花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

心の鬼が太鼓を叩く 心の鬼が舞を舞う。

2018年02月10日 07時20分47秒 | 怒りの心柱

こんにちは。

今日のカテゴリーは「怒りの心柱」からなのですが,あまり怒りの心柱には降ろしたくないのも正直なところで御座います。人間の心と体は目には見えないところできちんと繋がっているようです。心に怒りを感じてしまうと私の場合,心臓に痛みを覚えてしまったり,鼓動が激しくなります。きっと,心にいる鬼が太鼓を叩いている現われなのだと思っています。誰の心にも鬼は住まい主人である自分自身と成長もしています。そのことが判ってさえいれば,多少の怒りを上手く制御できるのではないかと感じています。

しかし,生きていると様々な怒りに掻き立てられる場面に遭遇してしまうものであります。

今月2月1日から,大変有難いことに労働集約型の企業の業務大改革を任されることになりました。このご時勢に真に有難いことであります。業務大改革での私が担う役割と役目は,和の仕組みを構築することと経営者の後継者を決めることであります。会社の経営者とは事前にカンファレンスを重ねていたので,あとは会社の幹部に1月の末に説明をさせて頂き承認を得ることが出来ました。

改革期間は10年です。業務の改革には10年は必要としませんが,会社の後継者を10年以内にとなると候補者を5年以内に予め決めて置かなければなりません。5年以内に候補者を決め,残りの5年で経営を引き継ぐ段取りとなるのですから10年でも厳しいものがあります。しかし,そうも言ってはいれません。何故かと言うと労働集約型産業は既に大変革の時代に突入しているからであります。その一番大きな要因が人材不足です。そして,人工知能AIの進出とAIとの融合であります。

業務大改革の中で,一番最初に着手した業務は心身ともに疲弊し,言いたいことも何も言えず,ただ黙って働き続けて来た最下層で働いている内外の従業員さんの所得アップと安心して働ける労働災害の組合創設であります。以下の言葉が私の背中を押して下さったみたいです。この言葉は,松下幸之助さんが生前,会社の幹部に良く話されていたようです。わたしも全く同感であります。

つまり,私にとっては,和の仕組みを企業に当てはめることが出来るか否かの挑戦でもあるのです。

きっと,今の時代。企業は利益を上げる為に存在するものである。その利益は当然,企業の株主に還元されて行くもので公益の為,なんて言うのは表面的な理想論である。これが,現代の企業経済の仕組みでもあり,おそらく通説でもあり,誰に聞いてもその様に答えると思います。政治家ですらそう答えるかもしれません。自由主義・資本主義経済ですから当然と云えば当然かも知れません。

しかしながら,わたしは全く違います。可笑しくなるくらい間違っていると思います。理屈にもなっていない低次元の屁理屈レベルです。大体,そんなこと誰がいつ決めたのか?自分の考えも持たず,ただ世間の多勢に流された結果に過ぎません。まさに我良し根性剥き出しで御座います。縁があれば一度,公共の福祉と公共の利益とは何かを議論してみたいと思っているくらいです。

だんだんと怒りの心柱にピッタリとなって来ましたが(笑)これからの社会構造を見据えるととてもじゃありませんが,企業は利益を上げる為だけにあるなんてことは言えない状況に追い込まれて行きます。もう既に追い込まれているのに気が付いていないのかも知れません。これからの企業社会だけではなく,一般的な社会であっても重要な要素はとにかく「和」と「人」です。でなければ,企業の存在する価値は無いとまでは言いませんが,少なくても人に選んで貰えるような企業ではなくなって来ます。

ブラック企業でも何とか正社員の地位を与えてもらいたくて必死に働いている人も多くいます。人をモノと同然に扱い,ほとんど強制労働に近い状況をつくり出し,過労死まで追い込む状態であります。ちなみに,労働法「派遣法」が改正された当時,派遣労働者の会計の名目を御存知ですか?人件費ではなく資材費でした。つまり,物の値段です。これを普通と言える企業は異常なのです。

先ほど,あえて「選んで」と書かせて頂きましたが,ここがとても次世代の企業や社会には大切なのであります。たとえば,今の企業は企業側が人を選んで採用しています。しかし,これからは人が企業を選ぶ時代に入って行きます。そして,人に必要とされない企業は躊躇なく潰れて行きます。昔の様に政治家と裏で結託し,潰れたときの波及性が大きいから潰すに潰せないなんて言い訳は出来なくなります。そんな遠慮なさらずにどうぞ。と言った感じになります。無論,私たちの貴重な税金で救済なんて出来ません。

先ほども申し上げた通り,これから人工知能AIが,私たちのありとあらゆる生活に浸透して来ます。会社でも個別の仕事でも教育でも家庭にもです。政治にも介入するでしょう。司法や行政機関においても同様に入ってくる時代がもうすぐであります。先日も仲間の弁護士と雑談していましたら,これからの弁護士は訴状は書かないと私が云うと仲間の弁護士も同じ考えだと話していました。

判決の書ける裁判官なんて最高裁判所は,既に必要としていないことなんて解り切っている話です。

極端な言い方をあえてすれば,幼児から高齢者まで誰であってもこれからは天才的な頭脳と知能を有することが可能になります。そうなると,世の中はどう変わって行くのでしょうか?本格的な建て替え立て直しが始動します。これまで人をまるでモノと同じように扱って来た人々が最も恐れているのが実は,個人で普通に生活をしている一般人なのであります。忘れ去られて来た人々が復活すると世界は大どんでん返しになって行きます。人類が経験したことのない時代に私たちは否応なく体験して行くことになります。

そのとき,社会は一時様々な分野で混乱することがあると思います。人工知能AIに仕事が奪われるとか言われてくるとも思います。しかし,それは全く逆です。仕事は増えます。インターネットが普及するときも,携帯電話が普及する時も同じようなことが一部の人たちから云われていました。真面目に一生懸命に働いている人こそ,これから本当の意味で活躍できる時代です。

あともう少しです。わたしも頑張ります。皆さまも諦めずに闘いましょう!

続きがあれば,またいつか。拝


 

2つクリック応援宜しくお願いします。

太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝



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