河口湖のレストラン。

　「なに最後に食べる？」
　『なんだか判る？』
　「・・・。ん～ぼっちゃんかぼちゃ？」
　『ぶっぶー。冬瓜のコンソメ煮！』
これ、なんのことだか判ります？実は今回行ったレストランでのメインのお皿を挟んだ相方とボクとの会話。
ここのレストランは年に1～2回利用するのですが、オードブルからデザートとコーヒーまでが全てが美味しいんです。
そして、相方とお互い好きなものは最後に取っておくという習性？があるボクたち。
相手がどれを取っておくのか？だいたい判るようになりました。（汗）

もう顔と名前を覚えてもらっているんで、メインのお皿のお肉はグレードを下げてもらって少なめにしてもらい（脂の少ないものに代えてもらう。グレードを下げてもらってもAの4です。）、そして付け合わせの野菜を多めにしてもらっています。
そう、野菜がメインなんですよここのレストラン。
シェフが自家菜園を持っていて、ディナーでのメインの付け合わせは出来るだけその自家菜園のものを使ってくれるんです。

なんでも、2年くらい前から畑の土の状態が良くなってきて、よい野菜が取れるようになってきたと言っておりました。
オードブルのカマンベール？チーズ（名前忘れましたがそれっぽい）と落花生の塩ゆで。
ばかにしちゃいけません。それだけで最初に頼んだグラスビールが空いてしまいそうなくらいビールが進みます。
落花生は渋皮？の付いているものと、まだ若くて白いものと2種類。
でも、渋皮があるのとないのとで、香りが違うんですよね。当たり前ですけど。違う品種かと思っちゃいました。
育成期間が違うだけで、味や香り食感が変わるんですね。またまた勉強になりました。
そして、このチーズがウマい。
あまりにウマいものって、一口で食べるのがもったいなくて、ちびちび食べちゃうんですよね～。貧乏性でしょうか。
そうそう、言い忘れましたが、生ビールはプレミアムモルツです。サイコーでしょう？

その後、前菜、スープ、魚、メインのお肉と付け合わせの野菜、デザートとつづいていくのですが、全てが美味しかった。
スープはやはり畑で採れたとうもろこしを使ったコーンポタージュに代えてもらい、魚のお皿では貝があまり好きでないので、通常はホタテが付くところ無くしてもらいました。
そしたら、代わりに舌平目のソテーにしてくれました。はじめて食べたけど、美味しかった～。エビのソースも邪魔しないし焼き加減もいいんですよ。ワインが進む～。
お酒も魚料理で白のグラスワインに代え、お肉のお皿で赤のグラスワインにしました。
が、やはりメインの付け合わせの野菜を考えたら、白ワインのほうが合う。
次回は、ビール、白、白、で行きたい！

シェフが下げたお皿を見て、
「皿まで食べられるかと思った！」
と、言われてしまいました。（笑）
でも、それほど全てのお皿が満足でした。
素材の香りを楽しむ人におすすめのお店です。
そのお店は、河口湖畔にある、フレンチレストラン「ロマラン」さんです。

ちなみに、私はもう3年ほど毎年数回足を運んでいるので、いろいろ好みを判ってくれていて、融通も聞いてくれるのですが、はじめて夜のディナーでしたら、好き嫌いだけ言ってコース料理を楽しんでみてください。
いつも頼むコースは5000円のコースです。その下は3500円のコースですが、野菜は少ないようなので、やっぱ5000円のコースがおすすめ！
野菜ってほんとうに美味しいんだと気が付きますよ。

あっ、忘れていました。
朝は夜叉神峠までまったりハイクで、白峰三山を見ながらコンビニのおにぎりでした。
体を動かして、夜のディナーの下準備と言ったところでしょうか。（笑）