(写真:左 カラカネイトトンボ 緑眼雄×赤眼雌
右 ノハナショウブ、タチギボウシ 7月17日同湿原で )
7月17日午後6時10分からNHKTV番組「まるごと北海道」のなかで篠路福移湿原について放送されました。篠路福移湿原については7月2日にも同じNHKTV「ほっからんど北海道」で取り上げられたばかりです。今回は「都会の湿原に生命を見つめる」とのタイトルで、カラカネイトトンボの羽化や産卵の様子が映されています。同時に湿原の生き物が減少しており、その原因として湿原の埋め立てにより20ヘクタールが4分の1の5ヘクタールに減少したことを指摘しています。
しかしそのなかでもカラカネイトトンボを守る会が買い取ったところでは、うれしいことにトンボの数が回復傾向にあることを綿路理事(現事務局長)が説明しています。また7年ぶりに「カキラン」の花を発見しました。綿路理事(現事務局長)は最後に「ここの生き物が死んでしまったらもう甦って来ない。ちっぽけでもいいから生命を受け継がせてやりたい」と語っています。