(特活)バングラデシュと手をつなぐ会

南アジアの国 バングラデシュで
病院、学校、看護学校の運営支援を
行なっています

緊急特集!!来日予定の現地NGOスタッフをインタビュー③

2011年09月27日 | カラムディ村便り

 

Q:日本に行く事についてどう思いますか?

昨年、ビザが不支給となり、招聘事業が中止になった事から、海外に行くのは大変な事だと実感しています。今年もまた同じ申請をして通らなければ皆さんに迷惑をかけてしまうことを心配しています。でも、日本に行けたら日本の文化に触れる事が嬉しいです。 

日本では保健医療のフィールド(現場)を見る事が出来れば、色々学べるのではと考えています。また日本のソーシャルワーカーがどんな仕事をしているか知りたいです。 

 

Q:食べ物の事とか心配じゃないですか?

バングラデシュの食べ物なら何でも食べるのですが… 

 

Q:なま肉や生貝は?

それはちょっと…

 

Q:冗談です(笑)日本でも食べませんよ。最後に、日本で待っている皆さんにメッセージはありますか?

日本で知らない事ばかりで大変だと思いますが、知らない事に出来るだけ自分が努力し取り組んでいきたいです。皆さんの協力をよろしくお願いします。

 

 ションダニ病院では、医師や看護師が定着せずスタッフ不足に悩まされ続けています。その主な原因は、当地がバングラデシュでも僻地であり、なかなか人が来てくれない、来ても居付かないことにあります。

 この問題を解決するため、2000年、地元出身の高校卒業者をソーシャルワーカーとして採用しました。シウリさんもその時のひとりです。このソーシャルワーカーたちは、その後誰も欠けることなく、今やションダニ病院の目指す“地域密着型”保健医療の重要な担い手となっています。

 このことは、長期的展望のもとに「自前の医療人材育成」を行うという、問題解決の糸口を示してくれているようにも感じます。現在一大懸案事項となっている看護学校の開設について考える際にも、ひとつのヒントとなりそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