花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

神棚は神さまへ向けた意識の顕れです。

2019年11月26日 07時35分37秒 | 豊葦原瑞穂国新聞

こんにちは。

ご自宅の神棚で神宮大麻や氏神さま,ご自身が崇敬されている神さまをお祀りしている方も結構,いらっしゃることだろうと思います。つまり,マイ神社であります。すべては,自分の想念の顕れと云う考えに基づいて言えば,自宅で神棚にお祀りしている神さまは心柱神社の顕れであるとも言えます。自分の心の中の心柱神社が具現化したものが,神棚でお祀りしているお宮であるのです。特別,神棚が大きいから良いとか小さいから悪いとかそういったことが問題ではなくて,自分自身の意識が神さまへ向くと云うことはとても良いことだと思います。ところで,神棚の御宮は伊勢神宮の外宮・内宮でも授与させて頂けることをご存知でしょうか?

伊勢神宮の外宮・内宮の社務所で申し込めば後日,郵送で送って頂ける仕組みになっております。御宮の種類もたくさんあって,中には茅葺屋根の御宮も御座います。実際の現物が社務所に展示してあります。私も伊勢神宮の外宮で授与させて頂きました。伊勢神宮の神棚「御宮」は,伊勢神宮が管轄する工作場で製作されている御宮です。御宮に使われている檜(ひのき)も式年遷宮の御用材の残材であったり,旧御社殿を撤下したさいの御用材であることがあります。綺麗にカンナがけをしているので古さ「時代」を感じることはありません。値段も1000円くらいの御宮から数万円と値段の幅はありますが気持ち「想念」ですからあまり気になされない方が良いと思います。そういったことよりも自分自身の意思で自宅で神さまをお祀りさせて戴きたいと云うことが大切です。

それと,せっかく神さまを自宅でお祀りしていても単に飾っているような神棚もよく見かけます。会社などでも神棚で神さまをお祀りしていることがありますが,ホコリまみれで御水の交換や榊が枯れっぱなしで放置している会社や人もいます。これは絶対にしてはならない最悪な状態です。もし,神棚の護持「お手入れ」が出来ないのであれば,神札を近くの神社へお返して,神棚も撤去された方が未だ良いと言えます。会社や自宅の神棚で神さまをお祀りすると云う行為は,日々の護持「御水の交換など」にあるのです。

そして,その実践的な行動と行為に神さまの神気が寄るのであります。祭祀の本質と言っても過言ではないと思います。祝詞を奉げる事だけが祈りではなく,御水の交換や掃除は欠かすことの出来ない超重要な神事であります。したがいまして,ホコリまみれの神棚に寄る存在も同じような存在しか寄ることが出来ません。祖霊をお祀りしている仏壇などでも同じです。埃や塵が発している波動「電気」が良いものを寄せ付けないのです。何日か前の想念がすべてを具現化すると云う記事を想い出して戴ければと思います。

簡単に言ってしまうと,類は類を呼ぶと云う法則が働き出してしまいます。普段の何気ない行為や行動が実は,自分自身の心の模様「想念」を映し出していると云うのが真実であることがあります。会社や自宅にて神棚で御宮を設けて神さまをお祀りすると云うことも心柱神社が具現化された1つの顕れだと考えることが出来るのではないでしょうか。したがいまして,神棚を掃除することも水玉や榊の水を交換することも自分の心の中の心柱神社を綺麗に掃除していると同じことなのであります。とにかく掃除が第一です。

はじめをはじめとし もとをもととする。by 倭姫命