お茶やお食事もできます。

隣は有栖川宮記念公園、まわりは大使館だらけという
外国の雰囲気が色濃いこの場所。
クリスマスのムードもいい感じですよー。

ではでは。

まゆたんの夢診断 12月前半

2011年12月07日 21時01分31秒 | きもの

10日の「比佐子つれづれスペシャル」まで
カウントダウン!
土壇場になって参加申し込みがまだあるなんてうれしいな。
さ、準備準備。

今日の写真は、
着つけレッスンにいらした真奈美さん。
コートの装いがクリスマス・コーデ!
赤×黒のスタンダール・コンビに
リング型のスカーフ留がとてもいい感じ。



姐さんはシルクウールの格子柄。
あったかそうだぜ。
あったかいんだぜ。



ワタシはお洋服だったけど、偶然にも
赤×黒コーデだったので、そういう因果で2ショット。
上半身しか写っていないけども、パンツが黒なのだ。


そうそう、会場の下見も行ってきたー!

今回ステージデザインをしてくれる大江さんと
カメラマンの皆木ちゃんとロビーで待ち合わせ。

ここのロビーは、吹き抜けになっていて、
高い天井からは大きなシャンデリアが幾つか下がっていて、
とてもきもちがいいのだけど、今はそこに
すごくゴージャスで巨大なクリスマスツリーが飾ってあって
一気にテンションが上がってしまった。

どーん。



なお、10日の会場は「ハイアットリージェンシー東京」。
もとセンチュリーハイアットです。
「パークハイアット」ではないので
くれぐれもお間違えなきよう!
カメラマンの皆木ちゃんは早速間違えていた(笑)

かわいい予算で、最大限のメリークリスマスを
形にしてくれる大江さん。
今年も皆さまの美しいきもの姿を余すところなく、
息つく暇もなく激写しまくってくれる皆木ちゃん。

うーーっ、楽しくなりそう!
皆さま、どうぞお風邪を召されませんよう。
あとはそれだけです。


そしてもうひとつ。

まゆたんの夢診断
12月前半のスケジュールをアップ!

http://www.kos-mos.com/

どうぞよろしくお願いします。
今年一年を振り返る、あるいは見直す、
新たな一年のために・・・!という方、ぜひ。

結城紬着こなし提案ショー&実演講演会 その2 

2011年12月06日 20時37分08秒 | きもの

今日もさむい・・・。
しかも雨。
冷たい雨の夜って縄のれんでも
くぐらなきゃ、バランスがとれない気がする!

さて結城紬のショーのつづき。
ただしこれはまだワタシの写真のつづき。
あしからず。



着つけの達人たちが勢ぞろいなので
楽屋では誰も何も云わなくても、
どんどん脱がされ、着つけ直されていくという
ドラマが展開していくのだった。



勉強させていただきました。



リハーサルもしたんだぞー。



キュートな島立さんと法事モードの山岸さん。


お次は一週間後の結城にて。
今度はカルチャー講座。

11月12日(土)
結城市民情報センター3Fにて
「一枚のきもので、様々なシーンに・・・
    中谷流コーディネート術」





2回講演だったのだけど、
たくさんのお客さまに来ていただき感謝一杯!

今回の講演は、「実演」型講演。
どういうものだったかというと、
地元の三十代と七十代の結城紬を着た二人の女性の帯を、
即興で次々と取り換えていくという内容。

帯を代えるだけでこんなに違うという実感&感動を
目に見える形で、お届けした。

うれしいのは、その取り換えていく帯、帯揚、帯〆
すべて!比佐子さんの私物だという点。
きゃあきゃあな帯がずらーと並ぶのだ。
はっきり云って、ワタシたちだって、
これほどまとめて見ることはないもんね!





こんな感じで、比佐子さんが話している間に、
脇で姐さんとワタシが着つけていくのだ。
一人につき、3本ずつくらい締めていったかな。
汗だくだくだったけど、面白かったし、
これは企画としてもすごく面白かったなと思う。

不思議なもので、舞台の上にいると、
客席を見ていなくても感じるもので、
お客さまの喰いつき方がすばらしかったので。

帯の数々にも注目だし、着替え終わって印象が
変わった瞬間も歓声だし、
あと!ワタシたちの着つけプロセスも、
やはりそこは興味深いのか、大注目だったし!
これはまたぜひ、やりたいと思う。



地元のモデルさんと比佐子さん、姐さん。
みーんな本場結城紬を着てる(笑)



これは会が終わってから、
結城紬の作り問屋「奥順」の応接間で。
日本家屋の素敵なお部屋なのだ。


東京に着いたら、その足で銀座「松屋」へゴー。
草木染の大家、山崎桃麿先生の個展をみに。

着いたのが閉店に近い時間だったので、
桃麿先生には会えないかもと思っていたら、
乗ろうとしていたエレベーターの中から
桃麿先生が!
見事な遭遇。

何も云うまい。
ほんものの草木染。
皇后陛下も桃麿先生の個展には
そっといらっしゃるのだ。





ここにあるすべてが天然の草木の色なのだ。
もうここにいるだけで、きもちいいの。
ほんとに。



最後は、長女のきよ子さんと三人で。
後ろに飾ってあるのは、
最新の桃麿先生ご自身が織った訪問着。
優しい。美しい。

そして長い一日だった!


