10月6日(水)から7日(木)にかけて、第49回全道高等学校理科研究発表大会が札幌の定山渓温泉「ミリオーネ」で開催されました。
今回の大会は、札幌開催ということで、旭丘高校が当番校となり、本会の綿路事務局長は、高文連の事務局長を務めました。
2年ほど前から、本会の仕事と研究活動と日々の職務に追われながらも懸命に準備を行い、開催に至ることができました。
(写真:連絡事項を読み上げる綿路事務局長)
今回の大会では、研究発表のあとの参加校一同による「夕食・生徒交流会」や、生徒が物理分野、化学分野、生物分野、地学分野に分かれ実験や観察を通して課題解決を行う「サイエンスキャンプ in 定山渓」や、「早朝観察会」など、今までの高文連にはない、初めての試みが盛りだくさんでした。生徒交流会では、旭丘生物部が司会進行を務め、途中で他の高校の生徒も参加し、盛り上がっていました。
(写真:左 生徒交流会にて司会進行役の2人 右 拓北高校夕食中)
毎年、高文連には本会のジュニア会員である拓北高校と旭丘高校が出場しています。今回拓北高校理科研究部は、「篠路福移湿原における地下水位の変動について~第二報~」、旭丘高校生物部は、「トンボを通して見る石狩川の自然再生PARTⅡ~トンボ相の多様性から水辺の自然環境を診断~」というテーマで研究発表を行いました。
旭丘高校生物部の内田さんと岩山さんは、顧問が多忙の中、2人で力を合わせて発表し、総合賞とポスター優秀賞を受賞しました。ポスター優秀賞では来年福島県で行われる全国大会の出場校に選ばれました。
拓北高校理科研究部では、澤田くん、高山くん、田崎さん、中村くんが、月数回の湿原の調査をOBの石橋君と協力し行い、生物教室での実験も行っていました。
これからも拓北高校、旭丘高校の活躍に期待しましょう!