塩見岳・烏帽子岳
2008年7月26日~27日 一泊二日 前日車内泊・テント泊(三伏峠小屋ベース)
今年も年に一度の友人達とのテント泊登山。
今年は、南アルプスの塩見岳。
初日に鳥倉林道から三伏峠小屋まで行き、テント幕張後、烏帽子岳まで往復。翌二日目に同じく三伏峠小屋から塩見岳を往復し昼食後にテント撤収し鳥倉林道の駐車場まで戻るコース。
~前夜~
毎年のことだが、友人宅に集合し、一台の車で目的地まで向かう。
浜松市からは、飯田まで広い国道が整備されているので、飯田まで出て、そこから松川に抜け、県道59号線と国道152号線を使い鳥倉林道に入る。
一度間違えて塩川登山口の道に行ってしまい戻って、鳥倉林道に入る。
事前にきちんと下見をしていかないといけないことを再認識した。
鳥倉林道に入ると、急に動物を目にした。
キツネ・タヌキ・シカ。
急にブラインドコーナーを抜けるとそこにでかいシカが居たりするからびっくりする。
でも、駐車場までの間に6匹のシカと出くわした。やっぱり南アルプスは山深いとうなずく。
~1日目~
3時半くらいに駐車場に着くともういっぱいで、脇に寄せて駐車して仮眠を取ることに。
気が付くと周りが明るくなってきており、外の人たちが用意をしている。
今日は3時間半の山伏峠小屋までの登りだから、スタートは遅めでいいと思っていたが、周りが支度をしているとこちらもしなくてはいけないと仮眠時間も1時間程度で支度を始めることに。
朝食とトイレを済ませて出発。トイレは水洗式のこじんまりとしたきれいなトイレだった。
外に手や顔を洗う水道がきちんと整備されていた。
バスだと登山道入口まで入って行けるようだけど、車は駐車場までしかいけないので登山道まで30分くらいの林道歩きとなる。ゲート横の登山届けのボックスに登山計画書を入れてスタート。
30分の林道歩きでようやく登山道の入口まで到着。
ここに仮設トイレが4つ設置されていた。紙もビニル袋に2~3個釣り下がっていた。
でもまだ樹林帯のなかの仮設トイレだから、ハエや虫は仕方がない。
三伏峠小屋までは1/10単位で、残りの距離の教示がしてある。やっと後半分。
あぶないところは木で組んだ梯子がかけてくれてある。下りは登山道の幅が広くないので足を滑らすと危険かも。
以外と山肌は切り立っている。落ちると10メートルは落ちてしまうかも。
登山道から遠くに仙丈ヶ岳や甲斐駒ケ岳が見えた。塩見岳も。きれいな登山道。アルプスに着たという感じ。
ここまで来れば三伏峠小屋はもうすぐ。
トイレは200円できれいなバイオトイレが使える。使う場合は小屋でカギを借りる。
小屋に着いてテント設営後、早めの昼食。
ちょっとのんびりしてから帰りの水場経由で烏帽子岳へと向かう。
左)水場と烏帽子岳の分岐のお花畑。
右)そのお花畑から塩見岳を取る友人のSHIGE。
烏帽子岳まであとすこし。
烏帽子岳をちょっと小馬鹿にしていたわたくしだったのですが、この烏帽子岳見晴らしが良く、荒川岳方面や塩見岳ぐるっと一望できて頂上でのんびりしすぎちゃいました。(笑)
烏帽子サイコー。次は小河内岳の避難小屋泊っていうのもありかも。荒川岳方面が山深く魅力的。
この後、烏帽子岳を後にして、水場で冷たい水を汲んで、ちょっと早い晩酌と晩ご飯。
小屋でビールをゲット。350mlは一番搾り・ラガー・ドライの3種類から。
わたしは一番搾りに。
夕方まで雲は下がっておらず、見晴らしが良いなかでほろ酔いで晩ご飯をすませる。
しかし、ほろ酔いが仇になったか?以外と眠れずに悩むことに。・・・。
~2日目~
今日の工程は長い。
朝4時出発のため3時前からガサゴソと始める。
朝食とトイレを済ませ、ヘッ電つけて3時52分出発。
左)富士山がちびっと見えた。
右)塩見岳の上に掛かる朝日に染まるレンズ雲。はじめて見たけど、今日は天気が下ってくるのか?
