(特活)バングラデシュと手をつなぐ会

南アジアの国 バングラデシュで
病院、学校、看護学校の運営支援を
行なっています

チャリティイベント (10/16)

2011年09月28日 | イベント告知

 東日本大震災被災者支援とバングラデシュ支援を目的としたチャリティイベントを行います。コンサートとバザーの二本立てです。

 日 時:2011年10月16日(日) 12:00~13:30(コンサート)、14:00~16:00(バザー)

 場 所:コンサート(丸福運送駐車場)、バザー(にのさかクリニック駐車場)

※丸 福 運 送   福岡市早良区野芥4-45-21

 にのさかクリニック 福岡市早良区野芥4-19-34

 主 催:さわら地域チャリティイベント実行委員会

☆コンサート

篠笛演奏、オカリナ演奏、野和太鼓演奏など盛りだくさん!篠笛を演奏してくださる木寺さんは、「NHKおはよう日本」等の番組に出演されるなど、篠笛の普及に努めていらっしゃる方です。オカリナ演奏は、夫婦デュオ!の「shana」さんです。野和太鼓は地元野芥の子どもたちが演奏します。お楽しみに!

☆バザー

衣類、食器、おもちゃ等々。目をこらせば、掘り出し物が見つかるかもしれません。協力団体の方のお弁当やお菓子、絵葉書等の販売もお楽しみに!

【今後の予定】

10月13日(木)19時~

  招聘事業 歓迎・交流会 にのさかクリニック

10月16日(日)12時~

  チャリティーイベント(コンサート・バザー) にのさかクリニック

10月21日(金)時間未定

  招聘事業 送別会 さわやかテラス

10月30日(日)14時~

  バングラデシュ夏の現地訪問報告会 にのさかクリニック


緊急特集!!来日予定の現地NGOスタッフをインタビュー③

2011年09月27日 | カラムディ村便り

 

Q:日本に行く事についてどう思いますか?

昨年、ビザが不支給となり、招聘事業が中止になった事から、海外に行くのは大変な事だと実感しています。今年もまた同じ申請をして通らなければ皆さんに迷惑をかけてしまうことを心配しています。でも、日本に行けたら日本の文化に触れる事が嬉しいです。 

日本では保健医療のフィールド(現場)を見る事が出来れば、色々学べるのではと考えています。また日本のソーシャルワーカーがどんな仕事をしているか知りたいです。 

 

Q:食べ物の事とか心配じゃないですか?

バングラデシュの食べ物なら何でも食べるのですが… 

 

Q:なま肉や生貝は?

それはちょっと…

 

Q:冗談です(笑)日本でも食べませんよ。最後に、日本で待っている皆さんにメッセージはありますか?

日本で知らない事ばかりで大変だと思いますが、知らない事に出来るだけ自分が努力し取り組んでいきたいです。皆さんの協力をよろしくお願いします。

 

 ションダニ病院では、医師や看護師が定着せずスタッフ不足に悩まされ続けています。その主な原因は、当地がバングラデシュでも僻地であり、なかなか人が来てくれない、来ても居付かないことにあります。

 この問題を解決するため、2000年、地元出身の高校卒業者をソーシャルワーカーとして採用しました。シウリさんもその時のひとりです。このソーシャルワーカーたちは、その後誰も欠けることなく、今やションダニ病院の目指す“地域密着型”保健医療の重要な担い手となっています。

 このことは、長期的展望のもとに「自前の医療人材育成」を行うという、問題解決の糸口を示してくれているようにも感じます。現在一大懸案事項となっている看護学校の開設について考える際にも、ひとつのヒントとなりそうです。


緊急特集!!来日予定の現地NGOスタッフをインタビュー②

2011年09月27日 | カラムディ村便り
Q:将来の目標はどんな事ですか?
これから先もここ(ションダニ病院)で働きたいです。
自分の出身の村、自分が生まれた村ですから。 
以前は、人前で話をする事が出来ず、
兄に『まず人と話しなさいと』言われていました。
しかし、これまでの経験や、トレーニングを受けて、
自分からどんどん話が出来るようになりました。
母子保健について話をする事が自分の仕事ですが、
まだ多く学ぶべき事があります。
5年後10年後、今出来ない事や分からない事ができる様になって、
もっと村人から愛されるソーシャルワーカーになりたいと思っています。
Q:今出来ないこととは、どんな事ですか?
フィールドではある程度仕事が出来ていますが、
病院でも勤務をしなければなりません。
通常の出産は手伝っていますが、
自分一人で全部出来る訳ではありません。
知識を出来るだけ得たいと思っています。
(続く)

緊急特集!!来日予定の現地NGOスタッフをインタビュー①

2011年09月27日 | カラムディ村便り

【シウリさん(アベタ・スルタナさん)】

カラムディ村出身。2000年から勤務する経験豊富なソーシャルワーカー。

現在はサテライトクリニックの責任者を務めている。

ソーシャルワーカーとは、主に、村に出ていき、村人の衛生教育を行ったり、

妊婦や母子に対する相談役になったりしている。

私生活では、7歳の子供の母親で、夫は英語の先生です。


Q:職歴を教えて下さい。

2000年5月に母子保健センター(現在のションダニ病院)に、ソーシャルワーカーとして採用されました。その当時は18歳でした。



Q:ソーシャルワーカーに誇りを感じる事はどんなときですか?

