花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

起業家が実践した禅と実業家が愛した禅寺。

2017年12月04日 00時28分38秒 | 勇気の心柱

 

上の動画は,永平寺入山時の様子の動画です。ユーチューブから借りてきました。

こんにちは。

昨日は,永平寺のことを少し紹介させて頂いたので,今日は,過去に永平寺をご紹介させて頂いた記事を掲載させて頂きます。上の動画は,若き雲水さんが入山のために山門での問答をされている様子です。既にここから厳しい修業が待っていました。

以下は「2016.6.30」に掲載したhttp://blog.goo.ne.jp/kanzeon123/e/74068aedc04c925d417dde2d63ab5017記事です。

お寺続きで恐縮です。今日は,福井県にある禅の里である永平寺を記事にしたいと思います。

突然ですが,三菱財閥の創始者は御存知のとおり岩崎弥太郎さんです。その岩崎弥太郎さんが愛した禅寺があるのを御存知でしょうか?それが,福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗大本山永平寺と云う禅寺です。永平寺のことはテレビで見たり,話を聞いたり知っていると云う方は多いと思いますが,岩崎弥太郎さんと永平寺の関係を知っている方は,とても少ないです。                                                                       

実際に,私の知り合いの曹洞宗のご住職さんでも知りませんでした。少し,永平寺さんのご紹介をしますと永平寺は曹洞宗の大本山で,神奈川県の総持寺さんと並んで曹洞宗の2大「大本山」として若き雲水さんたちの禅の修行の根本道場となっております。                                                                 受付で寺施設の拝観を申し込みますと,伝承部と云う部署から若い雲水さんが参拝者の下へやって来ます。その雲水さんの役割は,参拝者をご案内し,それぞれの伽藍施設の説明をする役割を担っております。慣れていない雲水さんは口ごもったり,噛んだり,言葉が出てこなかったりと直ぐにわかります。                            

ここにも禅僧として大切な修行のひとつが秘められているようです。見ず知らずの人へ伝える御役を担うのです。                        つまり,自分がきちんと理解していなければ,正しく相手に伝えることができない。それには,自分みずからが積極的に相手に分かって貰う為にはどうすれば良いかを学ぶ修行のひとつではないかと考えます。話をすることで,自分自身もさらに理解が深まる。企業の研修なんかでも取り入れていますね。商品の説明や会社の説明などでも。

ちなみに,余談ですが禅の精神を会社の社是や創業者スピリットにされている著名な経営者も多いです。                      松下幸之助さんもその内の一人でありました。アップルコンピューターの創業者もそうですね。ビルゲイツさんも。

そして本題ですが,岩崎弥太郎さんが愛した永平寺との関係はただの宗教上の理由だけではないのです。                  これは秘事なので書けません。それも三菱財閥の根幹に関わる重大なことと同時に三菱を世界的な企業にするために大きな野望がこの永平寺にあります。そして,今でも存在します。ひとつのヒントとなる事柄ですと東京都港区「芝公園」と関係します。                                                                           三菱財閥の岩崎弥太郎さんがなぜ,わざわざ福井県の永平寺をそこまで愛したか?永平寺の伽藍施設は七堂伽藍と云ってそれぞれ重要な無くてはならない伽藍ですが,その七堂伽藍の中心にある仏殿と云う伽藍に岩崎弥太郎さんの御霊をお祀りしております。                                                                        その理由は,この仏殿を再建する際に,岩崎弥太郎さんがお一人で私財を投じ再建されたようです。つまり,お寺の本堂を一人の檀家さんだけで建てるような感じです。そこまでして,岩崎弥太郎さんが愛して止まなかった永平寺は素晴らしい禅の根本道場です。

そして,大自然と祖霊に感謝する古神道の私としては,他にも触れて置きたい場所が,この永平寺さんにはあります。                          それは,白山から流れ出る御神水をお祀りしていると云うことです。御存知のとおり,白山は日本の三大霊山(霊峰)として,太古の昔から信仰の山として崇敬されてきた霊山ですが,白山はとても水がきれいなことで全国的にも有名です。永平寺でも白山から流れ出る水を御神水としてお祀りされている様子に,永平寺は神仏習合以前の形を今に伝えている寺院であると確信致しました。

曹洞宗 大本山永平寺(禅の里まちづくり実行委員会HP)

http://zen-eiheiji.jp/eiheiji/


 

  

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