途中に山伏山、本谷山を越える以外は平坦な道を快適にスピードを付けて歩ける。気分がいい。その後は塩見小屋に向けて急な登りへと移ってゆく。
左)ようやく塩見小屋。小屋から雲のかかった塩見岳。これから向かう。大きい。
右)途中の急斜面。写真で見るとこの斜面の急さが伝わらない。落ちるとどこまでも落ちてしまうだろう。晴れててよかった。
7時10分。塩見岳東峰頂上。
縦走だとこのペースではこれない。頂上は雲がかかり期待していた尾根の登山道が見れなかった。残念。
気を付けながら下山して、すぐ横の天狗岳に来たら雲が晴れてきた。
だんだんと視界が広がり、周りの山々が顔を出す。
もう登ったという安心感からか、写真を撮りまくりながら峠小屋まで帰る。
峠小屋に着くころにはバテバテになり、10時40分到着。
この山行最後の昼食を食べる。出来るだけ軽くするためにカップラーメンとアルファ米、やきとりの缶詰を食べる。
お腹一杯になり、ちょっとくつろいでからテントを撤収。
12時10分、峠小屋を後にする。
しかし、これからが長い。
登山口までコースタイム2時間のところ、30分オーバーの2時半まで、細い登山道を降りる。
気を抜くと湿った土は滑るので、ゆっくりと慎重に疲れた膝をかばいながら降りた。
登りでは気が付かなかったが、疲れた足には以外と危ない登山道だと感じた。やっぱり南アルプスだ。
友人達とも話したが、長く続けるためにはやはり装備の軽量化と要らない物は持っていかないという軽量化を考える必要があると感じた。
後は出来るだけ体に負荷を与えない道具の購入か?
来年は、40歳記念で槍ヶ岳にもうすでに決定。
個人的には来月、また南アルプスへと足を運ぶ予定。ああ、充実した山歩きだった。
2008年7月26日~27日 一泊二日 前日車内泊・テント泊(三伏峠小屋ベース)
今年も年に一度の友人達とのテント泊登山。
今年は、南アルプスの塩見岳。
初日に鳥倉林道から三伏峠小屋まで行き、テント幕張後、烏帽子岳まで往復。翌二日目に同じく三伏峠小屋から塩見岳を往復し昼食後にテント撤収し鳥倉林道の駐車場まで戻るコース。
~前夜~
毎年のことだが、友人宅に集合し、一台の車で目的地まで向かう。
浜松市からは、飯田まで広い国道が整備されているので、飯田まで出て、そこから松川に抜け、県道59号線と国道152号線を使い鳥倉林道に入る。
一度間違えて塩川登山口の道に行ってしまい戻って、鳥倉林道に入る。
事前にきちんと下見をしていかないといけないことを再認識した。
鳥倉林道に入ると、急に動物を目にした。
キツネ・タヌキ・シカ。
急にブラインドコーナーを抜けるとそこにでかいシカが居たりするからびっくりする。
でも、駐車場までの間に6匹のシカと出くわした。やっぱり南アルプスは山深いとうなずく。
~1日目~
3時半くらいに駐車場に着くともういっぱいで、脇に寄せて駐車して仮眠を取ることに。
気が付くと周りが明るくなってきており、外の人たちが用意をしている。
今日は3時間半の山伏峠小屋までの登りだから、スタートは遅めでいいと思っていたが、周りが支度をしているとこちらもしなくてはいけないと仮眠時間も1時間程度で支度を始めることに。
朝食とトイレを済ませて出発。トイレは水洗式のこじんまりとしたきれいなトイレだった。
外に手や顔を洗う水道がきちんと整備されていた。
バスだと登山道入口まで入って行けるようだけど、車は駐車場までしかいけないので登山道まで30分くらいの林道歩きとなる。ゲート横の登山届けのボックスに登山計画書を入れてスタート。
30分の林道歩きでようやく登山道の入口まで到着。
