薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

湖西連峰縦走・<新所原登山口~大知波親水公園登山口>

2009年01月14日 14時10分58秒 | 山。
 今年始めての山行は、年末からひいた風邪で体力的に不安があったので、比較的穏やかな湖西連峰縦走としてみました。
が、途中アクシデントもあり、結局ヘトヘトになってしまい、よいトレーニングになった山行でした。
 今回はこれまたはじめて一緒に行く山友との山行でした。以前よりたびたび登場するMさんと、その同僚のHさんです。
Hさんは今回はじめての顔合わせで、長身でがっちりとした体格で、とてもパワフルでスタミナもばっちりとした印象でした。
そして2人とも体力が半端じゃない。私も足手まといにならないように、しっかりと日々のトレーニングをしていかなければと痛切に思った山行でした。

 今回は一台の車で、途中で私を拾ってもらい新所原の親水公園の駐車場まで行く事に。
神石山まではわたしも何回か行ったことがあるので、そこまでは1時間弱で到着。





歩きはじめの気温は4℃と低く、風が冷たかったのですが、途中で汗ばんできたので、中間着を脱ぎ、行動中はアウターの下はインナーだけで十分でした。
が、11時の多米峠の辺りで寒くなってきて、もういちど中間着を着ることとなりました。





そして、今回最大のアクシデントが起こった分岐。(上の写真とは違います。)
石巻山へ向かう表示と、赤岩へと向かう表示があり、そこで赤岩尾根へと歩き出してしまいます。
この私の判断の誤りでした。尾根が違うのです。Mさん、Hさん、ごめんなさい。
そして30分ほど歩いたでしょうか?ひらけた場所にでたので「大知波峠」かな?と思いましたが、知っている景色ではありませんでした。
が、ちょうどそこで12時のサイレンが鳴りました。
そして、3名の先客がいらして、話しかけてきてくれました。
「どちらから来ました?」
『新所原からです。』
「遠くから来たのね~。どちらまで行くの?」
『大知波峠までで、親水公園に降りて、知波田駅から新所原に戻ります。』
そう言うと、顔を見合わしまして、こう言われました。
「ここ赤岩へ行く尾根だよ。大知波峠は反対の尾根だよ。」
『えっ。この道じゃないんですか?!』
「逆、逆。こっち行くと豊橋の駅の方面だよ!」
『あ、ありがとうございます。戻ります。』
そう言って、頭を下げて来た道を戻ろうとすると、
「若いからがんばって。」
と言われましたが、わたしの落ちた体力では、往復1時間の距離はそうとう堪えました。
間違ったと思った時点で12時だったので、そこから1時間半かけて、大知波峠へ向かい、そこで昼食をとりましたが、これまた風が当たり、あいにく雲も出てきて体温をどんどん奪っていかれました。
そして、気温が低いためガスも気化しにくく、なかなかお湯が沸きません。
そしてようやくなんとか沸かしたお湯で、3人で凍えそうに体を震わせながら、ラーメンなど食べて、空腹から逃れると、また時間をかけてお湯を沸かしてコーヒーを3人分淹れました。
ようやくほっとすると、あとは下るだけです。
しかし、今回は、駅まで歩いて、そこから新所原駅まで移動し、また駅から歩き。
疲れた体で、よちよちと歩きましたが、公共交通機関を使った山歩きをしたことがなかったので以外と新鮮で楽しいことを知りました。

そして、縦走はやっぱり楽しい。
やはり、同じ道を戻るより、違う道で降りたほうが楽しかった。
いろんなルートを調べて、縦走してみたいと思いました。
そして、今回はじめての同伴者でしたが、今年からいろんな場所へと一緒に出向くようになると思うので、楽しく長く続けれるようにしていきたいと思いました。が、最初にこの道間違いでは先が思いやられるかも知れませんが、どうぞこれからも一緒に山へと行きましょうね。
次回は、どこの山へと出向きましょうか?