朝からどんよりととした曇り空。これなら幾分涼しかろうと思い
久し振りに長居植物園に出かけました。
しかし、結果は、猛烈な湿気が身体にまとわりつき汗が止まらないという、
不快指数100%の大変な一日でした。
ハーブ園の手前で、ひまわりが咲いていました。
湿度が高いためなのか、どのひまわりも
花弁が萎れることなく咲いていました。
斜め上を向き、気持ちよさそうに咲くひまわり。
朝からどんよりととした曇り空。これなら幾分涼しかろうと思い
久し振りに長居植物園に出かけました。
しかし、結果は、猛烈な湿気が身体にまとわりつき汗が止まらないという、
不快指数100%の大変な一日でした。
ハーブ園の手前で、ひまわりが咲いていました。
湿度が高いためなのか、どのひまわりも
花弁が萎れることなく咲いていました。
斜め上を向き、気持ちよさそうに咲くひまわり。
高山植物室
時期がずれたかなと心配しつつ、館内を探しましたが、さすが当館のメイン品種という
だけあって真ん中のエリアで見つけることができました。
別名「ブルーポピー」と呼ばれ、標高3000m~4000mの高地に咲くケシです。
この花は非常に熱さに弱いとのことで、ご覧のとおり少し花弁が全体に
元気がありませんでしたが、健在でした。
この青色を「ヒマラヤンブルー」とも言われるそうですが、
本当に透き通るような青い花ビラが印象的でした。
なお、この花は、1990年の花博で紹介され一躍日本でも知られるようになり、
「咲くやこの花館」と言えばこの「秘境の花・ヒマラヤの青いケシ」
と今も引き継がれているようです。
上は 高山植物室です。
この展示エリアは高山系植物に合わせた室温設定にするために冷房が効いています。
鑑賞順路では、暑い熱帯性植物エリアから入ることになります。
そのために、高山植物エリアに入った時に感じる涼しさ・心地良さは、まさに別格でした。
もう少し大きい花かと思っていましたが、以外に小さく、直径3cm程度でした。
熱帯系の花を見た後だからかも知れませんが、黒い花というのはやはり違和感がありました。
そして、こういう違和感が、黒百合に纏わるさまざまな呪いなどの
物語や伝承を生むきっかけとなったのでは、とも思いました。
高山植物室でカノコユリ「鹿の子百合」が咲いていました。
まるで着飾った宇宙人が浮遊しているように見えませんか。
こういうマスコットキャラを売り出せば、ヒット間違い無しかも知れません。
ところで、このカノコユリ(鹿の子百合)には、特別な歴史があるようです。
カノコユリは、九州地方や四国の山地に自生する日本のユリですが、
幕末に、あのシーボルトが日本から持ち帰ったところ、愛好家達がその美しさに魅了され、
ヨーロッパ中にユリ栽培ブームが広がったというのです。
日本名「鹿の子百合」は、子鹿の背中の斑点のように
花弁にピンクの斑点があることに由来していると言います。
しかし残念なことに、乱獲や環境悪化によって、環境省のレッドリストにピックアップされ
絶滅が懸念される状態だということです。
このいかにも愛くるしい姿を何とか残して行きたいものです。
カトレアの原種は中央アメリカ・南アメリカ熱帯地域と説明されていました。
さすが女王と呼ばれるだけあって
花弁の質感と清潔感のある白と黄色の色彩は見事でした。
花弁の、上等な刷毛で淡い紫紅色を、スーと刷いたような色合いを
写真で再現したくてシャッターを切りました。