薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

ゴールドフィルター。

2004年11月27日 22時53分54秒 | 食・匂い。
写真がゴールドフィルター。
コーヒーをドリップで抽出する時に、ペーパーを使わなくてもいいドリッパー。
使わなくてもいいというより、使ってはいけない。

ペーパードリップだとコーヒーの油脂分はペーパーによってほとんどカットされる。
ペーパーで抽出したコーヒーには液体の表面に油がほとんど浮かんでいない。ペーパーで濾過されないからです。
しかし、ペーパーを使わないゴールドフィルターは油脂分がそのまま濾過されるので、本来のコーヒーの甘さやまろやかさがある。

欠点もある。ペーパーよりも目が粗いので、微粉も一緒に濾過されてしまうのです。
温かいときはまだ微粉が液体に混ざっていてざらついた感じを受けますが、時間経過と共に微粉は沈殿しその上澄みを飲むのです。
油脂分の多い豆にはこのフィルターが本領発揮するのです。

まるで数千キロもの間、オイル交換をしていなかった車のオイルを交換した瞬間のような違いがあるのです。