ブーゲンビレアは、南米原産で、その名前は発見者であるフランス人の探検家
ブーガンヴィルに因んで命名されたそうです
私はこの花を見たとき、てっきり先っぽが白い雌しべ（？）で、これを赤い花弁が囲む
比較的大きな花だ、と思っていました
ところがこの花の前で来館者と学芸員らしき人との話を聞いて驚きました
実は、この赤いところは「葉っぱ」で
花はというと、まん中に見えている白い小さい2本の雌しべのように見える部分が、花だそうです
そう教えられて見てみると確かにそのようにも見えますね---
説明してくれた年配の学芸員さんが最後に、
「 本当に地球上の動植物は実に多様性に富んでいるでしょ！
この世に生を受けたものは、何かしらの役を受けており、無駄や不必要なものは、一つも無いんです
しかし、その役割を理解するのが人間が、一番下手なようですね
これに反して動植物は一所懸命にこの世に授かった命を全うしようと全霊をかけ一途に生きようとします
我々もこれに見習って真摯に生きないといけませんね 」
とおっしゃいました
このブーゲンビレアのおかげ良いお話を聞くことができました
大げさでは無くほんの少し己の生き様を見直してみようか、
例えそれが三日坊主であってもやってみる価値は
あるように思えました
長居植物園情報センター前で
（X20)
