花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

政治主導・文民統制と云う名の幻想

2017年12月06日 00時00分00秒 | あさひの六法全書

今日は,過去記事の紹介の前に政治家さんについて少し,書かせて頂きます。剣道の話ではないです(笑)

やはりと言うか,案の定と云った感じで終わってしまいました。

稲田さんも山尾さんも今回,辛うじて当選を果たしましたが,政治家としては大きな痛手であったのは間違いないようです。ここからお二人がするべきことは,後援会組織の強化のみだと考えます。どちらかと云うと山尾さんの方が厳しい環境で政治活動をされて行くことになると思いますが,ひとつ参考とするのであれば戦後の総理大臣で怪物とまで言われ,日本の経済成長を成し遂げた田中角栄さんから学ばれては如何と思います。つまり,政治史上最強とまで言われた後援組織「越山会」に学べです。 

共産党員でありながら越山会には入っていたと云うのですから凄いことです。

その為には,9歳年下の弁護士を参謀に据えたのですから,彼がリスクマネジメントにどの程度,能力を発揮できるのか?に尽きます。山尾さんは元検事,9歳年下の弁護士も法律家ですからリスクマネジメントの能力は今現在,兼ね備えてはいません。そうなると歴史に学ぶことをしなければなりません。歴史に学ぶとは,人の歴史に学ぶことです。歴史年表を勉強することではありません。

下の過去記事でも予測は出来ていましたが,刀ではなく「質問される」能力をピカピカに磨いて下さい。

以下は「2016.10.6」に掲載した過去の記事です。

こんにちは。

国会が開会され,野党は予算質疑でターゲットを稲田防衛大臣に定めているようです。そして,野党から厳しい質疑が続いているようです。私も動画で一通り観ましたが,連日の質疑で少し疲れだしている感じが見て取れます。前にもブログで稲田防衛大臣の就任を受けて少しだけ書かせて頂きましたように,理屈を使いこなせるかどうかとシビリアンコントロール「文民統制」などと云う幻想を捨て去ることです。そして,有能な人材確保に努めるべきです。有能とはどの様な人物像が理想かと申しますと今は「リスクマネジメント」が使いこなせる人物です。そう云った人物を自分の側近として側に置くことです。これしかありません。

東京都知事である小池さんとはタイプが違いますので,相手を呑み込むくらいの器量はないのではないでしょうか。自分の大臣としてのスタイルを早期に確立すること。過去に自分が積極的に発信してきた発言に足元をすくわれないようにしなければ中々厳しいのではないかと思います。稲田防衛大臣の様な方は,前評判がとても良いのです。つまり,期待値が高いのです。しかし,実際に大臣と云う立場になると評価が下がる傾向にあります。自分自身の考えと現実的に大臣としての考えでは雲泥の差があると実感されているかもしれません。又,自分の考えと大臣としての職責の狭間で苦しんでいる様にも見えます。野党からは格好の標的です。

しかし,自分の弱い部分を自覚して,弱さを素直に認め,すべて受け入れることで防衛大臣としても政治家としても強くなれるようにも思います。万が一,稲田防衛大臣のマネージャー的なことを旦那さんがされているのであれば,止めることです。旦那さんには無理です。なぜなら,旦那さんも法律家だからです。つまり,思考回路は同じです。稲田防衛大臣以上のものはありません。

それは,法律家の弱点を理解することにあります。稲田防衛大臣も弁護士出身と云うことですから法律家であります。では,法律家の弱点とは何か?それは,質問「する」ことには優れていますが,質問「される」ことには弱いのです。どの法律家もそうです。

ですから,法律家で大臣になった人で活躍された人はそんなにいないはずです。質疑に真正面から応じると負けるのです。この間まで,民進党の政調会長をされていた山尾さんが良い例です。山尾さんは元検事ですから国会質疑を聴いていても質問の趣旨や理屈などの理論を組み立てることに優れています。要は,尋問させると力を発揮することが出来るのですが,尋問されると答弁に説得力もないのです。稲田防衛大臣も野党の時代の方が輝いていた様に見えます。現在の民進党が与党時代に予算委員会などで展開されていた姿は多くの人をひき付けたと思います。しかしながら,今は違います。与党であり,防衛大臣であります。

当然,攻める側から攻められる側になったのですから,これまでと同じ考えでは論戦にはならないと考えています。今の感じでは,仮に,民進党の山尾さんが質問に立ったら稲田防衛大臣は官僚の答弁書を読み上げることしか出来ず,多くのファンを失望させるでしょう。稲田防衛大臣も山尾さん同様に,尋問することでは力を見せつけることができますが,尋問されると訳の分からない答弁をすることで時間を稼ぐしかないのです。これではリスクマネジメントになりません。誰かの責任にするのが精一杯です。

実に気の毒になってしまいます。

リスクマネジメントの基礎基本は「何の為にするのか」「誰が何をするのか」「そのことで誰が又は,何がどうなるのか」を起案及び立案できる能力のことを言うと私は個人的には考えております。しかし,真に残念ながら,この能力は法律家にはありません。

終戦後,日本を統治した最高司令官マッカーサーが言った言葉を思い出してください「日本人は12歳程度の能力しかない」と言ったことを。そして,このマッカーサーが言った12歳程度の能力とは何を意味するのか?これも私の個人的な解釈ですが,マッカーサーが言いたかったことは「理屈を使いこなせる能力」と云う意味であったと思います。法律家の思考と云うものは常に「要件」と「効果」で出来上がっていますので,そこに当てはめられないと思考が停止状態になるのです。または,逆ギレです。

先日の予算委員会で質問に立った蓮舫さん,辻本さん,福山さん等の質問に応じた姿を御自分で再度ご覧になると良いと思います。本当は,秘書がするべきと思いますが,しないでしょう。

そうなると,官僚の作成した書き物を読み上げるしか出来ません。防衛委員会での会議中の動画にもありました。官僚は大臣を名大臣にすることも出来ますが,叩き潰すことも簡単にできるだけの力を持っているのです。これでシビリアンコントロール「文民統制」が出来ない理由が分かって頂けると思います。専門的な知識を有する官僚と何ら専門的知識を有しない素人の関係を受け入れ,そこから組み立てることです。愚者は経験に学び,賢者は歴史から学ぶと云う言葉を思い出して頂きたいと思っています。

気を付けよう甘い言葉と文民統制 がんばれ!ともちん!拝


   

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝



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