花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

海を渡った和の仕組み。 Ⅱ

2018年05月10日 17時43分18秒 | あさひの六法全書

こんにちは。

この日は晴天でした。上の写真は,富士山本宮浅間大社です。早速,昨日の記事の続きを書かせて戴きたいと思います。

日本で発祥した和の仕組み「リスクマネジメント」が,海を渡って外国へ行き,いろいろな国家に影響を与え,国家の運営に欠かすことの出来ないものとなり,外交でも国内政策の場でも社会や国民の間でも浸透されて行きました。今では,日本人ですらリスクマネジメントと聞くと西洋人の考え方だと云うことが当たり前になってしまっています。これは本当に残念なことでもあります。

それがよく解かる出来事がありました。それは,東日本大震災が起因した福島第1原発の原発事故です。

日本には,原発の安全神話なんて云う滑稽な話がありました。なんでも神話にしたがるのは何よりも不安定な証拠でもあります。日本と云う国は,アメリカに比べると行政に対する信頼が高い故にもたらせる神話性なのかも知れません。お役所が大丈夫って言ったいるんだから大丈夫だと云う大前提がありますし,御役人がいるから大丈夫と云う安全ではなく,安心感もあるのかも知れません。

これは,アメリカなどの西洋諸国と根本的に違うところでもあります。たとえば,アメリカでは日本とは逆に行政への信頼と云うことよりも司法に対する信頼がとても高いのです。多民族国家であるが故に,法と云うものでしか自分たちが共通して拠り所となるものがないのです。又,権力者は常に暴走する危険があるのだと云う前提もあります。どんな人でも権力を手にしてしまうと暴走する危険があるのだと云う前提です。したがって,憲法や法が自分たちを守ってくれるのだと云うことに繋がって行くのであります。

私個人的には別な思いも考え方もあることはあるのですが,体系的に書くことが出来ずにいます。ただ,言えることは日本人は日本人ではなくなってしまったのではないかと云うことでは多くの人と共有できる悲壮感でもあるかもしれないと云うことです。目に見える物質的なモノよりも,目には見えない精なるものへの畏怖と敬意を重んじて来た過去の日本人たちとは異質な精神構造であります。日本人はいつからこの様な日本人になってしまったのか?それは解かりません。暗く冷たいと云うのは日本人ではありません。

人を思いやり,人に優しく,温かく,人との和を大切にして来た日本人であります。困ったときは,お互いさま云う文化が日本に住む本来の日本人の生活であります。そう言った和の精神「心」を外国の人も憧れていたに違いないのです。外国人の方が,なんだか日本人のような感じすら覚えてしまうくらいですが,わたしたちが日本人であり,日本人としての誇りを取り戻すには,自然を崇拝し祖霊に感謝する祖霊祭祀でしかないのではないかと私はそう思っています。昔は,どこの家にも神棚と仏壇が置いてありました。

その家に住む子どもたちは,誰に教えてもらうわけでもなく自分の目で観て祭祀を学べたのです。

それだけではありません。ご飯を頂くときの「いただきます」さえ大人たちも言えなくなって来ています。

命を頂くことへの感謝の祈りも出来ずに成長して行く子供たちが不憫でなりません。

戦後の統治でGHQの実行したいくつもの占領政策も日本人と云う性質を十分に研究した結果,あのような占領政策を実施したのであります。たとえば,日本人は昔から地域の話し合いを神社でしていました。つまり,神社が地域の人と人との接点であったのですが,これを破壊する為に実施した政策が公民館の建設でした。神社から日本人を遠ざけ離させるための占領政策の一つです。

又,戦後,2DKくらいの家屋をたくさん建設して行くような政策も実行しました。なぜなら,日本人は1つの家の中でおじいちゃん,おばあちゃん,おとうさん,おかあさんと子どもで暮らしていたからです。しかし,こうなると子どもが小さい時に,子どもの面倒(世話)や大切な道徳などの教育をおじいちゃんとおばあちゃんから日本人の子ども達は自然の流れで受けて行くのです。

おじいちゃんもおばあちゃんも孫は可愛くて可愛くて仕方がありませんから,愛情いっぱいに孫の面倒見ます。特に,戦争や貧乏を体験して来たおじいちゃんやおばあちゃんは,自分のような辛い思いだけは孫にさせたくないと云う想いが強いのであります。そこもちゃんとGHQは研究していました。そして,この絆をも破壊するため家族の対話を無くする目的で核家族政策を実施して行きました。日本人は,このような占領政策に見事に嵌って行ったのです。今では,すっかり多くの日本人が当たり前だと感じています。

つづきはまたあしたに。拝

 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

観世音菩薩とともに。花咲あさひ 拝