結城紬着こなし提案ショーの写真 その1

2011年12月04日 21時51分04秒 | きもの

ひと息つく暇もなし。
合言葉は「毎日が月曜日」!
そして写真だけが山のようにたまってゆく・・・。

すみません。
がんばってアップしていきます。


まずは11月6日(日)の
「祝・結城紬ユネスコ無形文化遺産登録 記念式典」
「結城紬 あらたな旅立ち」での着こなし提案ショーの写真を。




前半は「結城紬 新たな旅立ち」と題したトークショー。
檀ふみさんをゲストに、結城紬資料館「手織里」館長の
奥澤武治氏と、司会進行役の比佐子さんの三人で、
結城紬の手仕事の数々や、その独特の良さについて語ります。



壇さんは想像以上に長身な方でびっくり。
無地っぽい本場結城紬にレトロモダンなモールの帯を
合わせていらした。


で、後半は・・・結城紬の着こなし提案をコンセプトに、
秋櫻舎関係の皆さまにモデルとして出演していただきました!

モデルにお仕着せでは、確かにきれいではあるけれど、
正直それだけ。そこで今回は、ご自分の本場結城紬と帯で、
普段本当に着ているコーディネートをし、
その着こなしポイントをお話してもらうという内容にしました。

ただそこはショーですから少し演出を加え、
広いステージ上にお茶会、海外旅行、デート、
ワインパーティ、お買い物、舞台観劇、法事、
女子会、お花の発表会に出掛ける、
と各シーンのセットを設けました。

そしてヘアメイクは川邊サチコさん&ちがやさんに、
舞台デザインは大江 哲さんにお願いしました。
ちなみに十二月の「比佐子つれづれスペシャル~衣裳競宴」
のステージも大江さんに頼んじゃいました。


では写真をどうぞ。
おーるカラーです。




出発前の東京駅ホーム。
みーんなきものを着ている朝の9時。





地元の古賀のおふたり。
オレンジにグリーン、効かせ色がにくい。



武田さん。こちらは濃紺の結城縮みに
真っ白なこれまた結城の帯。
ちらりズムの赤だ。



渡さん。2カマの縦縞にちりめんの染め帯。
柿がまさに季節。



陽子さん。黒地の結城に極彩色のちりめん染め帯。
こちらは鬼シボちりめんなのでシボもダイナミック。



かつて結城紬のモデルをしていらしたチャコさん。
さすが。帯は20代のときのものだそう。



山岸さん。
こちらは白系の結城に鬼シボちりめんの染め帯。
稲穂は豊穣のシンボル。
法事のコーナー担当だったので、数珠もってます。
黒羽織を羽織ってます。
ステージではなめらかに、美しく黒羽織を
脱がねばならなかったので、ずっと練習していた山岸さん。
本番はばっちりきまってた!
髪型、すてき。



松本さん。
黒地の結城に、塩瀬の染め帯。
源氏香を意匠化した模様がおしゃれ。
帯の地色もきものならではの趣。



高橋さん。
白系の結城に、蓮の糸の刺繍帯を。
すっきりモダンで、超おしゃれ。



島立さん。
最年長の島立さんが一番元気だった・・・!
長じゅばんは淡い紫。
袖裏には紅絹(もみ)がついてるの。
おしゃれー。



りなちゃん。
お茶のコーナー担当ゆえ、訪問着に袋帯で。
結城に松竹梅を手描きというレアな品。
華やかさん。



比佐子さんとりなちゃん。
比佐子さんの結城はなんと平成の皇后陛下と同じ結城紬。
そして帯は昭和の香淳皇后陛下と同じ帯!
朱サンゴの帯留の重量感がいい感じ。






打ち上げの様子。



河内さんは現役モデル&きものの古着屋の主で、
もと歌舞伎役者という多才な方。
どさくさに紛れて、歩き方などご指導いただいちゃった。



長谷川さんの隣はなにげに茨城の橋本知事。

しかしこの打上げ、
8割が男性でその全員が結城紬姿・・・。
今回この光景が一番感動したかも。
かもじゃないな!

全く違和感がなくて、誰もがみんなキマッてて。
男の人よ、どうしてきものを着ないのだ。
もったいない。


さいご。



ひと仕事終えた後のいいお顔。
帰りの電車を待つ小山駅にて。
全員が本場結城紬を着ているのがすごい。


今回この会を担当してくださった
宮田氏から新たな写真が届いたので
そちらもアップしますね。
望遠付きのカメラなのでもっと鮮明(笑)
お楽しみに。


それから12月10日(土)の
恒例!師走の比佐子つれづれスペシャル。
まだお席ございますので、参加ご希望の方は
ご連絡ください。
 
今年のテーマは「衣裳競宴」。

ステージに出るのではなく、
「観客専門」をご希望の方も大歓迎です。
その場合、お洋服での参加でもちろんけっこうですよ。
出るより、見たいっ!という方、お待ちしておりますよ。

ワタシたち秋櫻舎のメンバーは
今年は黒留を着ます。
ブラックドレスの感覚で!

電話 03-5350-4261

詳細はこちら。