(特活)バングラデシュと手をつなぐ会

南アジアの国 バングラデシュで
病院、学校、看護学校の運営支援を
行なっています

看護学校が、バングラの厚生省に認可されました。

2016年10月28日 | 手をつなぐ会とは?

バングラデシュと手をつなぐ会が進めてきた看護学校が厚生省に認可されました。ずいぶん時間がかかりましたが、まずは大きな一歩です。

今年9月に訪問して、開校式をやる予定でしたが、ダッカのテロ事件のために断念、おまけに看護学校の認可は遅れるばかり・・・とても残念な、辛い気分でした。
支援してくれた方たちからも、「いつできるの?」「どうなっているの?」と尋ねられたりしました。

でも、ようやく。

現地のNGOや村人たちの喜ぶ姿が浮かびます。

皆さんのご協力に心から感謝いたします。

これから現地では開校へ向けて、学生募集など具体的な活動が始まります。楽しみです。


7月1日ダッカ襲撃事件に関して

2016年07月23日 | 手をつなぐ会とは?

ダッカ襲撃事件に関して

7月1日バングラデシュ・ダッカ・グルシャンのレストランでの襲撃事件で亡くなったみなさまのご冥福を心からお祈りいたします。

日本人7人、イタリア人9人、アメリカ人2人、バングラデシュ人2人の合計20人が亡くなりました。
25年以上にわたってカラムディ村、そしてバングラデシュの人たちとの交流・協力を続けてきた「バングラデシュと手をつなぐ会」の一員として、また一人の人間として、このような野蛮な行為に強い憤りと悲しみを感じます。
現地NGOや村人たちとの長い付き合いを通して、バングラの人々が大変親日的で、思いやり深い人々であることを感じてきました。毎年の現地訪問では、大人も子どもも大歓迎して、温かな思いで過ごすことができました。

今回の事件は、昨年秋のイタリア人、日本人殺害、その後のいくつかの殺人事件とつながりがあると考えます。イスラム国やそのシンパのグループとの関わりが強く示唆されています。
宗教や思想、考え方が違っていても、相手の生命を奪うことで封じることは許されないことです。しかし、自分自身も死を覚悟して襲撃する人々に、言葉による説得は通用しません。もどかしい限りです。

バングラデシュの人々や、日本にいるバングラの人々からも、それぞれの思いが伝えられています。彼らに責任はないのですが、「申し訳ない」と彼らは言います。
大多数、ほとんどのバングラの人々はもちろんおだやかな性格で、日本に対して親近感を持ち、温かい思いでいます。
今回の事件が、バングラの人々と我々日本人とを引き離す契機とならないよう、手をつなぐ会はこれまで以上に積極的に現地の活動を支援し、バングラの人々の思いをくみ取り、そして私たちの思いを伝えていきたいと思っています。
どうぞ会員、支援者のみなさまも、変わらぬご協力を切にお願いいたします。

バングラデシュと手をつなぐ会

代表 二ノ坂 保喜


東日本大震災義援金を送金いたしました。

2011年06月02日 | 手をつなぐ会とは?

2011年3月27日(日)に開催された、「春のチャリティバザー」の収益金の一部を、東日本大震災義援金として送金いたしました。

 ●送金先:特定非営利活動法人 日本ホスピス在宅ケア研究会 「東日本大震災支援活動」
 ●送金額:90,000円

皆さまのご協力に感謝いたしますとともに、これからもバングラデシュ・カラムディ村へのご支援とともに、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

以上、報告いたします。(T.H.)

 


【お知らせ】2011年度総会のお知らせ

2011年04月18日 | 手をつなぐ会とは?
(特活)バングラデシュと手をつなぐ会の2011年度総会を開催します。
議決権を持つ正会員の方はもちろん、非会員の方のご出席も歓迎いたします。
私たちにとって今年度は、看護学校の事業など新たな展開を見据えた、方向転換の年になりそうです。
色々と検討しなければならない事案も多く、例年行なっている講演会は中止し、当会の活動について広く会員の皆様と話し合う機会といたしたいと考えています。
皆さま、ぜひご参加ください。


■日時 2011年5月8日(日)14:00~16:30

■場所 にのさかクリニック 2階ホール
    (福岡市早良区野芥4丁目19-34)

■総会プログラム

【第1部】
 ・第1号議案 平成22年度事業報告
 ・第2号議案 平成22年度収支報告
 ・第3号議案 平成23年度事業計画(案)
 ・第4号議案 平成23年度収支予算(案)
 ・質疑応答

【第2部】
 「バングラデシュの変化(仮題)」 矢野事務局長
 「手をつなぐ会とションダニのこれから~看護学校建設へ向けて」 二ノ坂代表

※内容等は現段階で考えている事項です。今後変更や追加する場合もありますので、直前に今一度ご確認ください。

《M*O》

新役員紹介(2010年度総会にて承認)

2010年05月10日 | 手をつなぐ会とは?

