今日は蒸し蒸しの夏。
モイスチャーな夏。
日本人女性がお肌の乾燥事態にまっったく
恐れをなさなくていい日だった。
でも水分って重いのよね。
ぎゅっと絞ったら、手品みたいに
水が滴り落ちてくるんじゃないかと
思うくらいの時間帯もあった。
あの空はこの水っけを一回ぜんぶ
出し切ってしまいたいのにちがいない。
でも降らない。
今日も降らないのだった。
そして観音あじさい。
ワタシは紫陽花という花が、
陰気な花だと云われようが、湿っぽいと云われようが、
とてもすきなのだけど、7月になれば
もうドライフラワーみたいになった紫陽花しか
東京では見られないというのに、
ここ秋櫻舎ではいまだに生のままの紫陽花が
咲いているのだった・・・。
信じ難い現実。
目前のハプニング。
リアリティって何だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/a5/969ca15958a02e5d9d1c3ab099094cf7.jpg)
ふしぎな力をもつKちゃんによると、
この白い紫陽花は観音さまだということなのだけど、
とにかくあれからもう1か月は経っている。
ほんとうに1か月経ったというのに、
まだ白いまま咲いているのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c8/06953998a4e8a877b2d4d0ec04645fce.jpg)
世の中ってほんと、色んなことがある。
ね。
紫陽花を生けたことがある人なら
分かると思うけれど、紫陽花は水揚げが
とても難しい花で、花瓶にいけても
もって1日~2日がせいぜいで、
すぐに茶褐色に花弁が変色してきたり、
しなしなとしなびてきたりするのだ。
それがこの観音あじさいときたら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e5/6731519ed628e335958dbbe197c03572.jpg)
これだけでもう驚愕。
がくがく。
でもきれいな花をずっと愛でていられるのは
うれしい。
ねえ、君はここで一体何を見せているの。
どうしてここで咲きつづけているの。
ねえ、どうして真っ白なままずっといられるの。
そんなこんなで7月も下旬。
花火が上がる音も毎週きこえてくるんだろうな。
ビールに枝豆に、夜の散歩。
涼しい風が吹いてきて、夏の夜を特別なものにする。
紫陽花だって夏の花になる。
体調を崩さずに、
みなさま、どうぞすてきな夏を。
そ、何事もお互いサマー。
あ、浴衣の着付けレッスンもよろしくどうぞ。
ワタクシ、担当しておりますので。
要所要所をお教えしますよ。
ハート付きで!
それでは例の如く、支離滅裂なままに。