花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

童心は強烈なエネルギーを放ちます。

2018年05月30日 08時08分08秒 | 怒りの心柱

こんにちは。

今日は,自分自身を奮い立たせるためにも怒りの心柱に降ろして書かせて戴きたいと思います。人の怒りと云ってもさまざまな感情があると思います。怒りと聞くと何だか近寄りがたく,破壊的で破滅論を想像してしまいがちです。確かにそのように考えることも出来ると思いますが,私的には,そう云ったことだけではいと考えています。同時に,そう云った考え方こそ,大人が勝手につくり上げた虚構なのではないかと感じているからです。虚構は虚構で良いのですが,私の考えている怒りとは,もっと純粋な言って見れば童心のような心だと考えているのです。たとえば,困難なことに直面しても自分の信念を貫き通す気持ちも怒りだと思います。

先の見えない社会に,不安なことが多い今の世の中で怒りを以て挑戦してくことの方が逆に難しいことのようにも感じています。心が不安定になってしまったり,心配事が増えてしまったり,経済的に困窮したりと自分の信念を貫き通すことが難しいと想うことも多いと感じるくらいではないでしょうか。古神道に伝わる言葉に一霊四魂と云ういってみれば魂の働きを現わした言葉があります。

前にも確か,記事にさせて戴いたと思いますが,この一霊四魂は「和魂:にぎみたま」「幸魂:さきみたま」「荒魂:あらみたま」「奇魂:くしみたま」と云う魂の働きを分類した考え方でありますが,その内,怒りと云うのは「荒魂」の働きであるのです。困難なことに果敢に挑戦したり,自分の信念を貫き通す強い意思,自分自ら率先して行動に移す勇気も全部この荒魂の働きであります。

こう云った強い想念をわたしは怒りと表現しているのです。しかし,真に残念なことに,大人になるにつけ荒魂の働きは徐々に機能しなくなり,弱ってしまうようです。きっと,理屈で考えてしまい心で感じることが少なくなったことが原因ではなしでしょうか。

特に,小さな子どもは荒魂の働きが盛んで,勢いもあります。小さな体で,よくあんなにエネルギーがあるなと感心してしまうことがあると思います。子どもと遊ぶとそれが良く解ります。大人の方が息切れをしてしまうほどです。幼い子どもが戦隊ヒーローに憧れたりするのも荒魂の働きです。あえて別な言い方をすれば,荒魂とは正義の味方の働きであると言っても良いかも知れません。

子ども達は,みな正義の味方が大好きですから。それは,理屈を知らず,人を疑うことを知らず,純粋に物事を見つめることが出来るからだと感じています。逆に,大人になるにつれ,何でも理屈で物事を判断し,性悪説で人と接し,自分にとって損か得かで善悪を決めて行く訳ですから荒魂のエネルギーが落ちて行くのは当然と言えば当然であります。理屈は誰にでも憶えることが出来ます。

しかし,理屈を憶えて使いこなせる大人がとても少ないのです。つまり,理屈を憶えると理屈に使われてしまう訳です。そのことは法律を学ぶと良く理解できます。理屈は使う為にあるのであって,理屈に使われ支配され出すと自分は頭が良いと本当に錯覚を起こしてしまうものなのです。自分の周りの人たちがみんなバカに見えてくるとようになってしまうと理屈に支配されている証明です。

子どもの頃に戻りたいという想念は,荒魂からのシグナルでもあるのです。

童心は強烈なエネルギーを放ちます。皆で,どんどん放って行きましょう。

国宝とは何物ぞ。宝とは道心なり。by 最澄。

 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