2010年度総会にて承認された役員は以下の通りです。

代表   二ノ坂 保喜
副代表 ラフマン モクレスール
理事   杉園 順代
理事   濱元 裕子
理事   平山 正明
理事   矢野 孝明
理事   堀 哲也
理事   待鳥 信昭
監事   松原 弘明
顧問   八木 良子
顧問   河内 英一

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
なお、これまで理事を務めていただきました木村 喜郎、八尋 俊二の両氏は退任されることとなりました。本当に御苦労様でした&ありがとうございました。

 

 


社会貢献者表彰を受けました!

2009年11月24日 | 手をつなぐ会とは?
日本財団社会貢献支援財団による個人や団体を表彰するプログラムが始まってから39回目を迎える今年、バングラデシュと手をつなぐ会が表彰対象団体として選ばれました!

11月24日に「社会貢献者」の2009年度社会貢献賞表彰式典が東京都内のホテルで開かれ、手をつなぐ会の副代表の平山が出席し、表彰式と賞金目録を受け取りました。このことは当団体にとって名誉なことであり、と同時にさらなる社会的責任も課せられたということだと思います。

新役員紹介(2008年度総会にて承認)

2008年05月12日 | 手をつなぐ会とは?
2008年度総会にて承認された役員は以下のとおりです。

代表  ニノ坂 保喜
副代表 平山 正明
理事  木村 喜郎
理事  ラフマン・モクレスール
理事  矢野 孝明
理事  渕上 裕子
理事  杉園 順代
理事  八尋 俊二
監事  松原 弘明
監事  八木 良子

              以上

受賞歴

2008年03月28日 | 手をつなぐ会とは?
バングラデシュと手をつなぐ会は、おかげさまで、長年にわたる活動を評価され様々な賞をいただいています。受賞歴をご紹介します。


○第一回市民国際貢献賞(2008年、福岡市)

○第十回アジア貢献賞(2009年、西日本国際財団)

○第三九回社会貢献者表彰(2009年、社会貢献支援財団)

設立経緯

2007年04月01日 | 手をつなぐ会とは?

特定非営利活動法人バングラデシュと手をつなぐ会



 設立経緯

                           

1987年 「バングラデシュに小学校をつくる会」発足

1989年 小学校完成と共に「バングラデシュに小学校をつくる会」は解散、新たに「バングラデシュと手をつなぐ会」を発足

2004年 NPO法人化し、「特定非営利活動法人バングラデシュと手をつなぐ会」となる

                           


 この会の活動は、先の大戦の反省から、世界の平和のため、アジアの貧しい人々のために働きたいと願う一人の女性牧師と、バングラデシュ西部の農村出身の留学生との出会いに始まりました。
 1986年、大木松子は、バングラデシュのカラムディ村から日本にやってきていた、九州大学大学院生のラフマンさんと出会いました。ラフマンさんの村では、小学校が一つしかなく、しかも毎年雨季になると強風や雨のために藁ぶきの校舎が壊されてしまうのです。「レンガづくりの校舎が欲しい。」ということがラフマンさんをはじめ、村人の願いでした。
 これにこたえて大木が「バングラデシュに小学校を作る会」を設立し、募金活動に乗り出し、2年間でカラムディ村に小学校を建てることができました。小学校完成を機に、1989年、「小学校を作る会」は、「バングラデシュと手をつなぐ会」へと発展しました。さらに、1992年からはニノ坂保喜(医師、現代表)の参加により、保健医療分野にも活動を広げました。2004年にはNPO法人化し、現在の「特定非営利活動法人バングラデシュと手をつなぐ会」となりました。
 一方、カラムディ村でも、1989年、バングラデシュと手をつなぐ会の設立に呼応して、現地の村人による開発のための委員会「ションダニ・ションスタ」を設立。1992年には、バングラデシュ政府からNGOとして正式に認められました。
 現在、バングラデシュと手をつなぐ会では、ションダニ・ションスタと協力して、共に活動を続けています。