ひとりの女性に、妊娠前から関わって、妊娠して、最初から最後まで安全な出産が来た時、

それに自分が関われる事をとても誇りに思います。 

例えば、自分の義理の伯母は、私が結婚した後に3人子供を産みましたが、

3人とも私と相談しながら、ションダニ病院で生まれました。ちょうど3日前に3人目の子供を産んだばかりです。

このようなことを誇りに感じています。

(続く)

ジャパニ小学校の現状

2011年09月27日 | カラムディ村便り

 

1987年に「バングラデシュに小学校をつくる会」がカラムディ村に小学校建設を開始し、

2年後に多くの方々の協力で完成し、開校式を迎えた。

小学校の完成とともに「小学校をつくる会」は解散。

信頼関係を築いたこの村とその後も協力関係を継続するという目的で

日本側には「バングラデシュと手をつなぐ会」、現地側では「ションダニ・ションスタ」を発足。

 

 この小学校の正式名は「カラムディ東小学校」だが、

一般的に人々は「ジャパニ小学校」とよぶ。

建設当初、4人の教員と300人以上の生徒が在籍していた。

その後村のほかの地区にも小学校が建設され、生徒数が減っている。

2011年度に約220人の生徒が在籍している。


 ジャパニ小学校建設の方針として、

建設費は日本側と現地ともに負担する、

運営費(特に教職員の給料)は政府に出してもらうとしていた。

しかし政府から簡単に認可が下りず、教職員たちは困っていた。

その間、ションダニは教員の給料を含む運営費用の一部を負担していた。

後に政府から認可が下り、

現在国立小学校の教員とほぼ同じ額の給料が支給されるようになった。

ションダニもこのような状況の下で一度手を引いた。

 

 建設当初の4人の教員は今やみんな退職していった。

昨年初めころまでに3人の教員が定年退職を迎え、

その代わりに2人の女教師が採用された。

昨年12月に最後の教員(校長)が突然脳梗塞で倒れ、他界した。

結果的に2人の教員だけになった。

小学校は5年制だが、小学校入学前の子供を集めもうひとクラスがある。

日本で言うと、年長さんのことで、全部で6学年になる。

2人の教員で6学年を担当するというのは到底困難である。

また一人の教員が時々教育委員会の会議に参加しなければいけない時もある。

そのときに教員は一人になる。

 

 このような状況があるが、ジャパニ小学校の運営委員会と

ションダニの間にこのような問題に対する解決策について

意見や考え方のギャップがあった。

しかし、どんな問題があっても結局犠牲になっているのは子供たちである。

このことをみんな忘れていた気がする。

今回双方が数回話し合いを持ち、臨時教員を採用することになった。

 

 99日に採用試験を実施した。

受験者は15名、3人を採用、3人をwaiting listに置いた。

3人の内一人は辞退。繰上げ採用として一人を選び、任命。

 

1.ションダニは新任教員の給料(月間4,000タカ)を支給する。

2.ションダニ学校で3日間の研修を受けさせる。

3.一年間の契約をする。

4.運営委員会は自費で学校の前に竹を使ってフェンスを作り、

学校の環境整備に努める。

5.ションダニ側から一人と運営委員会から一人は毎日学校の朝礼に参加し、

何か問題があれば直ちに対応する。

6.授業が行われていなかったので一部の生徒は私立学校や他校に転校した。

運営委員会はそれらの生徒が戻れるように保護者や生徒に働きかける。

 

 運営委員会は合計7人の教員を求めている。

政府認可の2人、新採用の3人、合計5人。

あと2人が必要だ。

状況は理解するが、財源がどうなるかが課題である。

とりあえず1,000ドル(75,000タカ)、3人の6か月分の給料の確保はできている。

その後がどうなるか、

また要求されている残りの2人の教員採用はどうなるかこれからの課題である。

 


【報告】五ヶ山オカリナコンサート

2011年09月25日 | イベント報告

オカリナグループひまわりの主催で、東日本大震災・被災者支援チャリティコンサートが開催されました。
このコンサートは、今回で5回目です。

出演は
背振小学校4、5、6年生の皆さん
マムマムマミーの皆さん
主催団体のオカリナグループひまわりから3人の皆さん
そして、山の音楽家Shanaさんでした。

約150人のご参加をいただき、快晴のもとで、素晴らしいオカリナの音色を楽しんでおりました。

会場には、東日本大震災・被災者支援のための募金箱が設置されておりまして、演奏の合間に募金をされていました。
手をつなぐ会も民芸品&紅茶の販売&募金の受付もいたしまして、民芸品や紅茶を手に取られる方もいらっしゃいました。

最後の方で肌寒くなりましたが、出演者の皆さんの素晴らしい演奏を、会場の皆さんと共有できました。

 

最後に、

出演してくださった皆さん、
会場を提供してくださった五ヶ山豆腐店さん、
コンサートを聴いてくださり、また、募金をしてくださった皆さん、
その他いろいろとご協力してくださった皆さん、

心から感謝いたします。

追伸 五ヶ山豆腐店さんからも募金をいただきました。
    本当にありがとうございましたm(_ _)m

 


【ボランティア募集】ミロン127号印刷・製本・発送作業&バザー提供品値付け作業

2011年09月17日 | イベント告知

秋の足音が聞こえてきている中、いかがお過ごしでしょうか?

さて、会報誌ミロン127号印刷・製本・発送作業&バザー提供品値付け作業を、以下の要領で行います。
現地訪問特集記事など、内容が盛りだくさんで、ページ数が多くなっておりますし、また、午後からバザー提供品値付け作業もあり、二手に分かれての作業になりますので、多くの人手が必要です。

ほんのわずかなお時間でも結構ですので、何卒ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

日時:2011年9月24日(土)
     10:30~ (ミロン)
     13:00~ (値付け作業)
場所:にのさかクリニック

なお、途中からのご参加も可能です。
また、中途での退出も可能です。

よろしくお願いいたします。