花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

三峯神社の護持を思う。その2

2019年12月15日 14時39分56秒 | 祭祀と和の国

こんにちは。

先日の三峯神社の護持を思う。その1の続きを書かせて頂きたいと思います。

つい,神社や寺院に参拝に行くと護持の視点で観てしまうもので変なクセになってしまっています(笑)案の定,古神道系の神社でもあるここ三峯神社でも同じように,いろいろと護持について考察しながら参拝させて頂くと,やはり気になる点が幾つかありました。その中でも特に敏感に感じたを書かせて頂きます。あくまでも護持の観点ですから良いとか悪いという事ではありません。

※上の写真は,三峯神社の境内です。

神社寺院の護持をする者として一言,言わせて頂けるなら御神水の授与方法について検討した方が良いと感じました。現在,埼玉県神社庁のホームページでお水取りの出来る神社を検索できますが,そこには,三峯神社もお水取りが出来る神社として公開されています。しかしながら,実際は,今現在,御神水を授与することは出来ますが,御水取りは出来ません。このことに対し,検討した方が良いと言っているのではなく,その理由は,別のところにありました。

それは,何故かと申しますと,現在の御神水は社務所にて予め神社側が用意している専用のペットボトルに入っている御神水を参拝者が購入する方法になっています。これのどこが,検討課題なの?と感じられると思いますが,専用のペットボトルに入っている御神水は当然,停留している御水ですから,時期が経過すれば腐りだしてしまいます。

つまり,停留している御水は御神水ではないのです。流れている若しくは,動いている御水でなければなりません。

これは,浄化の意味もありますが,神棚の御水を毎日交換する意味もここにあります。

したがいまして,専用のペットボトルに御神水を入れて販売するのではなく,京都の貴船神社さん同様に空のペットボトルを販売し,御神水は参拝者自身に流れている御神水を直に汲んで頂くことで良いかと考えます。もし,私が三峯神社さんの護持に奉職していたら,真っ先にこの御神水の授与方法について総代会に議案提出します。

それではなぜ,神社側で空のペットボトルを予め用意するのか?

そのことを次回に書かせて頂きたいと思います。拝