ここに仮設トイレが4つ設置されていた。紙もビニル袋に2~3個釣り下がっていた。
でもまだ樹林帯のなかの仮設トイレだから、ハエや虫は仕方がない。
三伏峠小屋までは1/10単位で、残りの距離の教示がしてある。やっと後半分。
あぶないところは木で組んだ梯子がかけてくれてある。下りは登山道の幅が広くないので足を滑らすと危険かも。
以外と山肌は切り立っている。落ちると10メートルは落ちてしまうかも。
登山道から遠くに仙丈ヶ岳や甲斐駒ケ岳が見えた。塩見岳も。きれいな登山道。アルプスに着たという感じ。
ここまで来れば三伏峠小屋はもうすぐ。
トイレは200円できれいなバイオトイレが使える。使う場合は小屋でカギを借りる。
小屋に着いてテント設営後、早めの昼食。
ちょっとのんびりしてから帰りの水場経由で烏帽子岳へと向かう。
左)水場と烏帽子岳の分岐のお花畑。
右)そのお花畑から塩見岳を取る友人のSHIGE。
烏帽子岳まであとすこし。
烏帽子岳をちょっと小馬鹿にしていたわたくしだったのですが、この烏帽子岳見晴らしが良く、荒川岳方面や塩見岳ぐるっと一望できて頂上でのんびりしすぎちゃいました。(笑)
烏帽子サイコー。次は小河内岳の避難小屋泊っていうのもありかも。荒川岳方面が山深く魅力的。
この後、烏帽子岳を後にして、水場で冷たい水を汲んで、ちょっと早い晩酌と晩ご飯。
小屋でビールをゲット。350mlは一番搾り・ラガー・ドライの3種類から。
わたしは一番搾りに。
夕方まで雲は下がっておらず、見晴らしが良いなかでほろ酔いで晩ご飯をすませる。
しかし、ほろ酔いが仇になったか?以外と眠れずに悩むことに。・・・。
~2日目~
今日の工程は長い。
朝4時出発のため3時前からガサゴソと始める。
朝食とトイレを済ませ、ヘッ電つけて3時52分出発。
左)富士山がちびっと見えた。
右)塩見岳の上に掛かる朝日に染まるレンズ雲。はじめて見たけど、今日は天気が下ってくるのか?
途中に山伏山、本谷山を越える以外は平坦な道を快適にスピードを付けて歩ける。気分がいい。その後は塩見小屋に向けて急な登りへと移ってゆく。
左)ようやく塩見小屋。小屋から雲のかかった塩見岳。これから向かう。大きい。
右)途中の急斜面。写真で見るとこの斜面の急さが伝わらない。落ちるとどこまでも落ちてしまうだろう。晴れててよかった。
7時10分。塩見岳東峰頂上。
縦走だとこのペースではこれない。頂上は雲がかかり期待していた尾根の登山道が見れなかった。残念。
気を付けながら下山して、すぐ横の天狗岳に来たら雲が晴れてきた。
だんだんと視界が広がり、周りの山々が顔を出す。
もう登ったという安心感からか、写真を撮りまくりながら峠小屋まで帰る。
峠小屋に着くころにはバテバテになり、10時40分到着。
この山行最後の昼食を食べる。出来るだけ軽くするためにカップラーメンとアルファ米、やきとりの缶詰を食べる。
お腹一杯になり、ちょっとくつろいでからテントを撤収。
12時10分、峠小屋を後にする。
しかし、これからが長い。
登山口までコースタイム2時間のところ、30分オーバーの2時半まで、細い登山道を降りる。
気を抜くと湿った土は滑るので、ゆっくりと慎重に疲れた膝をかばいながら降りた。
登りでは気が付かなかったが、疲れた足には以外と危ない登山道だと感じた。やっぱり南アルプスだ。
友人達とも話したが、長く続けるためにはやはり装備の軽量化と要らない物は持っていかないという軽量化を考える必要があると感じた。
後は出来るだけ体に負荷を与えない道具の購入か?
来年は、40歳記念で槍ヶ岳にもうすでに決定。
個人的には来月、また南アルプスへと足を運ぶ予定。ああ、充実した山歩きだった。